2019年10月09日(水) 更新

金型工を受けるための志望動機の書き方と例文

金型工の仕事について詳しく知らない就活生が多い

キャリアパーク会員の就活生を対象に「金型工の仕事に対してどのようなイメージがありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の声

  • 職人
  • 危なそう
  • わからない
  • 分からない
  • 大変

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「金型工の仕事に対してどのようなイメージがありますか?」

アンケートの結果、金型工の仕事に対して「わからない」と答えた就活生が多くいました。また、知っている人の回答も「職人」「危なそう」などとざっくりしており、詳しい内容は知らない傾向にあります。金型工は、世の中の暮らしに貢献している立派な職業です。そのため、詳しい内容を知ることで、金型工を目指したくなる就活生もいるでしょう。本ページでは、金型工の概要・向いている人と志望動機の書き方をご紹介します。

金型工とは

まず、金型工とはどのような仕事をしているのかをご説明します。
金型工は普段は聞き慣れない職業かと思いますが、モノづくりには欠かせない職業です。

モノづくりに欠かせない「金型」を作るのが金型工の仕事

ジュースの缶や自動車のボディなど、プラスチックや金属でできているものは、身の回りに溢れていますね。プラスチックや金属製で、大量生産されているモノは「金型」という型に材料を流し込み、圧力を加えることで形作られています。その金型を設計するのが、金型工の仕事です。

金型工になるために学歴や資格は必要ない

金型工になるには、工業高校や専門学校、大学などで金属や機械に関する専門知識を学び、金型を作る企業に就職するのが一般的とされています。ですが、学歴や資格は必要ありません。技術や専門性は現場で身につけることができます。

男女問わず若い金型工が増えている

金型工が金型を制作するには、高度で熟練した技術が求められるため、経験を積んだ中高年男性が金型工の主力でした。現在では、CAD(キャド、Computer Aided Design コンピューター支援設計のこと)が開発されたことで、長年の経験が不要となりました。そして男女問わず、若い金型工が増えています。
金型工はモノつくりに欠かせないため、安定したニーズがあります。

金型工に向いている人

金型工に向いているのは、どのような人でしょうか?
金型工に適性がある人の特徴について、ご説明しましょう。

金型工に向いているのは「モノづくりへの情熱がある人」

金型工になるためにもっとも重要なのは、モノづくりへの情熱です。金型工の志望動機でも、モノづくりに興味があることを宣伝しましょう。金型工はモノづくりに欠かせない職業。モノづくりへの情熱は、金型工になるためには必要不可欠です。
その他に、金型工の採用担当者は、やる気や資質、協調性に注目しています。

理系分野に強い人の方が比較的有利

金型工になるために学歴や資格は必要ありませんが、理系分野に強い人の方が有利でしょう。金型工は製図や機械工作法、金属材料、三角関数、三角法などを仕事で使います。これらを学んできた人、理系の学部出身の人の方が早く金型工の仕事に慣れると思われます。

金型工の志望動機の書き方

金型工の志望動機の書き方についてご説明します。
金型工への志望動機の書き方としては、金型工はどのような人材を求めているかを把握することが大切です。

自身の経験を根拠にモノづくりへの情熱を宣伝する

上述したように、金型工への志望動機では、モノづくりへの情熱を効果的に宣伝することが重要です。ただ「モノづくりに興味があります!」と志望動機で述べるだけではいけません。なぜ金型工に興味があるのか、なぜモノづくりに興味があるのか、これまでどのようなモノづくりに関わってきたかなど、これまでの自身の経験を根拠にして、モノづくりへの情熱を採用担当者に伝えましょう。
金型工でなければならない理由を志望動機に盛り込めると、さらに効果的な志望動機になります。

志望動機作成に役立つジェネレーター

志望動機を作成する際に、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

金型工への志望動機例文①

幼いころから工作などのモノづくりが得意でした。手先の器用さにも自信があり、将来は製造関係の仕事に就きたいと考えていました。大学では機械工学を専攻し、機械の危険性や繊細さ、モノづくりが社会に及ぼす影響について学びました。そして社会をより豊かにする設備の生産に携わりたいと考え、金型工を志望いたしました。

金型工への志望動機例文②

大学では工作機械に関する研究を行いました。大学での研究内容を活かしたいと考え、金型工を志しました。貴社の○○、○○といった製品は、社会の安全と安心のために必要不可欠であり、貴社であればこれまで学んできた技術を活かしつつ、社会に貢献できると考え、志望いたしました。

金型工の志望動機の書き方は例文を参考にしてモノづくりへの情熱を宣伝する

金型工の仕事内容と適性、そして金型工になるために志望動機の書き方と例文をご紹介しました。
金型工はモノづくりには欠かせない仕事であり、現在では男女問わず若い金型工が増えています。
金型工になるためには、志望動機でモノづくりへの情熱を宣伝することが重要です。自身の経験を盛り込むことで、個性があり効果的な志望動機になります。書き方で悩んだら、例文を参考にするとよいでしょう。

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