東京電力のエントリーシート(ES)の書き方と回答例

東電対策：エントリーシート(ES)の書き方のポイント

東電のエントリーシート(ES)は、東電についてどの程度理解しているかを聞く内容と、自分のこれまでを振り返る内容の2つの要素があります。そのため、しっかりと企業研究をすること、そしてこれまでの経験を振り返り、強みとして伝える書き方が求められます。

自己分析と企業研究を重ねてエントリーシート（ES）を作成する

説明会の参加後にWebからの提出となります。その場で記入して提出するわけではないので、じっくりと時間を掛けて記入する事ができます。提出は期限に間に合えば早さは関係ないので、設問を見てから、経歴の思い返しと企業研究をしっかりと行って作成しましょう。書き方のポイントは東電の求める人物像に対して、自分のこれまでの経験や実績を振り返り当てはめていく書き方をすることです。ここでは、過去に出題されたことの多い設問の例と、それに対する回答例を紹介しているので書き方の参考にして自分なりのエントリーシート(ES)を完成させてください。

東電対策：エントリーシート(ES)の質問例まとめ

・志望動機
・大学時代の研究内容について教えてください。
・自己ＰＲ・在学中に力を注いだ事
・東電が果たすべき使命
・あなたが入社して東電に貢献いたいこと
・あなたの性格や行動のタイプ、座右の銘について、具体的なエピソードを挙げて説明してください。
・あなたは友人からどんな人だといわれますか。

東電対策：エントリーシート(ES)の問題と回答例①

【質問例】
東電が果たすべき使命

【解説】
東電についてどこまで知っているか、きちんと調べているかの理解度を知ろうとしています。東電のHPなどを見て、東電の現状を知り具体的な事実を根拠に書いていきましょう。

【回答例】
安全な手段でかつ、コストを掛け過ぎずに発電を行い、お客様に低廉な電力をしっかりと確保していく事が使命であると思います。東日本大震災以降、原子力に頼らない発電を求められる時代になりました。御社の主力は火力発電ですが、コストが高くなる傾向になるので電気料金が高騰するデメリットがあります。太陽光などのクリーンエネルギーへのシフトを進めていくことと、クリーンエネルギーの弱点である電力量確保の課題をクリアしていくことが重要だと思います。

東電対策：エントリーシート(ES)の問題と回答例②

【質問例】
あなたが東電に入社して貢献したい事

【解説】
入社後の仕事についてどれだけ真剣に考えているが、どこまで具体的にイメージできているかを知ろうとしています。貢献できる内容も重要ですが、どれだけ具体的に掛けるかも重要です。

【回答例】
御社の成長戦略の1つとして海外事業がありますが、私は自分が大学時代の経済学部で学んだ知識と語学力を活かして海外事業で貢献したいと考えています。発展途上国の電力供給を支える事業として国際的な貢献度も高く、大変やりがいのある仕事と思います。

東電対策：エントリーシート(ES)の問題と回答例③

【質問例】
あなたの性格や行動のタイプ、座右の銘について、具体的なエピソードを挙げて説明してください。

【解説】
具体的なエピソードは実績や評価を受けた内容をあげるようにしましょう。また、東電のＨＰを参考にして求められる人物像を想定し、それに当てはまるような自分の生活を強みとしてアピールするようにしましょう。

【回答例】
私の座右の銘は一心不乱です。2つの事を同時にこなすなど要領良く物事をやり遂げることは苦手ですが、1つのことをぶれずに努力し続ける事は得意だと思います。私は高校時代に自転車レースに興味を持ちました。私の高校には自転車部がなかったので1人で練習を続けており、高校時代には成果が上がらなかったので、誰かに評価されることもなければ時には冷たい発言をされることもありました。しかし、私は自分の熱意のままに努力を続け、大学3年の時に市のロードレース大会で優勝する事ができました。高校時代からの練習がなければ達成できなかったことだと思います。心をぶらさずに努力をし続ける一心不乱の精神は私の人間性の柱であると思います。

東電のエントリーシート(ES)の書き方は例を参考にしつつ企業研究・自己分析を徹底する

いかがでしたか？東電のエントリーシート(ES)の書き方と回答例を見てきました。東電のエントリーシート(ES)の書き方では、自己分析と企業研究が大切です。書き方のポイントは東電の求める人物像に対して自分のこれまでの経験や実績を振り返り当てはめていくことです設問の内容は２つで、これまでの経験や人間性についての設問と、東電についてどれだけ理解しているか、入社後の仕事に関する質問の2つです。また、東電のエントリーシート(ES)はWebからの提出になるので、じっくりと考えて書くことができます。提出の早さは関係ないので、設問を読んだ後に調べたり、何度も校正するなどして、完成度を高める書き方をしましょう。ここで紹介している設問例と回答例はここ最近よく出題されている内容です。設問や書き方は、事前に対策しておくと良いでしょう。