2016年11月29日(火) 更新

ハンガリーにインターンを希望する人が注意したいこと

ハンガリーの大部分は平原地帯であり温泉大国として有名

ハンガリーは、やや東よりの中央ヨーロッパ内陸部に位置する国家で、公用語はハンガリー語、首都はブダペストです。インターンで行く際はハンガリー語を知っておくと良いでしょう。ヨーロッパ随一の温泉大国で、国土の大部分はプスタと呼ばれる平原地帯となっています。アジア系の影響を受けているため、人名の表記を姓→名の順にするのが特徴です。インターンする際は注意すべき点もあるのでそれをしっかり踏まえておきましょう。

EU加盟によって治安は良くなったが油断は禁物

ハンガリーは周辺国からの影響もあり、王政から社会主義、そして現在の共和制に至るまで、長く動乱の時代が続きました。共和制以降は政情も安定しており、近年は紛争の類もなく、EU加盟による急激な経済発展もあることから、インターンでは危険を感じる事は少ないでしょう。現在、身体的な暴行被害や、テロなどの被害に巻き込まれる可能性は、東欧の中では比較的低い地域です。しかし、インターン中でも注意しておく必要があります

ハンガリーのインターンでは窃盗被害に注意する必要がある

ハンガリーへのインターンで注意する点は、重大犯罪よりも軽犯罪です。リーマンショックを起因とするインフレーションが原因となり、失業率の上昇、貧富の差が拡大を続け、その結果、治安の悪化が進行しているので注意しましょう。殺人・傷害はわずか約3.6%ですが、窃盗は、なんと52%もあるため、インターン中ではスリや置き引きには注意する必要があります。

スリバスは窃盗被害の多さが報告されているので注意

ハンガリーへのインターンでは、移動手段としてバスを使う事も少なくないでしょう。しかし、スリの主な被害場所となっているのは、観光地に向かうバスや地下鉄の中なのでインターンでは注意が必要です。特に人気の「王宮の丘」へ向かうバスは狭く、各国の観光客で常に混んでいるため、通称「スリバス」と呼ばれるほど、窃盗被害の多さが報告されているため、インターンでは特に注意しましょう。上記でも挙げたように、窃盗などの軽犯罪にインターン中は注意するのが大事です。

ハンガリーでは日本人と分からないようにした方がいい

レストランでの置き引き、ホテル荒らし、写真撮影に夢中になっている間に荷物が盗まれる場合もあるのでインターン中は注意する必要があります。写真撮影時には荷物は邪魔になりますが、手元から離さないという対策が必要です。ハンガリーへのインターンでは、「コンニチワ」と日本語で挨拶されても、英語、もしくはハンガリー語の挨拶で返すようにすることで、日本人だと分からないようにすることも効果的だといいます。インターン中は極力日本人とわからないように注意した方がいいでしょう。

鉄道駅が難民キャンプのようになっている地域もある

ハンガリーへのインターンでは、首都ブダペストの鉄道駅が難民キャンプのような状態になっているのに驚くかもしれません。戦争や苦難を逃れてきた難民の家族たちが布などを敷いた上に座り込んでおり、乳児も含まれているような状況です。階段の吹き抜けでは洗濯した衣類が乾かすためにつるされ、乳幼児の泣き声はやむことがないというのが現実ですが、驚きすぎないように注意した方がいいかもしれません。

ハンガリーでインターンする際は窃盗・ホテル荒らし・置き引きに注意しよう

ハンガリーにインターンをする際は、治安に注意しておきましょう。EUに加盟して犯罪は減ったそうですが、それでも注意は必要です。特に窃盗などの小さな犯罪は多発しているので、あまり日本人だとわからないように注意する必要があります。良い経験になるように、気をつけてインターンしましょう。

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