2019年10月08日(火) 更新
面接官が聞いてはいけないタブー質問3つ【理由解説付き】
目次
就活生はプライベートな質問をあまりされたくない
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接官が就活生に”聞いてはいけないと思う質問”は何ですか?理由も教えてください。」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- プライベートなこと。
- 恋人いるの? コミュニケーション能力の見るためだろうけど、あえて作らない人も頑張っても作れない人もいるから
- 内定が出てもまだ就活するか。
- 奇をてらったもの、意図が分からないもの、面接に意味を見いだせなくなるから
- 奇をてらったもの、意図が分からないもの、面接に意味を見いだせなくなるから
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年2月23日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接官が就活生に”聞いてはいけないと思う質問”は何ですか?理由も教えてください。」
アンケートの結果から、就活生はとくにプライベートに関わる質問はされたくなく、面接官もするべきではないと考えていることが分かりました。
中でも「恋人いるの? コミュニケーション能力の見るためだろうけど、あえて作らない人も頑張っても作れない人もいるから」や「家族構成。働くことに関係ないから」など、質問自体の本質がズレており、聞いたところで仕事には関係ないものだと思っているようです。
そこでこちらの記事では、面接官が聞いてはいけないタブーな質問を理由と解説付きで紹介しますので、ぜひ就活生も知っておきましょう。
就活面接でタブーな質問①:履歴書に記載していない家族・交友関係
![](https://careerpark.jp/imgs/resize/article_element_items/107355/businessman-598033_640.jpg?height=440&quality=60&width=760)
採用面接を受けている就活生本人以外に関する質問やプライべートな質問はタブーな質問です。具体的なタブーな質問ですが、履歴書に書いてある以外の家族の踏み込んだ質問や、家族の職業、恋人の有無などは、就活の採用面接といえどもタブー。特に交際相手に関する質問は、女性の応募者に対して聞かれることが多いようです。
面接官が質問してはいけない理由:法律に抵触するリスクがあるから
厚生労働省では、公平な雇用が行われ職に就くうえで差別が内容こういった決まりがありますので、質問の内容次第で法律に抵触する可能性があるわけです。面接官としては、採用した途端、結婚や妊娠といったケースになるのを避けたいという思いがありますが、この手の質問を面接官がするのは昔は許されていたとしても昨今ではタブーとされています。
就活面接でこの手の質問を繰り返していると応募者から抗議されたり、ネットやメディアで取り上げられて企業イメージを多く損なうというリスクもあります。また、交際相手の有無で採用の可否を決めることは法律に抵触します。就活生には、家族交友関係の質問は限度内でしましょう。
就活面接でタブーな質問②:思想・信条を問う
応募者の思想・信条を理由に採用可否の決定は、差別の一種です。職業安定法でも思想・信条による就職差別は禁止されているので、この手の質問は採用面接ではタブー。思想・信条の質問とは、たとえば就活生に対して宗教や宗派を問うことなどです。
現在、宗教は非常にデリケートな問題になっておりタブーな質問であり、信仰自由の人権はきっちり法律で守られています。ですので、宗教などの思想や信条には、慎重に取り扱う必要があります。そのため、採用活動では、面倒事は避けたいという意識が働き、「○○教の方はとりたくない」という意識が企業側・面接官に起こりやすいのも事実です。
面接官が質問してはいけない理由:大きなトラブルに発展する可能性があるから
しかし、とくに外国人の応募者にこれをしてしまうと、これまで起きなかったようなトラブルが発生してしまうおそれがあり、最悪の場合国際問題に発展してしまいます。また、同じ理由で就活生の愛読書や購読している新聞を就活面接で問うのもタブーです。愛読書や新聞には、その人の思想や信条、嗜好が大きく反映されているからです。
就活面接でタブーな質問③:労働契約に関係ないプライベート
![](https://careerpark.jp/imgs/resize/article_element_items/107368/job-interview-437026_640.jpg?height=440&quality=60&width=760)
応募者のプライベートに関わる質問にもタブーがあります。たとえば、本籍地や親や本人の資産状況の質問です。特に多いのが、就活生の実家が持ち家かどうかの質問です。これは企業側に、住宅手当が必要な応募者はなるべく避けたいという意識があるために出てくる質問でしょう。しかし、持ち家か否かをはじめとした資産状況は労働契約になんら関わりがない質問なので就活面接ではタブーです。
面接官が質問してはいけない理由:差別につながる場合があるから
また、就活生の本籍地を問う質問は、そこまでの意図がなくとも部落差別などの問題があるので、面接でこのような質問をしていることが世の中にばれると企業イメージが大きく損なわれてしまいます。
プライベートでは、趣味や余暇の過ごし方に深堀した質問もタブーといえます。プライベートで、採用の可否が分かれるという印象を応募者やその先にいる世間に与えてしまいます。
正規の面接評価シートで確認する
通常であれば面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。
就活生とのトラブルになるので面接官が家族・思想・プライベートに関する質問をするのはタブー!
面接官が聞いてはいけないタブーとされる3つの質問とその理由についてみてきましたが、いかがでしょうか。タブーとされるのは、就活生の家族・交友関係、就活生の思想信条、就活生のプライベートの三点です。
以前は就活面接でどのような質問があったのか、世間に広まるリスクはほとんどありませんでした。しかし、ネットが普及し誰でも情報発信ができるようになった現在、タブーとされる質問をしたときのリスクは以前の比ではありません。企業や面接担当者には、就活生に対して面接でタブーとされる質問をしないための注意が必要です。
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