三菱自動車工業を受ける就活生が必ず知るべき社風・会社概要

三菱自動車工業の社風・会社概要①：企業理念と社風

三菱自動車工業の概要として、1870年に創業し、1970年に三菱重工業の自動車事業部門から独立して現在にいたります。「デリカ」や「ekワゴン」「パジェロ」などに代表される自動車作りに定評があります。
そんな三菱自動車工業の社風、会社概要から、まずは企業理念についてご紹介していきます。

企業理念：「大切なお客様と社会のために、走る歓びと確かな安心を、こだわりをもって、提供し続けます。」

三菱自動車工業の企業理念は母体となった三菱グループの「三綱領」の精神を受け継いでいます。この「三綱領」とは1.所期奉公：期するところは社会への貢献、2.処事光明：フェアプレーに徹する、3,立業貿易：グローバルな視野で、の3つから成り立っています。

■大切なお客様と社会のために：お客様第一主義で満足いく製品作りのために企業活動を行い、環境にも配慮します。
■走る歓びと確かな安心を：三菱自動車工業がお客様に提供するクルマは“走る歓び”と“確かな安心”という2つの考え方を反映したものです。
■こだわりをもって：お客様に満足してもらえる車の新しい価値を見出し、カーライフを豊かにするためのこだわりを持っています。
■提供し続けます：継続性を重視し、三菱自動車工業らしさを進化させた車を提供します。

社風：「法令を厳守しつつものづくりにこだわる」

三菱自動車工業の社風としてものづくりへのこだわりがあります。創業以来、お客様目線での製品づくりを続けてきました。従業員もより良いモノづくりのために一丸となって業務に臨んでいます。
社内の環境として年に一度上司との面談があり、自分の評価やアドバイスが貰えるため、成長できる点が魅力です。
また法令を守る意識が強く、週に一度ノー残業デーを設けるなど、従業員のワークバランスが保たれています。

三菱自動車工業の社風・会社概要②：社員の平均年齢

三菱自動車工業平均年齢は有価証券報告書によると2014年度の時点で40.4歳です。自動車業界の39.9歳という平均年齢とほぼ同じです。比較的平均値に収まる年齢層の高い従業員で構成されています。これらの結果から、三菱自動車工業は自動車業界の中でも平均的な企業であると考えられます。

三菱自動車工業の社風・会社概要③：平均勤続年数と離職率

続いて 三菱自動車工業の平均勤続年数と離職率について紹介していきます。就職活動を行う上で「長く働ける会社か」というのは重要な要素のひとつです。平均勤続年数と離職率は、それを知るためにも大きな資料のひとつといえるので調べておきましょう。

三菱自動車工業の平均勤続年数は 16.4年

三菱自動車工業の平均勤続年数は 16.4年です。これは自動車業界の平均勤続年数が17.5年を目安とされるため、比較した場合には平均よりやや短くなります。この平均勤続年数16.4年は同業企業とほぼ同じ勤続年数でもありますが、日産自動車やスズキなどと比べるとやや短いといえます。
また、ある調べによると三菱自動車工業の3年以内の離職率に関しては、詳細な情報がありませんが、かなり少ないと考えられます。というのも、福利厚生面が充実し、労働環境もよく年収も高いため、離職する従業員が少ないといわれています。

三菱自動車工業の社風・会社概要④：オフィス

三菱自動車工業の本社ショールームは東京都港区芝5丁目33番地8号に位置しています。JR山手線　「田町駅」西口より徒歩3分という好立地です。
この建物はショールームとしての機能も兼ねており、中には三菱自動車工業の最新型の車が展示さています。展示車両は期間ごとに変わるため、見に行く前には事前に確認しておくとよいでしょう。

三菱自動車工業の社風・会社概要⑤：業界内において

三菱自動車工業は日本の自動車業界における第7位の企業で、2013年から2014年の自動車の販売台数のうち、全体の3.5％のシェアを獲得しています。
三菱自動車工業はコンパクトカーや軽自動車を主力とし、電気自動車などのエコカーも開発している企業です。

三菱自動車工業の社風はものづくりにこだわるが従業員への待遇は良く会社概要は平均年齢や勤続年数は標準的

三菱自動車工業を受ける就活生が必ず知るべき社風・会社概要について紹介しました。三菱自動車工業は自動車部品において国内で第7位のシェアを誇り、ミニバンやエコカーなどで人気があります。
その社風はモノづくりにおいてお客様目線での開発を業務の柱としています。
会社概要からは平均年齢、勤続年数ともに自動車業界の平均値です。離職率の詳細は不明ですが、低いと考えられます。
三菱自動車工業への入社を目指す場合は、車への愛とユーザー目線の開発意欲を持つことが重要です。開発している車の車種や特徴なども調べておくとよいでしょう。