2016年12月12日(月) 更新

デザイン会社の企業インターンシップの概要と仕事内容

インターンシップの定義とは学生が一定期間企業で働くこと

インターンシップとは、学生が一定期間、企業などの研修生や訓練生として働き、その企業での仕事を体験できる制度のことを言います。いわば、本格的な職業体験です。就活を控えた大学3年生や、大学院1年生などが、夏の長期休暇などを利用して参加します。殆どの企業が1~2週間程度のインターンシップを実施します。デザイン会社であれば、1~2週間くらいの企業が多いです。

企業インターンシップを経て将来のキャリア形成を行うことが大切

日本の大学で推進するインターンシップでは、学生が在学中に自分と関係のある専攻や、将来のキャリアに関連した就業体験を行うように指示しています。大学によってはインターンシップが、そのまま単位認定されることもあります。そのため、大学でデザインを専攻している学生や、芸術関係の専門学校の生徒がデザイン会社での企業インターンシップを経て、将来のキャリア形成を行います。

デザイン会社で行われる企業インターンシップは競争率が高い

ここで、デザイン会社の企業インターンシップについてご紹介します。デザイン会社の場合、広告デザインの会社や服のデザイン、大手の大企業から小さい事務所まで豊富にあります。大手のデザイン会社や広告代理店の場合、インターンシップの競争率がとても高く、参加するまでが狭き門になっています。面接対策やES対策は入念に行いましょう。

デザイン会社の企業インターンシップでの仕事内容

デザイン会社のインターンシップでは、将来デザイナー志望の学生を優先的に採用しています。内容としては、

・広告デザインの設計
・グラフィックデザインの設計
・社員との交流会
・社内見学

こういったことが行われます。また、デザインの設計に限らず、アシスタントとしての業務に携われるインターンシップを開催している会社もあります。

デザイン会社インターンシップのメリットは働くときのイメージが湧きやすい点

デザイン会社のインターンシップなら、アルバイトでもいいのでは、と考える人もいるかもしれません。しかし、アルバイトとは全く違います。最も大きな違いは、インターンシップの場合、自分のキャリアに直結しており、自身の成長の糧にできることです。インターンシップを通して、自分が今持っているスキルを確認するとともに、自分が働くときのイメージが湧き、就活の意欲を高める材料にもなります。

デザイン会社側にも良い人材を確保できるというメリットがある

企業インターンシップを開催することで、デザイン会社側にもメリットがあります。たとえば、自分の会社を志望しているのはどんな学生なのかを把握する、大きな材料になります。そして、会社によっては、良い人材を確保するために先に内定を出すところもあります。また、企業のPRにもなります。デザイン会社であれば、インターンシップの選考が難しいため、インターンシップに参加できればセンスがある、企業とマッチングしている、という自信を持つことが出来ます。

学生は企業インターンシップでデザイン会社の雰囲気を知り実務を経験することができる

ここまで、デザイン会社の企業インターンシップについて、内容やメリットなどをお話してきました。デザイン会社を志望する学生は、その多くがアートを専門に勉強しており、企業インターンシップに参加することで、自分のスキルを確認できる大切な機会になります。そして実際に就職するには何が足りていないのか、これから何を勉強すればよいのか知るきっかけにもなります。力試しをしたい方は、ぜひインターンシップに参加してみてください。

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