2020年06月23日(火) 更新
住宅業界・住宅メーカーに受かる志望動機の書き方【例文付き】
この記事の監修者
キャリアアドバイザー
赤塩 勇太大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。
目次
住宅業界の特徴
住宅業界を志望する人に、志望動機の書き方と例文を紹介しますが、その前に業界の研究をしっかりと行いましょう。
志望動機を書くときの材料としても役立ちますので、住宅業界の動向について簡単に紹介していきたいと思います。
住宅業界は生活基盤そのものをつくり上げていく業界
「建設」「住宅」「不動産」業界の仕事は、私たちの社会や生活基盤そのものをつくり上げていく重要な仕事です。そのため、そういった大きな局面でやりがいを感じる人にとってはおすすめな業界とも言えます。
ここ数年、震災や洪水、エコなどの影響もあり、住宅業界では、耐震・耐火住宅、省エネなど、従来の住宅に付加価値をプラスした住宅にニーズがあるようです。
住宅業界では「スマートハウス」に注目が集まっている
ここ最近、特に注目を集めているのが『スマートハウス』です。スマートハウスとは、太陽光発電や蓄電池、住宅機器などをITを使って最適に制御された住宅のことを指します。
消費低迷と少子化の構造的な問題を抱える業界にとって、いかに高付加価値の住宅を提供できるかが生き残りのポイントとなってきています。
現在の日本経済はハウスメーカーにとっての「追い風」
ハウスメーカーにとって、現在の日本経済には3つの好材料があります。1つ目は景気回復。2つ目は建材価格の上昇が一服しつつあること。そして3つ目は政府が「すまい給付金」などの住宅取得支援策を打ち出していることです。
こうした中、各社が力を入れているのが省エネ・環境配慮型の住宅です。東日本大震災後の電力不足を経験して以降、消費者の節電に対する関心は高まっています。中古住宅のリフォーム市場も有望となってきてきます。
差別化にむけた各メーカーごとの特色がある
今後の住宅業界の動向として、この不況化ビジネスシーンにもかかわらず、住宅業界の市場予測は回復傾向にあります。そんな中、各社は省エネや耐震などで差別化を図っている動きがみられます。
また、住宅業界は比較的に景気の初動で影響のある業界でもありますので、国の行政が景気回復に関して力を入れている今、自分の希望する職種やメーカーが「何に力を入れておくのか」を知っておくとよいでしょう。
IR情報から見る企業情報
大和ハウス工業
• 住所:〒530-8241 大阪市北区梅田3-3-5
• 電話番号:06−6346−2111
• 代表者名:大野 直竹
• 設立:1947/03/01
• 市場:東証1部
• 従業員数:16,670人
• 平均年齢:38.5歳
• 平均年収:8,620千円
積水ハウス
• 住所:〒531-0076 大阪市北区大淀中1-1-88
• 電話番号:06−6440−3111
• 代表者名:阿部 俊則
• 設立:1960/08/01
• 市場:東証1部,名証1部
• 従業員数:16,538人
• 平均年齢:41.2歳
• 平均年収:7,950千円
住友林業
• 住所:〒100-8270 東京都千代田区大手町1-3-2
• 電話番号:03−3214−2220
• 代表者名:市川 晃
• 設立:1948/02/20
• 市場:東証1部
• 従業員数:19,159人
• 平均年齢:41.5歳
• 平均年収:8,480千円
飯田グループホールディングス
• 住所:〒163-0246 東京都新宿区西新宿2-6-1
• 電話番号:03−5989−0923
• 代表者名:西河 洋一
• 設立:2013/11/01
• 市場:東証1部
• 従業員数:8,561人
• 平均年齢:42.6歳
• 平均年収:5,790千円
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住宅メーカーの志望動機を作成する際、なかなか良い内容が思い浮かばない人も多いはず。
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住宅業界を目指す人が志望動機を書くときのポイント
住宅業界の業界研究を十分に行ったら、あとは自分がなぜその世界で働きたいと思ったのか、〇〇という企業で活躍したいと考えているのか、もう一度よく考えてみましょう。志望動機につながることを出来るだけだくさん挙げてみるのもいいでしょう。
それでは、住宅業界での志望動機を書くときのポイントについて紹介していきます。
具体的なエピソードを添えた志望動機を
よく志望動機を「その業界が好きだから」という理由を作成しますが、単純に家が好きだからといった志望動機だけでは弱いです。具体的にその理由を志望動機で伝えるのがポイントです。
「どのような家が好きなのか」
「家に関するエピソード」
「家が好きになったきっかけ」
などを書いていきましょう。何か一つ芯となるような要素を見つけておくことが重要です。
志望動機の中には「何に貢献できるのか」を盛り込む
住宅業界の志望動機を書くポイントとして、自分は何に貢献できるのかをしっかりと考えるのも、大切なことです。
企業の面接担当者は「当社に貢献してくれる人材なのか」を見ています。何に貢献できるかはあなた自身が一番分かっているはずです。持っているスキルや特技、人柄など些細なことでも良いのです。そのスキルや能力をどのように住宅業界に貢献できるかを考えて志望動機を作成していきましょう。
キャリアアドバイザー|赤塩 勇太
採用担当者側の視点をしっかり持つことが大切
志望動機で採用担当者が見ているポイントは、入社後にあなたがどんな活躍をしてくれるかイメージできるかです。自己PRなどもそうですが、採用担当者側の視点をしっかり持ち、作成目的を整理しておくと魅力的なアピールができるようになります
自分は住宅業界に向いているタイプか、適性を診断してみよう
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住宅業界に応募する際の志望動機の例文
では実際に住宅業界の志望動機で使える例文を5つ紹介します。これらを参考にしつつ、自分なりの志望動機を自分の言葉で説明できるようにしましょう。
住宅業界の志望動機:例文①
住宅というのは生活をする上で必ず必要なものです。そして、家を購入したり建て替えたり、住み替えたりする時は、結婚や就職等、人生の大きな分岐点になる時です。その大切な時に、住宅選びと言う大きな決断のお手伝いをする仕事をして、お客様のお役に立ちたいと思った事が、この業界の志望動機です。
住宅ほど、購入する事に大きな決断を必要とする買い物は他にありません。購入していただくお客様が失敗したと思われる事の無いように、必要な知識をしっかりと学び、アドバイスできるだけの経験を積み、お客様にいつまでも笑顔で暮らしていただけるように貢献したいと思っています。
住宅業界は、人の一生に大きく役立てる業界です。ご家族や、その子孫の方にまで影響していきます。私も住宅業界の一員となり、数多くのお客様のお役に立ちたいです。そうして、自分が貢献した住宅を一つでもたくさん増やしていきたいです。
住宅業界の志望動機:例文②
私は子どもの頃から「家」というものに非常に興味を持ち続けています。大学を卒業したら、ぜひ住宅に携わる仕事に就職を致したいと、ずっと思い続けて参りました。
そのため、在学中から、住宅業界のホームページの閲覧はもちろん、いろいろなメーカーの実際の家作りの現場などに、足しげく通い、家が出来上がるまでを見学させてもらうほどでした。
このような、いわば家オタクの私ですが、貴社の志望動機と致しましては、とにかく貴社に憧れを抱いたからなのです。
貴社のホームページは、見た目の派手さやインパクトよりも、まず何より誠実でわかり易くいデザインだと思います。そして、わかり易くシンプルでありながら、素晴らしく手が込んでいるホームページの作りはまさに貴社の家作りそのものであると感じております。
住宅業界の華やかなイメージとは裏腹に、貴社が家を作ることに対して、とても真摯でおられることに、とても感銘を受け、貴社の掲げる「誠実で実直であれ」という、短いながらも強い信念を持った理念に身震いがしました。
私は、そのような貴社の素晴らしい住宅を、自信を持って売る営業職に就きたいと思っております。そして、貴社の「誠実で実直であれ」とう理念を体現できる営業マンになることが私の目標でもあります。
住宅業界の志望動機:例文③
貴社が積極的に行っている古民家再生、町屋再生の業務に携わりたい、と思ったことが私の志望動機です。
私は地元である〇〇にはたくさんの古民家、町屋が手つかずのままで残っています。そのような古民家を再生してもう一度地域を活性化させたいと考えています。生まれ育った〇〇で建築に携わり、貴社及び地域に貢献していきたいと考え応募致しました。
設計の経験はありませんが、大工として墨付け、きざみ、増改築等あらゆる施工をしてきた経験をいかすことができると考えております。
住宅業界の志望動機:例文④
私の生まれ育ったところは、△△県の片田舎にある小さな町ですが、今も美しい水と緑に恵まれた小京都のような町です。
数年前の家族旅行で、貴社が開発された街である○○に訪れました。そこには豊かな緑があふれており、そこに建つ住宅の数々が美しい街の景観を引き立てていました。
それ以来、住宅メーカーへの就職を目指して関連科目の勉強にも力が入るようになり、○○○○を手がけた貴社にて、生まれ故郷のような美しい街の建設に携わりたいと願うようになりました。 この体験がまさに私の志望動機です。
貴社の家作りに携わり、私が受けた感動をたくさんの人に体験してもらうことが現在の目標であります。
住宅業界の志望動機:例文⑤
高校時代に、住宅庭園のデザインや設計の勉強をする中で、人々が暮らす空間を快適にする事にやりがいを感じました。それ以来、住宅業界、特にハウスメーカーに興味を持ち就職活動を行ってきました。
その中で、貴社のHPを拝見させて頂いた時「お客様自身が本当に欲しいものに気づいてもらう為に本音で話し合う」と書かれているのを目にして、お客様に本当にいいもを売ろうとしている姿勢を感じ興味を持ったことが、私の志望動機です。
また、日頃から両親の手伝いで地域に配るチラシ作りをしてきました。エクセルやワードを使ったPC業務やアルバイトで培ってきた電話対応等の接客に自信があります。このような事務仕事での経験を貴社でも活かしていければと思っております。
住宅業界・ハウスメーカーは「具体的な体験・企業の特色」を盛り込んだ志望動機を
住宅業界を目指す人は、今からしっかりと業界研究を行い、自分の経験やスキルを上手に入れた志望動機にしましょう。現在、住宅業界(特にハウスメーカー)では他の企業と差別化を図りながら各企業ごとの特色を出そうとしています。そのような企業ごとの特色を理解した上で、志望動機を書くことが非常に大事になってきます。
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