宝酒造を受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

宝酒造の主な業務内容は「食料品や食品添加物などの製造・販売」

宝酒造の労働環境についてご紹介します。まず初めに業務内容を見ていきます。
宝酒造は日本食のグローバル化に伴い、日本だけでなく、欧米やアジアなどを中心に世界30カ国以上の国で商品を販売しています。国際的な事業展開を積極的に進めている企業です。その企業の業務内容として、酒類・酒精・調味料・その他の食料品及び食品添加物の製造並びに販売が挙げられます。では、この業務内容を詳しく見ていきましょう。

事務系職種には営業・企画・技術支援といった業務がある

宝酒造の業務内容は職種ごとに異なりますので、確認しておきましょう。職種別の詳しい業務内容として、以下の項目が挙げられます。まずは事務系職種の業務内容をご紹介します。

◆営業
・小売店：スーパーマーケットやデパート、コンビニエンスストアなどの一般酒販店に対して、売場作りや販売戦略の提案などの営業活動を行います。
・卸店：新商品やキャンペーンの情報などを卸店に伝える営業活動を行います。
・海外：商品の輸出、海外関係会社の経営支援・管理、新たな市場の開発などを行います。
・料飲店：居酒屋やレストランなどの料飲店に対して、ドリンクメニューや料理に関する情報・販売戦略などの提供を行います。
・加工食品メーカーなど：加工食品メーカーや惣菜メーカーなどに対して、営業活動や技術支援を行います。

◆企画
・商品企画：マーケティングコンセプトの立案から開発、販売戦略やプロモーション政策などを行います。
・宣伝：宣伝企画の立案や、雑誌など媒体へのプロモーション活動などを行います。

◆事業支援
・事業管理：グループ内の事業の推進、予算の編成と進捗管理・検証などを行います。
・財務：資金計画、調達・運用などの財務関連業務、税務や会計・決算などの経理業務などを行います。
・人事：採用や教育研修、人事考課、労務などのサポート業務を行います。
・コンプライアンス・危機管理：会社全体のコンプライアンスや内部統制、危機管理の統括など、企業活動の遂行と聞きに備えた体制作りを行います。
・環境広報：社外に対するニュースリリースの作成や記者発表の準備、会社案内のパンフレット製作などを行います。

技術系職種は研究開発・製造・SCMの業務がある

続いて、技術系職種の業務内容をご紹介します。

◆技術系
・研究開発：商品企画から生まれたアイディアを商品としてカタチにします。また、商品コンセプトに合わせた味や香り・風味の研究・開発を行います。
・製造：工場で研究・試験、品質分析、設備管理など、カタチになった製品の生産業務を行います。
・SCM：安定した供給体制の構築、品切れや過剰在庫を防ぐための需給調整などを行います。

宝酒造の労働時間は原則7時間30分

宝酒造の労働環境として、労働時間や休日・休暇制度についてもきちんと把握しておきましょう。まずは労働時間について見ていきます。
宝酒造の勤務時間は職種によって異なります。海外は勤務場所によって異なりますが、基本的に本社・支社・研究所は9時から17時30分まで、工場は8時30分から17時までとなっています。労働時間は、休憩(60分)を除いた原則7時間30分です。

完全週休2日制で年次有給休暇なども取得できる

このような労働時間の宝酒造ですが、休日・休暇はきちんと取得できるのでしょうか。
宝酒造は完全週休2日制で、祝日も基本的に休みです。また年次有給休暇、リフレッシュ休暇、産前産後休暇などの休暇制度もあります。
年次有給休暇制度は事前の申請が必要なので、会社規定を把握してから申請しましょう。申請すれば、基本的に休暇が適用されます。

宝酒造の残業時間は一般的な企業よりも少ない

宝酒造の労働時間を見ていきましたが、実際はその労働時間通りに退勤できるのでしょうか。残業時間について見ていきます。
宝酒造の残業時間の明確な数字は、開示されていません。職種によって異なり一概には言えませんが、残業時間を減らす取り組みが行われているので、一般的な企業よりも少ないようです。しかし、繁忙期や業務内容によっては、仕事が深夜まで掛かることになり、残業も多くなる場合があります。この情報は目安程度に覚えておきましょう。

温かい人間関係が労働環境に影響している

宝酒造の仕事はやりがいと苦労がありますが、温かい人間関係があるので、いきいきと働くことができるようです。この社風が、残業時間を設定している所以なのでしょう。
このような社風があり、その環境の中で働くということも意識しておきましょう。

宝酒造の業務内容は食料品や食品添加物などの製造・販売が中心で労働時間は原則7時間30分

宝酒造の労働環境の中から、業務内容と労働時間、残業時間について見ていきました。
宝酒造は職種によって業務内容が異なりますので、ご紹介した内容をよく理解した上で就職活動を行いましょう。
また、勤務時間は職種によって異なりますが、基本労働時間は原則7時間30分となっています。残業削減の取り組みを行っているので、月の平均残業時間は10時間程度ですが、繁忙期や業務内容によっては残業が多く発生する場合もあります。この点をしっかりと理解しておきましょう。
この業務内容や労働時間、残業時間は、企業選びや企業研究の参考にして下さい。