2021年10月15日(金) 更新
防衛省・自衛官の採用を勝ち取る志望動機の書き方|合格には「志」と「体力」がポイント【参考例あり】
目次
防衛省(自衛隊)に対して就活生は安定性ややりがいをイメージする傾向にある
キャリアパーク会員の就活生を対象に「防衛省に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月15日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「防衛省に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」
日本国民や国土の防衛の先頭を担う存在が自衛隊であり、それらを管轄する省庁が防衛省です。そんな防衛省や自衛隊に対するイメージについて就活生を対象に伺ったところ、「安定していそう」がトップでした。公務員という立場上、民間企業の社員に比べると安定性があると考えている人が多いのかもしれません。また、2番目のやりがいに関しては、日本国民や国土を守るために責任感をもって任務に取り組んでいるイメージがあるからかもしれません。
防衛省・自衛隊対策:受かる志望動機の作り方
防衛省の志望動機の書き方についてご紹介いたします。防衛省の選考では、熱意や元気さ、体力面を、いかにアピールするかが重要です。志望動機の書き方の回答例を参考にしながら、アピールポイントを簡潔かつわかりやすく説明し、自分を売り込む志望動機を作成しましょう。
体力面をアピールする
このような場合、「志」「体力のアピール」「特徴」を志望動機に組み込むと作りやすくなります。下の「志望動機の書き方の例」でも紹介しますが、思い出を語るというのは、「なぜ防衛省でなければならなかったのか」「なぜ、その地域でなくてはいけないのか」ということの理由づけにもなります。「特に防衛省に思い出はない」という人の場合でも、首都や、地元への思い入れを持つ人が多いです。防衛省ならではの「特徴」などを組み込んだ書き方で作成するようにしましょう。次からは、実際に防衛省の志望動機の「書き方の例」を見ていきましょう。
防衛省・自衛隊対策:志望動機の回答例①
「志」にからめた回答例を見ていきましょう。
【回答例】
私は、人の役に立つ仕事がしたいと考えています。大学に入ってから派遣に登録して警備員の仕事をしています。新宿区のイベント会場、デパートの駐車場だったりと様々な場所で交通整理や誘導をしました。その仕事は、雨が降っても、炎天下でも氷点下になる日もイベントやセールがあれば行います。過酷な現場ではくじけそうになる時が多々ありましたが、地域の方々から声をかけてもらったり差し入れをいただきました。このようなやさしさがある都民の、安心安全をこれからも守っていきたいと強く感じたできごとでした。私は安心安全を守りながら、もっと笑顔にできる生活を作っていこうと思い志望しました。
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防衛省・自衛隊対策:志望動機の回答例②
続いて、「体力のアピール」を踏まえた防衛省の志望動機を見ていきましょう。
【回答例】
中学時代から早朝ジョギングとストレッチを毎日欠かさずに行っております。しかし、大学に入ってから体力が伸び悩み、いくら走っても記録が出ず、苦しみました。その辛さが柔道の練習にも表れスランプに陥った時期があります。その際、顧問の先生に、食生活の改善を進められました。私の食生活は練習がメインでしたので食べない日やできるだけ軽いものを口に入れるといったものでした。それではいけないと思い、栄養士の勉強を始め、資格を取得しました。今では、軽いものではなく、偏りのない栄養を考えた食事を中心に生活しています。上を目指すならまずは土台作りから、ということを学びました。このことを生かし、ゆくゆくは自衛隊として活躍していきたいと思い志望しました。
防衛省・自衛隊の志望動機では「安心安全」と「体力」についてふれよう
学生時代に学んだことを安全へ向ける志望動機は好まれます。防衛省への志望動機は、国民について、どのような生活を届けたいのか、そのためには何をすればいいのかなど、具体性をもった内容を経験談と一緒にして志望動機としてまとめましょう。体力があるというアピールも忘れてはいけません。
自分の持つ体力で何ができるのかを具体的に記そう
防衛省では、体力がある、実績がある人を求めています。しかし、ただ単に、「体力がある」ということを打ち出すだけではあまり強みとは言えません。その経験によって何をなしえたか、どのようなところで活躍したか、そして国民に、防衛省にとってどのようなメリットになるのかを、きちんと伝える必要があります。
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防衛省・自衛隊の志望動機の書き方は回答例を参考にはっきりとした理由を提示して強い意思を見せよう
防衛省の志望動機の書き方の例を、いくつか紹介してきました。防衛省の志望動機は体力面を重視されるため、「体力」と紐づけた書き方でまとめることが可能です。これはそのまま、「防衛省でなければならなかった」「その地域でなくてはいけなかった」という志望動機につながるものですから、かなり使いやすい書き方と思われます。書き方の例は、あくまでほんの一例です。自分なりの書き方で志望動機をまとめることが、何よりも重要と言えます。思い入れや自身の体力についてはっきりとした曲げられない意思を提示し具体的に記しましょう。
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