2020年06月26日(金) 更新

税理士事務所・会計事務所の志望動機の書き方と例文

学生が思う公認会計士や税理士の一番の魅力はお給料

■調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/16
■投票数:100

本記事で、まずみなさまにご紹介したいのが、キャリアパーク編集部で独自に行った、就活に関する意識調査の結果です。Twitterを利用しフォロワーである学生に「公認会計士や税理士の一番の魅力は?」というアンケートを実施しました。結論としては、「サラリーでも給料高そう!」と回答した学生が全体の37%となりました。続いて「独立しやすそう!」が22%、「周りからのウケがよさそう!」が21%、「市場価値が高そう!」が20%という結果になっています。
公認会計士や税理士にサラリーマンというイメージを持つ方は少ないかと思いますが、金融系の企業に務める公認会計士や税理士(の資格を有している人)は少なくありません。その場合は通常の就職活動とそこまで大きな違いはないのですが、会計事務所や税理士事務所といった”事務所”への就職を希望する場合は別途対策が必要になります。この記事では各事務所への志望動機の書き方などについて説明していきます。

志望動機の前に税理士業界の現状を知っておこう

志望動機を考える前に確認しておきましょう。税理士の資格は、ご存じのとおり弁護士や会計士などとならんで、国家資格の最難関のひとつです。そのため、税理士の資格を取れば一生仕事に困らないと、以前は言われていました。しかし、昨今では資格保有者の数も増え、キャリアのない新人には、簡単に仕事が回ってこないようになってしまっているとか。それを揶揄して資格貧乏とまで言われるような事態になっています。

独立より税理士事務所・会計事務所に所属のほうが高収入

税理士の資格だけあっても食べていけない世の中です。そのため、以前は独立開業をする方が多かったこの資格ですが、今では税理士事務所・会計事務所や一般企業へ就職する方が独立よりも高収入を得られるという事態もでてきているようです。その辺りの現状も、志望動機を書く前に考えておきましょう。

税理士の資格はどこで活かせるのか?

一般企業や会計事務所、税理士事務所・税理士法人、金融機関、コンサルティングファームなどで生かすことができます。企業内では財務や税務に関するスペシャリストとして活躍ができます。税理士として自分が将来どのようなキャリアを形成したいかを考えて、希望のキャリアパスが築けるような就職先を厳選するといいでしょう。そういった部分も志望動機に含めると、説得力が増しますね。この点は一般の仕事と同じと言えるでしょう。

BIG4系税理士法人

グローバルに展開している会計ファームのことです。BIC4とも呼ばれており、日本で税務サービスをおこなっている税理士法人になります。具体的には、税理士法人トーマツ、KPMG税理士法人、税理士法人プライスウォーターハウスクーパース、新日本アーンストアンドヤング税理士法人です。その規模はそれぞれ500名前後となっています。

個人会計事務所

会計士・税理士の事務所は、必ずしも法人でやっている場合だけではありません。個人で事務所を構えている人も多く、そこに就くという手段も充分に考えられます。大手でキャリアを積むという選択肢だけでなく、小さな事務所でより多くの案件と向き合うというのも、成長につながります。

会計系コンサルティングファーム

コンサルティングファームとは、事業として専門家達を集め、各会社へのコンサルを行っている会社のことです。その中に、会計系に特化したものがあります。その中で最大手に位置するのが、上記に紹介したBIG4です。それ以外にも多くの会計系コンサルティングファームがあります。

税理士事務所・会計事務所の志望動機の書き方のコツ

税理士事務所や会計事務所の志望動機の書き方のコツです。印象のいい志望動機には、伝えるべき要素をすべて盛り込むのが重要です。その上で、なぜ志望先の企業に就職したいのかということに結び付けると、具体的で説得力のある志望動機になります。それでは、志望動機の書き方の基本を見てみましょう。例文はその後です。

志望動機は経験・実績の具体的内容が基本構成

税理士事務所・税理士法人・会計事務所の志望動機の基本構成に関してですが、ポイントは志望動機は、応募先の会社で「どのようにしたいか、何ができるか」を具体的に書くです。経験・実績などの具体的内容を付け足す必要があります。具体性がアピール度を高めてくれます。なので「これまでの仕事の経緯と結果や実績がある。今後はこの経験を生かしてこういう仕事をしたい」という流れの構成です。

なぜ税理士なのか・その事務所なのかを志望動機に持たせる

税理士事務所・会計事務所の志望動機を書く前に「なぜ税理士なのか・またなぜそこなのか!?」を明確にしてから試験に臨むのが大切です。税理士を志した理由や、税理士の仕事を通してのビジョンやその会社でなければいけない事をできる限り具体的に述べながら、積極的にアピールしていきましょう。

志望動機作成に役立つジェネレーター

志望動機を作成する際に、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

税理士事務所・会計事務所の志望動機の例文

志望動機の書き方のコツがわかってきたところで、次は実際の税理士の志望動機の例文です。具体的なエピソードと前向きな今後の夢を入れつつ、その企業のどこに惹かれたのか、魅力を書き加えると、好印象の志望動機ができるでしょう。例文を確認しましょう。

税理士の志望動機の例文:挑戦したい熱意をアピール

貴事務所を志望した理由は、新しいことのい挑戦できる環境が整っていると感じたからです。事業拡大中とのことで、大企業だけでなく色々なお客様と関われることは、自身の成長にもつながると考え、難易度の高い業務に対しても挑戦していきたいと思っています。また、 貴事務所にいらっしゃる優秀な先生方の活躍も、非常に魅力的に感じています。たくさんのスキルを吸収して、1人でも多くのお客様に信頼されるような税理士になれるように励みます。将来的には独立も視野に入れ、多くの経験を積んでいきたいとともに、貴事務所の発展に貢献させていただきたいと願っております。

志望動機の書き方は税理士事務所・会計事務所での具体的目標が大切


会計事務所で税理士として働きたい方の為の志望動機の書き方と例文を紹介しました。税理士を受ける際の志望動機の書き方と例文ですが、熱意、誠意をアピールしましょう。いくら強力な資格を持っていても、就職する際に問われるのは人間力です。なぜその企業なのか、どんな税理士になりたいのか、自信をもってビジョンが語れるように志望動機を練りましょう。

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