好きな仕事をするデメリットとは｜メリットと就職前にしておくべき心構えもあわせてご紹介

好きな仕事をすることに賛成の就活生が多い

キャリアパーク会員の就活生を対象に「好きなことを仕事にすることは賛成（反対）ですか？その理由は何ですか？」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の多くは、好きなことを仕事にするのに賛成だとわかりました。その理由として、「やりがいがあるから」「好きなことができるのはいい」という意見があります。仕事に対する考え方や姿勢は人それぞれですが、好きなことをして働きたいと考える就活生は多いようです。ここからは、好きなことを仕事にする長所や短所についてみていきましょう。

好きな仕事をするリスクとは？

好きな仕事は続けられやすい

好きなことや夢見ていたことが仕事である場合、働くやりがいを感じられる可能性が大いにあります。しかし、そこで気になるのが、好きな仕事を長く続けられるのかということです。好きだからこそ続けられるという人もいると思いますが、中には好きなだけでは続けられない、という人もいるでしょう。

悪い面も知っておかないと途中で辞めたくなる

どういった時に、好きな仕事を続けられなくなるのでしょうか。好きな仕事を途中で辞めてしまっては、企業にも迷惑が掛かりますし、次の会社でも良い印象はもたれません。好きなことが仕事であるのは一見良いことのように思われますが、デメリットも知る必要があります。好きなことを仕事として選択する前に、心構えしておきましょう。

就活生に人気の高い業界を知る

「人気21業界丸わかりMAP」は、就活生に人気の高い21業界の200社以上の情報を一気に読むことができます。知らない業界のことでも、少し見聞きしておくだけで、第一志望の業界との関連性が見えてきたり、アイデアが生まれてくる可能性があります。
無料ダウンロードで「業界丸わかりマップ」を読み、就活を有利に進めましょう！

好きな仕事をするデメリット

①仕事が原因で好きなことを嫌いになる可能性がある

好きなことが仕事になって辛い思いをすると、好きなことが嫌いになる恐れがあります。就職先によっては、職場の環境が悪かったり、意にそぐわない仕事をすることもあるでしょう。いくら好きなことでも実際に仕事となれば、現実とのギャップを感じて、辛くなったり飽きたりするかもしれません。

②好きなことがお金になりにくい仕事もある

好きな仕事が必ずしも高収入とは限りません。好きな仕事を選べば、「お金になりにくい・休みが少ない・残業が多い」などの欠点があるかもしれまん。「好きなことならば最初はそれでもいい」と思うかもしれませんが、続けていくうちに不満を感じることもあるでしょう。

好きな仕事をすることにはメリットも存在する

①好きな仕事ならば積極的に努力できる

もちろんデメリットばかりではなく、好きなことを仕事にするメリットも存在します。好きな仕事であれば、能力を高めるために積極的な努力ができます。「好きこそ物の上手なれ」というように、早いスキルアップが望めるため、技術・スキルもあがりやすいでしょう。

②労働環境が辛くても耐えられる

2つめに、好きな仕事だからという理由があれば、労働環境が辛くても耐えられる可能性があります。好きな仕事だから続けたい、という気持ちが保てるほど好きのレベルが高ければ、どんなに辛いことがあっても耐えられるでしょう。

③仕事に対するモチベーションを維持できる

好きな仕事とそうでない仕事だと、どちらの方が仕事に対してのモチベーションを保てるでしょうか。当然、好きな仕事をしている方だと思われます。仕事に対して高いモチベーションを保てれば、クオリティのよい結果が期待できるでしょう。

好きな仕事を続けている自分の姿を想像すると◎

好きだけでは続かない

メリット・デメリットを踏まえたうえで、好きな仕事を続ける自分の姿を想像してみましょう。いくら好きな仕事であっても仕事である以上、おこなった業務に対して責任をもたなければなりません。「最後までその仕事に対して責任がもてるのか」「途中で投げ出したくならないか」を考えて、自分を見つめなおしてみてください。

3年後や5年後の姿を想像する

好きな仕事に就くか迷ったら、3年後や5年後の姿を想像してみましょう。はたして、好きな仕事に対する情熱が続いているでしょうか。せっかく選んだ仕事ですので、後から後悔することは避けたいはずです。好きの程度がどれほどなのか、しっかり考えてから仕事を選びましょう。

好きな仕事をするデメリットを理解して自分に向いているかを考えよう

好きな仕事であっても、働くからには上記のようなデメリットや責任が付きものです。好きな仕事に就く際は、長く続けられる仕事であるか、自分に向いているかどうか、今一度よく考えてみる必要があります。もちろん、足を踏み入れてみないと解らないことですから、やってみてやはり駄目だったというケースもあるでしょう。心構えがあるのとないのとでは結果が異なりますので、ぜひ本ページで紹介したデメリットなどを、仕事選びの参考にしてください。