2020年06月30日(火) 更新
【ES(エントリーシート)は手書きかパソコンか】就活生が知っておきたいそれぞれのメリット・デメリット
目次
エントリーシートを手書きする際のポイントとは?
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「エントリーシートを手書きする際に注意すべきポイントは何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- わかりやすく
- 誤字脱字
- 誤字脱字がないか
- 下書きをして、音読をする。誰かに見てもらう。
- 誤字脱字
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「エントリーシートを手書きする際に注意すべきポイントは何だと思いますか?」
アンケート結果を見てみると、多くの就活生がエントリーシート内での「誤字脱字」に注意しているのが分かりますね。そのほかにも「下書きをして音読をする」「わかりやすく」などの回答が寄せられました。他の就活生と差をつけるなら、まずはエントリーシートの書き方から変えていくべきです。本記事ではエントリーシートを書く際のポイントを詳しく解説しますので、しっかり読んで心得ておきましょう。
ESを手書きで作成するメリット・デメリットとは?
メリット①個性を表現しやすい
志望企業に提出するESは、れっきとした書類選考要素の一つです。ESを作成する際は、個性もアピールしなくてはいけません。手書きのESは自由にデザインしやすいため、個性を表現しやすいでしょう。手書きの文章に加えてイラストを描いたり、写真を貼ったりして個性を表現するのがおすすめです。目を引くレイアウトにする工夫は必要ですが、やりすぎには注意してください。
デメリット①間違えても修正テープや修正液が使えない
手書きでESを作成するデメリットとして1つ目に挙げられるのは、間違えてしまっても修正がきかないという点です。パソコンでは、間違えてもデリートキーやバックスペースキーなどを使えば簡単に削除できます。一方の手書きだと、修正テープや修正液が使えないため、効率は悪くなるでしょう。
デメリット②書く人によっては読みにくくなる
もう1つのデメリットとして考えられるのは、書く人によっては読みにくくなる可能性があるという点です。手書きだとどうしても文字の大きさが揃いにくく、文章をまっすぐ書くのが難しいといえます。そうなれば、読みにくいESになってしまう可能性があるのです。パソコンだと文字の大きさはもちろん、フォントも揃えられるため読みにくくなることはあまりありません。そういった点で、手書きにはデメリットがあるといえます。
選考に通過するESは内定者のESを参考にする
大手企業に内定した先輩方は、どのようなESを作成したのでしょうか。内定者の回答から、どのような考え方、アピールをしているのかを把握しましょう。「内定者ES100社まとめ」では、なかなか見ることのできないESを100社分ご用意しました!ANA、トヨタ、三菱東京UFJ銀行、伊藤忠商事、サントリー、IBMなど、就活でも人気が高い企業のES無料でダウンロードできるため、内定者の回答だけでなく設問の確認がしたいという就活生にもおすすめです。
ESをパソコンで作成するメリット・デメリットとは?
メリット①手書きに比べて時間短縮できる
パソコンでESを作成する大きなメリットは、手書きに比べて大幅に時間短縮できるという点です。手書きとは違い、間違えたとしてもパソコンならすぐに修正できるため、効率はとても良いといえます。一から書き直す手間が省けるため、かなりの時間短縮になるでしょう。
メリット②文字の大きさなどを揃えられるため見やすい
パソコンでESを作成するもう一つのメリットとしては、強調したい文字の大きさなどを簡単に揃えられるため見やすいという点です。手書きでも大きさは変えられますが、大きすぎたり小さすぎたりすると、どうしても読みにくくなってしまうでしょう。パソコンなら簡単に変えられて、きれいに揃えられるため見やすいESになります。
デメリット①企業によっては「熱意がない」ととられる可能性がある
ESをパソコンで作成するのには、もちろんデメリットもあります。1つは、提出する企業によっては「熱意がない」ととられてしまうリスクがある点です。パソコンが普及するまでは、手書きでの作成が当たり前でした。したがって、人事担当者がパソコンで作成されたESに慣れていない可能性もありますし、パソコンでの作成を「手抜きだ」と感じてしまうかもしれません。これは企業によりますが、パソコンでのES作成には、少なからずリスクが伴うということは頭に入れておいた方がよいでしょう。
デメリット②間違えてデータを消してしまうかもしれない
パソコンでせっかく作成したESのデータを、間違えて消してしまうかもしれないというデメリットも挙げられます。パソコンでの作成は非常に簡単で、タイピングなどに慣れている人なら1時間ほどで仕上げられるかもしれません。しかし、せっかく作っていても間違えて消してしまったり、何らかのトラブルでデータが消えてしまったりしたら、最初から作成しなければならないのです。
手書きのESでより魅力的にアピールするためのコツ
①手書きで作成する場合は丁寧な字で書く
エントリーシートや履歴書は、読みやすい・丁寧な字で書くのが最低限のマナーです。手書きで作成するといっても、何も「美しい字」を書く必要はありません。字が上手くなくても、丁寧に書いたかそうでないかは見れば分かるものです。トメやハネは正確に、まっすぐな線はまっすぐ書くなど基本的な部分を守れば印象はグッとよくなります。
また、略語の使用はNGです。履歴書やエントリーシートには、正式な言葉と文字で書くようにしましょう。
②文字は大きめを意識して書く
手書きで作成する際には、強調したい内容を大きい文字にするなど、文字の大きさも個人のセンスでコントロールして問題ありません。しかし、文字が小さ過ぎるのはNGです。エントリーシートに盛り込みたい情報が多いために、小さい文字で書く人がいますが、相手が読みにくいような文字は避けましょう。限られたスペースで、いかに上手くアピールするかも重要なスキルです。
③定規で薄い線を引いて書く
手書きでESを作成する際は、文章が波打たないよう定規で薄い線を引いてから文字を書いた方が、きれいに仕上がります。ESは、パッと見たときに「読みたい」と思ってもらえなければなりません。文章が波打っていると全体のバランスがとりづらく、結果的に読みづらいESになってしまう可能性もあるのです。定規でまっすぐな線を引いてから文字を書けば、文章が波打つことはなくなるでしょう。
パソコンで作成してもいい場合もある?
IT企業などではパソコンでのES作成が推奨されるケースもある
ここまで、手書きで魅力的なESを作成するコツをご紹介しましたが、IT企業や外資系企業など、パソコンをよく使う業界ではパソコンでの作成が推奨されているケースもあります。その場合は企業側から指示があるはずですので、パソコンで作成するようにしてください。指示がない場合は、IT企業などに対しても手書きでESを作成してもよいかもしれません。
パソコンで作成する場合は文字サイズやフォントに注意
企業から指示があってパソコンでESを作成する場合は、文字サイズやフォントに注意してください。提出書類は、基本的に「フォントは明朝体かゴシック体」です。文字サイズに関しては、全体のバランスに合わせるようにしましょう。強調したい部分を大きくするのは問題ありませんが、あまりに大きすぎる・小さすぎるといった状態にならないよう注意が必要です。
ESは手書きの方が主流だが業界によってはパソコンで作成した方がよい場合もある
ESの作成は手書きとパソコンどちらがいいのかという点について、メリットとデメリットを合わせて見てきましたが、いかがでしたか?基本的には、手書きでのES作成が主流だといえます。しかし業界によってはパソコンで作成した方がよい場合もありますので、臨機応変に対応していきましょう。手書きで作成する場合も、パソコンで作成する場合もそれぞれ注意点がありますので、意識して魅力的なESを仕上げるようにしてください。
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