ミツカンに採用されるための志望動機の書き方と回答例

ミツカン対策：受かる志望動機の作り方

受かるための志望動機の作り方には、基本的には、以下のような基本があります。これは、書き方の例としてもよく出されるものです。

・なぜ、どうしてミツカンでなければならなかったのか
・そもそもどのようにしてミツカンを知ったのか
・ミツカンを志望しようと思ったエピソード
・ミツカンでやりたいことがある、それはどのようなものか
などです。

志望動機には、このような4方向からのアプローチが基本となります。この他にも作成方法はありますが、まずは「どのようにして書いたらいいかわからない」「見当もつかない」という人は、これを基本とした、「書き方の例」を見てください。

ミツカンは「味ぽん」を主力とする大手食品メーカー

株式会社ミツカンは、「味ぽん」などの調味料や納豆を主力製品とする大手食品メーカーです。とくにミツカンの寿司酢は世界各国で愛される商品であり、あらゆる国で販売されています。ミツカンは海外における寿司ブームを牽引したといえるでしょう。以外にも株式非上場会社であり、創業200年の老舗企業で中埜家一族の同族経営が維持されている企業です。

ミツカンのビジョンは「やがて、いのちに変わるもの。」

ミツカンはビジョンとして「やがて、いのちに変わるもの。」を掲げています。生きていくうえで、食は人々にとってなくてはならない重要な要素のひとつです。ミツカンはその食を取り扱う食品商社としての責務を、時代の流れの影響を受けることなく果たし、「人々の生活や文化に貢献すること」を目標として掲げているのです。そのミッションへの共感を志望動機に盛り込むようにしましょう。

ミツカンのESを通過するには

食品業界は人気が高く、内定を得るためにはまずESが評価される必要があります。しかし、ESの作成が苦手という就活生は多く、頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが「食品業界の内定者ESまとめ」です。この資料には、大手食品・飲料メーカーに内定をもらった就活生のESが掲載されています。明治、日清、森永など、大手企業のES回答集が無料で見られるため、他の就活生に差をつけて対策をしたい就活生におすすめです。

ミツカン対策：志望動機の回答例①

以下の回答例は「なぜ、どうしてミツカンでなければならなかったのか」という質問に焦点をあてた書き方です。

【志望動機の回答例】
「単純に『商品』を打ち出すだけでなく、『それをどのように使ったらいいのか』ということを消費者目線で考え、レシピの提供などにも積極的であることが、大変魅力的に思えました。このように、常に『使う人』の立場で商品を開発する御社を希望しました。」

ミツカン対策：志望動機の回答例②

以下の回答例は「ミツカンを志望しようとしたエピソード」という質問に焦点をあてた書き方です。

【志望動機の回答例】
「子どもの頃、『ミツカンの酢』を使って、母がよく押し寿司を作ってくれました。母は既に亡くなりましたが、子どもの頃の思い出や写真を見ると、いつもそこには、御社の酢の甘酸っぱい香りや姿が出てきます。このようなかけがえのない思い出を、今度は自分が『作り手側』として提供したいと思いました。」

ミツカン対策：志望動機の回答例③

以下の回答例は「ミツカンでやりたいことがある、それは何か」という質問に焦点をあてた書き方です。

【志望動機の回答例】
「日本国内にとどまらず、海外での売上高が15%を占めている、ということから、『日本に昔からある食材なのに、海外に向けても積極的にアピールする姿勢』に魅力を感じました。国際化が叫ばれて久しい今、フランス語学科出身の強みを生かし、『調味料』という部分から、『日本を海外に伝えること』に貢献したいと思います。」

ミツカンの志望動機には入社したい理由について具体的な経験談やエピソードを交えてわかりやすく書く

以上で出した「ミツカンの志望動機」というのは、あくまで書き方の例にすぎません。実際には、このような書き方をベースとして、自分自身の体験談や目的を盛り込んでいく必要があります。ミツカンに限ったことではありませんが、「志望動機」というのは、自分自身をアピールするために、もっとも重要な部分になってくるでしょう。マニュアルの「例」をただ写し取っただけの回答では、すぐに見抜かれてしまいます。「なぜミツカンに入りたいのか」「何をしたいのか「どうして希望したのか」を、自分自身の言葉でまとめてアピールすることが、志望動機を作成する際には重要になります。ミツカンは食品の会社ですから、それにまつわるエピソードを盛り込むと書きやすいでしょう。