2021年08月25日(水) 更新
技術職の志望動機の書き方ポイント【参考例文3選付き】
目次
技術職を目指す就活生は「持ち味」を活かして作成する人が多い
キャリアパーク会員の就活生を対象に「技術職を目指す方!志望動機のポイントってありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 大学での経験や知識をどう活かすことができるのかをしめすこと。
- 自分の能力を最大限に活かすことができる.
- 持ち味を活かせる
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「技術職を目指す方!志望動機のポイントってありますか?」
技術職を目指す就活生の皆さんからは「大学での経験や知識をどう活かすことができるのかを示す」「自身の持つ能力が仕事でも最大限活かせる」ことを志望動機に含めるとの回答がありました。
技術職は営業や事務などの職種に比べ、これまでに得られた知識やテクニックが十二分に活かせます。就活生の皆さんもそのことを意識して志望動機に含めるようです。技術職希望の就活生が志望動機でアピールできる要素について考えてみましょう。
志望動機作成のためには技術職と技能職の違いを明確にする
技術職に就職する為にまず必要となるのが、志望動機です。しかし、志望動機を魅力的に書くには、その職業についてよく知っておく事が重要になります。
技術職と似たような言葉に技能職がありますが、両者の違いは何でしょうか。志望動機を書く前に、技術職と技能職の違いについて確認しておきましょう。
技術職は専門知識を使って管理し技能職は労働力を使った実務をする
技術職とは、専門学校に通うなどして、専門知識を使って知識を提供して働く職業の事をいいます。また、技能職とは、労働力を使って実務を行う職業の事をいいます。
技術職と技能職はなんとなく違う事は分かっていても、明確な違いを理解していない人が多いので、志望動機を書く際には注意しましょう。次項で具体例を用いて技術職と技能職の違いを説明します。
具体例を用いた技術職と技能職の説明
下記の具体例は土木工事の場合の、技術職と技能職の違いを説明したものになります。前項の説明で理解できなかった人はこちらの具体例でイメージを深めましょう。
技術職と技能職
- 技術職 施工管理をする職業の事を指します。施工管理は、具体的にはコンクリートを使う時に温度や水分量などを管理する事をいいます。専門知識を使って、現場で事故が起きずに安全に作業を進める事ができるよう指示を出したりして、現場の管理をするのが仕事です。
- 技能職 実際に現場で作業をする職業の事を指します。現場での作業には、具体的にはコンクリートを流し込む事や、流し込む為の型を作る事、コンクリートを車で運ぶ事などがあります。このように、現場で技能を使って作業するのが技能職の仕事になります。
志望動機が書けない時は、志望動機ジェネレーターを活用してみよう
技術職の志望動機を作成する際、なかなか良い内容が思い浮かばない人も多いはず。
そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。
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技術職の志望動機を作る際のコツとは
技術職と技能職の違いを理解したところで、いよいよ志望動機の作り方に入ります。就活を有利に進めて行く上で大切になってくるのが、この志望動機になります。
まずは、ここで技術職の志望動機を作る際に気を付けるべきポイントやコツを見てみましょう。はたして、技術職の志望動機で気をつけるポイントとはどんなものなのでしょうか。
自分が就きたい技術職は何かを明確にしておく
技術職といってみても、現代のビジネスシーンでは、様々な技術職があります。
そこで大事になってくるのが、どの技術職につきたいのかを明確に伝えるという点です。
■CAD
■建築士
■企画
■開発、実験
■解析、分析、施工管理等の、専門職での頭脳労働を言います。
身体を使う職種では以下の職業があります。
■理・美容師
■整体師
■自動車整備士
■建築関係等、作業系
などなどあると思いますので、どの職種につきたいのかという明確な意思を伝えるのはとても重要なポイントです。
志望動機でアピールするコツ
すでに資格や技術を持っている人、未経験でチャレンジしようとしている人、技術職志望にもいろいろな方がいると思います。他の仕事と違って技術職を志望する場合、どのような点を志望動機に盛り込むべきなのでしょうか。
未経験なら積極的な姿勢を見せる事で好印象に
経験者・有資格者を歓迎する会社はやはり多いと思います。ですが、未経験者であっても、前職でも技能を習得する事に一生懸命に取り組んだ事を示すと、面接官に好印象を与える事ができます。
関連する資格取得など、知識・技術の両面に関して積極的な姿勢をアピールしましょう。また、受身の姿勢ではなく、技能やコスト面について意識を持って業務の改善をしてきたことが伝わるように書けばあなたの想いは伝わります。
組織の一員としての適応能力もアピールしよう
技術職だからと自分のスキルや能力ばかりアピールしてもいけません。組織の一員としての適応能力もアピールしましょう。どんな職種でもどんな企業であっても、基本的にコミュニケーション能力は、社会人として求められる能力ですので、コミュニケ―ション能力をきっちりとアピールしていきましょう。
熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます
何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。
無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。
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技術職の志望動機の例文
専門の技術とともに、同僚や得意先と上手く関係を築けるコミュニケーション能力などもアピールすると、より強力になるようです。具体的に技術職の志望動機はどう書けばいいのでしょうか。これから紹介する技術職の志望動機の例文を見て参考にしましょう。以下、技術職の志望動機の例文です。
技術職の志望動機の例文①
即戦力と企業理念への共感をアピール
電気通信分野でサポートエンジニア、マーケティング、開発業務で培った経験を、御社の工場エンジニアとしての業務で即戦力として貢献出来ると考え、応募させていただきました。
また、環境問題に常々関心があります。そんな中で、貴社のホームページを拝見し、企業理念に感銘を受けました。この業務を通して、工場にある機器の保守・管理や、業務を効率的に進めるなど、貴社に貢献していきたいと考えています。
技術職の志望動機の例文②
企業研究とOB訪問で熱意をアピール
私が御社を志望した理由は、高速エレベータなど「世界初」に挑戦し続ける姿勢と、それを実現する高い技術力に魅力を感じたからです。OB訪問をさせて頂いた○○様から、御社の仕事は大変ではあるが、多くの人の役に立て、非常にやりがいのある仕事だという話を聞きました。そこで、私もエレベータを通じて多くの人を支えていく中で、やりがいを持って仕事に取り組み、いつかは「世界初」と名のつく製品の開発を担当したいと考えております。
技術職の志望動機の例文③
前職と関連する専門の知識と熱意をアピール
前職ではWEBディレクターアシスタントの仕事をしていたのですが、より専門的な知識や経験を積み、お客様の要望にマッチングするようなシステム開発をしたいと考えるようになり、この度志望致しました。また、システムの運営につきましても、知識やスキルをさらに磨いて対応していきたいと考えています。
技術職の志望動機を作る際は例文を参考に積極的な姿勢で組織への適応力もアピールしよう
今回は、技術職に就く為の志望動機のコツと例文について紹介しました。技術職は専門技術を身に付けている方は、その技術を志望先企業といかに結び付けられるかを中心に志望動機を組み立てるのがいいようです。
志望動機の例文を参考に、技術職の志望動機を完成させてください。
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