2019年10月01日(火) 更新

【二留していても就職できる】就活生が知っておきたい内定を勝ち取るためにするべき準備5つ

ニ留が与える就活への影響

ニ留してしまった人が就活をするときに、影響がでてしまうのか不安になっている人も多くいるかと思いますが、実際はどうなのでしょうか。留年をすると就活に不利になるというのは多少なりともあるかもしれません。

しかし、だからといって諦めるのは早いです。キャリアやスキルを重視している企業であれば、留年経験はそれほど影響しないことが多いからです。ところが、就職活動となると多少なりとも影響はでると予想されますが、就職できないわけではありません。

面接官によっては、なぜニ留してしまったのかを聞かれることも少なくはないでしょう。留年経験者の就活生と比べ、留年経験のない就活生の方が企業に選ばれやすいということも、多少なりとも覚悟をしたうえで、諦めずに取り組みましょう。

あなたの面接力はどのくらい?

なぜ二留してしまったのかを聞かれた際、印象を損なわないためには何を伝えればいいでしょうか。面接では面と向かって自己を伝えるチャンスです。伝える内容によっては高評価を得られるでしょう。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてください。

就活では経験を活かせば新卒に勝てる可能性がある

二留した人は、どうしても就活に対して消極的になってしまいがちです。しかし、二留を経験していると、その分ほかの就活生とは違う強みを得ている場合があります。他の就活生とは違う経験を活かせば、新卒にも勝てる可能性があるのです。

二留した理由を説明できれば内定に近づける

まず覚えておきたいのが、必ずしも二留がマイナスな印象になるとは限らないという点です。二留した理由を明確に、面接官や採用担当者が納得できる内容で説明できれば、留年が不採用の決定打になるケースはほとんどありません。二留したとしても、今のあなたが優秀な人材であれば、留年を理由に不採用にすることはないでしょう。

ただ、なぜ留年を二度も経験したのかは必ず聞かれるため、しっかりとした答えを用意しておく必要があります。

二留した理由の説明の悪い例

二留した理由は自分自身が一番わかっているものです。なぜニ留をしたのか聞かれた時に、説明の仕方一つで印象が変わってしまいます。ニ留した理由の説明として悪い例を見ていきましょう。「ダラダラ遊んで留年した」と言ってしまうと、目先のことしか考えることができず、やるべきことをしていなかったとマイナスイメージがついてしまいます。

「就活を先延ばしにしたくて休学をした」と伝えると、嫌なことから逃げてしまう人だというように思われてしまい、仕事をするうえでも同じようなことになるのではないかと重ね合わせられるでしょう。このように、伝え方一つで相手の印象が大きく変わってしまうので、就活をするうえでニ留した理由の説明は、必ず考えておくようにしましょう。

二留した理由の説明の良い例

ニ留したときの理由の説明一つでマイナスイメージを緩和させ、プラスのイメージに持っていくことのできる可能性もあります。そして、これからの改善行動を述べることで、さらに企業に就職してからどのように貢献してくれるのかなど、どんどんプラスの方向に持っていくこともできるので、必ず理由を考えるようにしましょう。

こちらでは、良い例を紹介します。「学びたいことがあり留学した」「学びたいことが変わり転部、編入した」と伝えると、自分の意志を持っていて、何事にも挑戦する力のある人だと良いイメージがつくでしょう。「アルバイトをして学費を稼がないといけないため」「サークル活動を熱心に取り組んでいて、勉学を優先することができなかった」など正直に話すことで、過去を反省し、どうしたいのかの回答次第では、プラスイメージになることもあるでしょう。

なんとなく留年」の場合どうしたらいいのか?

理由を考えても特に見つからない人もいるでしょう。ただ単にテストの点数が足りなかった、授業に出たりでなかったりしていた、よく寝坊していた、遊びたいときに遊んで、アルバイトをしたいときにして理由などは特にない「なんとなく留年」してしまった人の場合はどのように説明したらいいのでしょうか。

なんとなく留年と面接官に伝えると、まず採用してくれる企業は見つからないと思うので、どのようにしたらいいのか見ていきましょう。

言い訳せずに正直に話す

理由が見つからないと言って、だらだらと言い訳をすると面接官は、悪い方向にしかイメージできなくなってしまいます。留年した理由を述べる際、反省を素直に述べると良いでしょう。「学生時代にするべきことは1番が学業ですが、おろそかにしてしまい反省しています」と自分の非を認めることも必要になります。

そして、理由の一つとして、「ボランティア活動に専念しすぎて、学業がおろそかになってしまった」など、理由がある人は、正直に学業がおろそかになったことは、認めたうえで理由も付け加えるとよいでしょう。最後に、これからの改善しようとしていることを必ず述べるようにしておくことも重要です。自分がしてしまった失敗をマイナス面に捉えるだけでなく、この経験を次はこうしていきたいなど、相手に意欲を伝えるのも良いでしょう。

留年を経験してどう変わったかをアピールする

留年をしたという事実は誰にも変えることができません。一留ではなくニ留ですから、面接官に理由を聞かれることも少なくはないでしょう。留年を経験したことで、どのように変わったのかなどを説明できるようにしておくのも、重要なことのうちの一つであると言えるでしょう。

例えば、「留年を経験したことで、自分の悪い思考や行動を見直すことができた」と述べ、それを改善することができ、今後どのようにしていきたいと思っているのかというように、留年の経験を少しでもプラスになるように伝えることもポイントです。マイナスイメージでだらだらと話すと、面接官も留年はやはり良くないことというように捉えられてしまうこともあるからです。留年の経験を経てどう変わったのかを見てもらいアピールすることが重要になるでしょう。

二留経験者が就活を成功させるためにすべき準備

①スキルが身につくアルバイトを少しでもしておく

二留経験者が就活を成功させるためにすべき準備を、ここからは見ていきましょう。最初にしておいてほしいのは、【スキルが身につくアルバイト】です。二留中に何かアルバイトをしていれば大丈夫でしょう。もししていない人は、社会人に必要なスキルが身につくアルバイトをしておくのをおすすめします。そこでの経験が、就活で活かせることも多いためです。

②自己分析をもう一度やり直す

【自己分析をもう一度やり直す】ことも、二留経験者が就活を成功させるために大切なことだといえます。また、自己分析だけで満足せず、友人や家族に分析してもらうのも有効でしょう。「今さら自己分析?」と思われるかもしれませんが、二留を経験したからこそ、改めて自分を客観視する必要があるのです。

③就職エージェントを利用する

就活を成功させるためにも、【就職エージェント】は積極的に利用しましょう。就職エージェントは、今の自分に何が足りなくて、何を直すべきなのかを見極めてくれます。そのほかにも、面接や履歴書の書き方までアドバイスをくれるため、おすすめです。

④ハローワークを利用する

二留してしまった人がすべき準備として、4つ目に紹介するのは【ハローワークの利用】です。ハローワークでは、若者の就職支援を無料でおこなっています。就職エージェント同様、面接や履歴書の書き方についてアドバイスをくれるため、積極的に利用すべき機関だといえるでしょう。

⑤二度と留年しないよう単位をしっかりとる

最後に紹介するのは、【単位をしっかりとる】ことです。就活におけるゴールは、内定先に就職して入社式を迎えることだといえます。せっかく内定がもらえても、単位が足りず卒業できないのでは、頑張った意味がありません。次こそ絶対に留年しないよう、単位をしっかりとりましょう。

就活をするにあたって大切にしたい考え方

二留を理由に就活を諦めない

二留をしてしまった人が就活をするにあたって、大切にしてほしい考え方がいくつかあります。1つは、「二留を理由に就活を諦めない」ということです。「どうせ二留してるから就活してもいい会社には入れない」と決めつけて、就活を諦めてしまうことだけはしないようにしましょう。挫折経験に肯定的な企業(ベンチャー企業など)もあるため、希望を捨てずに就活に取り組むことが大切です。

経験をプラスに考える

2つ目に大切にしてほしいのは、「経験をプラスに考える」ことです。二留したことは単なる事実であって、そこからどう努力して就職するかが大事だといえます。二留しているということは、ポジティブに考えれば、周りの就活生以上に何かしらの経験をしているということでもあるのです。経験をプラスに変えて行動することも、就活を成功させるためには必要な考え方だといえるでしょう。

周りの就活生と自分を比べない

そしてもう1つ大事にしてほしいのは、「周りの就活生と自分を比べない」ということです。二留を経験していると、就活仲間になるのは2つ年下の年代になります。そうなると、どうしても劣等感を抱いてしまいがちです。しかし、周りの就活生と自分を比べても、なんの解決にもなりません。就活にあたって、二留経験者という立場をどう活かすかが大切だといえるでしょう。

二留していても就活は成功させられる!プラスに考えて行動しよう

二留してしまった人が、就活を成功させるためにすべき準備5つを見てきました。二留していても準備さえしっかりすれば、就活は成功させられます。二留している人は、就活仲間が2つ年下になり、劣等感を抱きがちです。しかし、就活を成功させるためにもマイナスに考えすぎず、「他の就活生より強みが増えた」と前向きにとらえて就活に挑みましょう。

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