公文のエントリーシート(ES)の通過率を上げる書き方と回答例

今回、公文のエントリーシートの書き方のポイントと例を紹介します。エントリーシートを書く上で重要なのは、設問の意図を読み取ること、そして、わかりやすい内容を心掛ける事です。特定の企業に向けた書き方も大切ですが、公文ならではのエントリーシートの書き方を心がけましょう。

教育に対する改善や研究について明確にする

公文のエントリーシートを作る上で重要なのは、「教育に対する改善や研究」を明確にする、という事です。公文は、理念に、「われわれは 個々の人間に与えられている可能性を発見し その能力を最大限に伸ばすことにより 健全にして有能な人材の育成をはかり 地球社会に貢献する」を掲げています。
この、理念に対する自分の思いや考えを交えたエントリーシートを作成してみましょう。以下で紹介する回答例も、それを踏まえたものとしていますので参考にしましょう。

公文対策：エントリーシート(ES)の質問例まとめ

公文のエントリーシート(ES)の質問例を紹介します。
◆自己PRしてください。
◆公文でやってみたいことを記述してください。
◆今までに、最も力を入れて取り組んだことを記述してください。
◆KUMONの仕事を通じて、あなたが実現したいことはなんですか。
◆会社選びで大切にするポイントを教えてください。

公文対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例①

【質問例】
今までに、最も力を入れて取り組んだことを記述してください
【回答例】
私は、大学4年で教育実習に参加しました。4週間という期間で教えることとは何かを学びました。最も力を入れて取り組んだことは、「授業計画」です。企業計画書は1時間の授業を1枚の紙にまとめなくてはいけません。その計画書は、自分だけでなく、誰が見てもわかるものにする必要もあり、苦労しました。頭ではわかっている工程も、文字にするとうまく伝わらなく、また、長くなりすぎて3枚以上になったりと、文章作成に苦労しました。
教育実習の4週間で、文章の書き方から学び、最終週にはしっかりと1枚にまとめられるようになりました。自分の勉強不足から成ったことですが、しっかりと土台をつくる上でも力を入れて取り組みました。

公文対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例②

【質問例】
KUMONの仕事を通じて、あなたが実現したいことはなんですか。
【回答例】
私は、学ぶ楽しさを生徒だけでなく教える側にも伝えたいです。「学校」での学びは限定されていますが、人は死ぬまで学び続けられます。「何を学びたいのか」「どう学びたいのか」を明確にすることで、さらに学ぶことが楽しくなると考えています。
学んだ先で何がやりたいのか、どう生かしたいのかを把握することも、学びを楽しくさせる要素だと思います。仕事を通じて、そういった楽しさを伝えたいです。

公文対策：エントリーシート (ES)の問題と回答例③

【質問例】
会社選びで大切にするポイントを教えてください。
【回答例】
私が会社選びで大切にしていることは「会社が持つ理念」です。そこに、共感できないなら、この会社でなくても良いという結論になり、仕事が続かない原因にもなります。やりたい仕事は何かを分析し、最も近い理念で経営している会社を探し、就職に向かって取り組む流れや、就職後のことを考えた会社選びを大切にしています。

公文のエントリーシート(ES)の書き方は回答例を参考に教育に対する考えやはっきりとした意思をアピールしよう

公文のエントリーシートの書き方とその例について紹介しました。公文は、面白さを追求し伝える仕事をしています。そのため、公文のエントリーシートの書き方で重要なことは、教育に対する研究や改善を常に追う姿勢を伝えることです。何を考え、何をしてきて、何を学びとり、何を求めるのかを整理して伝えることが大切です。エントリーシートで、大きく他の求職者と差は付きにくいものです。今回は、例をいくつか紹介しましたが、人にわかりやすく伝えることこそが何よりも重要です。