2019年11月27日(水) 更新

自動車業界の企業に就職する際の注意点

自動車業界は文系でも就職可能

自動車業界は、ものづくりの業界ですので「俺、文系だから無理だよな?」と思ってしまいがちです。しかし、自動車業界の企業は何も理系の人材だけを欲しているのではありません。そもそも、企業というのは「経理プラン」がなければ成り立ちません。そしてその経理プランを組み立てるのが「経済学部」出身の文系の人なのです。また、そうでなくても事務職や広報などといったポジションでは、文章に強い文系の方が有利になるのです。

自動車業界の技術職への就職は理系が強い

ただ、そうとはいえ自動車業界の企業で文系の人が、技術職や研究職などといった理系センスが問われる職種に就職するのは困難です。どうしてもそれらの職種は専門性が問われるからです。文系でも技術職で就職したいと考える学生は、一旦どこかの職に就いてから並行して勉強するのがおすすめです。

自動車メーカーと部品メーカーでは企業によって求められる能力が違う

自動車業界は、日本の技術力で成り立っている業界です。下請けを使っているところが大手企業ではよく見られます。そんな自動車業界ですが、「自動車メーカー」と「部品メーカー」の違いについては、就職活動をしている学生なら頭に入れておかないといけません。自動車メーカーは「各部品メーカーをコントロールしながら、プロジェクト管理をする」ことが求められるのに対し、部品メーカーでは純粋に「ものづくり」をすることが求められ、企業によって求められる能力も違います。

就職では自分に合う企業の検討が大事

現在の自動車メーカーは、上記のように「ものづくり」の現場に立ち会うのではなく「プロジェクト管理をする」のが仕事になっています。新人はプロジェクトの管理とまではいかないかもしれませんが、それでも「リーダーシップがある」人や「経営者チックなことがしたい人」に向いています。一方、部品メーカーでは「コツコツ作業をやれる人」が向いており、職人気質の人が向いていると言えるでしょう。企業側と自分たちのミスマッチを減らすために、就職活動ではそういった点はよく検討しましょう。

自動車業界の企業へ就職するなら普通免許の取得をするとよい

自動車業界の企業に就職する際は、他の業界より普通免許の有無が評価に響いてきます。普通免許がなくても書類審査は通過できると思いますが、就職面接の場では普通免許の有無について問われる可能性が大です。この時には「卒業するまでに取ります」と応対しておけば大丈夫ですが、同じような人が2人いた場合は普通免許の有無が採用に関わってきます。自動車業界の企業に就職を希望するであれば、普通免許は取っておきましょう。

自動車業界を業界研究する

自動車業界は、就活生にとって人気の就職先のひとつです。就活を勝ち進むには、しっかりとした下準備が必要となります。そのためにも、業界研究は必須です。そこで、自動車業界を志望する学生のための自動車業界大研究Bookをご用意しました。この資料には自動車業界の主要企業一覧、各社の業績推移などを掲載しています。無料でダウンロードできるため、自動車業界への就職を目指している人はぜひ参考にしてみてください。

自動車業界に就職するなら自分の能力や向き・不向きに注意して合う企業を選択していこう

それぞれの分野で特徴があるように、自動車業界にも「注意点」が存在します。そして、その注意点は企業によってまた少しずつ変化していきますが、自動車業界では就職前にこれを踏めば、基本的にはタブーをおかしてしまうことはありません。自動車業界といっても様々な職種がありますので、その点は自分の特性とのミスマッチをなくすためによく研究しておきましょう。

イマ就活生に大人気のサービス5選!!

国内最大級のキャリア情報プラットフォーム、キャリアパークの公式アプリが登場!

就活生必見のお役立ち情報が満載!

関連コラム

このコラムに近いイベント

おすすめの就活イベント