2020年06月29日(月) 更新

内定式・懇親会で自己紹介や挨拶の内容【例文あり】

内定式とはどんなもの?

内定式での自己紹介スピーチや挨拶文の例文を見ていく前にまず、内定式は何のためにするのか、内定式では具体的に何をするのか、といったところを押さえておきましょう。

就活生と会社の意志を通い合わせることが内定式の最大の目的

内定式は主に10月1日に行われます。その日に内定者と企業がしっかりと内定の約束を交わし、4月1日から一緒に働きましょう、と意志を通い合わせることが内定式の最大の目的です。
内定式の内容は主に内定者懇親会や授与式、内定先企業の役員や採用責任者の挨拶といったものが一般的だそうです。内定式では内定者同士の顔合わせや、入社意志の確認といった目的もあるそうです。

内定式での自己紹介に悩む就活生が多い

■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/26~1/29
■投票数:438

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「内定者懇親会での自己紹介・挨拶を悩まずにできますか?」という質問に対して、34.1%の人がYes、65.6%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ) 就活で自己紹介はやり尽くしているかもしれませんが、そうはいっても内定式や懇親会での自己紹介で悩んでしまう就活生の方は多いようです。もちろん、それは仕方ないことなので気にすることはありません。しかし、内定式や懇親会での自己紹介は今後にとって重要なので、どんな挨拶をしたら良いのかは知っておきましょう。

内定式での自己紹介・挨拶で新入社員の今後が決まる

内定式は上司や先輩との初顔合わせの場でもあります。そのときの言動次第で、あなたに対する印象が決まってしまうかもしれません。人の第一印象というのは強烈なもので、その後付き合いが深くなってもなかなか覆らないものです。社会人一発目となる内定式での自己紹介・挨拶は、気合いを入れて臨みたいところです。内定式で気を付けるポイントについて簡単に紹介します。

内定式では元気な自己紹介・挨拶で印象良く

内定式は初めて社内の人や同期と接する機会なので、元気な挨拶や自己紹介で印象良くしておきたいものです。気をつけたいのが、周りに悪い印象を与えないという点。
就活が終わると、どうしても気が緩んでしまいます。緩みすぎて調子に乗り過ぎないようにしましょう。ヘアスタイルや服装、自己紹介や挨拶はあまりハメを外さないよう無難に留めておきましょう。内定式で悪い印象を与えてしまうとそれ以降もずっと悪い印象が残ってしまうものです。

内定式には学生気分で行かない

特に夏休み明けのこの時期、内定も決まり髪色を明るくしていたりネイルをしている学生は注意が必要です。内定式までには忘れず就活スタイルに戻し、身だしなみを整えておきましょう。内定式に参加する段階では、内定者は学生ですが、内定式という場は社会人のための集まりです。内定が決まって、一番ハメを外したい時期かもしれませんが、内定式にも学生気分で行くようではいけません。会社の一員として見られているという心構えで、参加することが大切です。

内定式こそ気合を入れて希望配属先などをアピールしよう

企業によって、スピーチに対する考え方は異なると思いますが、採用面接から久々に内定者と会う機会ですので、改めて「どのような人だったのか」を知る機会でもありますし、ちょうど企業内ではこれから先配属先や初期研修プログラムを考えようというタイミングです。「受かったから何でもいい」ではなく、入社後が本番なので内定式のタイミングでも自分自身、場合によっては希望配属先などをしっかりとアピールすることを心がけましょう。

内定式の自己紹介・挨拶でスピーチすべき内容

内定式の意図や注意点については分かって頂けたと思いますが、内定式ではどんな挨拶をするのが適切なのでしょうか。内定式の細かいプログラムや雰囲気などは企業によって違うとは思いますが、内定式での自己紹介・挨拶でスピーチすべき内容のポイントを知っていれば、どこの企業の内定式にも使えます。
ここでは内定式の自己紹介・挨拶でスピーチすべき内容について見ていきましょう。

自己紹介・挨拶はポジティブに

内定式や内定者懇親会の挨拶や自己紹介では、これからこの会社で精一杯頑張るといった姿勢を伝えればいいでしょう。今後の抱負や仕事や業務においての夢を伝えてもいいと思います。基本的にポジティブな話題であれば何を話してもいいと思います。また、内定式・内定者懇親会での挨拶や自己紹介は、内定者同士の交流が目的です。あまり緊張せずに話してみましょう。

内定式・内定者懇親会の自己紹介は簡単なもので大丈夫

内定式や内定者懇親会での自己紹介は、一人当たり大体1~2分程度と考えておくといいでしょう。名前、出身大学・学部などは、最低限伝えるべきです。その後の話題は自己PRで話したようなものを話すのが無難でしょう。例えば、学生時代に○○に取り組んできたので、その経験を活かして、今後事業に貢献できるようにしたい、といった内容です。

【例】内定式での挨拶・自己紹介といったスピーチの参考にどうぞ

内定式での自己紹介や挨拶について、どういった事を話せばいいのか何となく分かって頂けたと思います。ただ、まだ話す話題が固まっていない人や、どんな感じで自己紹介・スピーチすればいいのか不安だという人のために、ここでは内定式での挨拶・自己紹介でのスピーチの参考に出来る例文を紹介します。内定式・内定者懇親会の自己紹介や挨拶のスピーチで、自分なりにアレンジして使ってみてください。

自己紹介・挨拶の例:日常の話題を気張らずに話す

■例①「先輩方から教えてもらった内容をいち早く覚えていきたいと思います。また、自分にしかないスキルを身に付けることで、なくてはならない存在として会社に貢献していきたいと思っています。」

■例②「学生時代には○○部に所属していました。悩むよりまず行動する、がモットーです一日でも早く仕事を覚えられるよう頑張りますので、皆さまどうぞ宜しくお願いします。」

■例③「趣味で△△をしています。もしどなたか嗜まれる方がいらしたら是非お声がけださい。本日は、諸先輩方から励ましのお言葉を頂きました。頂いた言葉を胸に身を引き締めてあん馬っていきます。一日でも早く仕事に慣れ、皆さんの期待に添えるように頑張ります。わからないことも多々ありますが、ご指導よろしくお願いいたします。」

内定者の代表として挨拶・スピーチする際の例文

ではここで、内定者の代表として内定式で挨拶・スピーチする場合の例文を挙げてみようと思います。

「この度、内定をいただきました○○と申します。内定者代表として挨拶させていただきます。

これから社会人としての生活がスタートする訳ですが、一日も早く会社の業務に慣れ、会社の戦力となれるよう一日一日を有意義なものにしていきたいと思っております。

また、私たちはこの会社では一番の若輩者ではありますが、若さゆえのパワーを生かしてフレッシュな風を吹き込むような存在でありたいと思っております。至らない点など社員の皆さまにはご迷惑をおかけすると思いますが、ご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。これからどうぞ宜しくお願い致します。」

内定式の自己紹介・挨拶のスピーチで気をつけること

内定式での挨拶や自己紹介のスピーチは和やかな雰囲気ならば少しジョークをまじえても大丈夫です。しかし、厳かな雰囲気なら真面目な話題にしましょう。奇をてらわず無難にまとめることが一番です。
ここでは内定式の挨拶や自己紹介のスピーチで気を付ける事を見ていきましょう。

挨拶・自己紹介でもっとも大事なのは、場の空気を読むこと

内定式や内定者懇親会の挨拶や自己紹介のスピーチで気をつけたいポイント、それは場の空気を読むことです。笑いを取る雰囲気ではない自己紹介の場で、無理に笑いを取ろうとするのはNGです。
自分の発言で、どんな事態が起こるのかを想定しながら話しましょう。場の空気が読めず、周りに悪い印象を残してしまいかねません。

基本的に当たり障りのない話題であれば問題はありません。内定者同士の交流のきっかけになるような話題が話せればいいので、軽い気持ちで話題を考えればいいでしょう。内定式までに時間があるので前もって考えておくと焦らずに済むでしょう。

盛り込むべきでない「NGな内容」を確認しておこう

内定式の挨拶や自己紹介の内容で話してはいけない話題、それは自慢話です。
個人的な話や不幸自慢などは、他人の話になるので、面白く思う人はあまりいません。他にも、自分を下げるような話、芸人のネタ(下ネタも含む)などの軽いものは避けてください。そういった話題は入社後に様子を見ながら出していくものです。内定式では社会人らしく常識の範囲で対応するのが好印象を持ってもらえるでしょう。

内定式で自己紹介・挨拶のスピーチをする時は「無難」を心がけよう

内定式や内定者懇親会での自己紹介・挨拶のスピーチで大切な点は、話題をきちんと考えておくことと、場の空気を読むことです。スピーチをする際は、避けるべき話題を把握しておくことが大事になってきます。簡単に言えば無難なものでまとめてしまえばいいのです。内定者は、内定式や内定者懇親会、事前研修や内定先の内定者サイトなど、何かと自己紹介や挨拶をする機会が多いものです。
幸先の良いスタートを切れるように、今回紹介した例文を参考にしつつ、自分らしい挨拶・スピーチを考えてください。

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