2020年06月24日(水) 更新

JTを受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間【日本たばこ産業】

JTの労働環境について①:たばこなど3つの事業内容を展開

たばこ事業で世界的シェアを誇るJT(日本たばこ産業)。たばこ以外にも加工食品事業や医薬事業など、計3つの事業展開を柱にしています。
JTへ就職を希望する場合は、事業内容や労働時間など労働環境についての理解が必要です。働きやすい社内風土が整備されたJTの労働環境から、まずは事業内容を確認しましょう。

世界中でグローバル展開する「たばこ事業」

JTのたばこ事業は国内シェア6割を誇り、No.1ブランドの「メビウス」はアジア圏を中心に人気です。グローバル展開しているたばこ事業は、JTグループとして90以上のブランドを120以上の国と地域で展開。長期的な視野によろう投資やマーケティングにより、品質向上や営業体制の強化など、成長を続けています。

笑顔あふれる食卓を目指す「加工食品事業」

JTでは、たばこ事業の他に加工食品事業も展開。「一番大切な人に食べてもらいたい」という想いを胸に、安心して食べられる商品づくりを進めています。暮らしの源である「食」を通じ、世界で支持される企業を目指しています。

オリジナル新薬の開発を行う「医療事業」

JTの3つ目の事業は医療事業です。1987年から自社やライセンスパートナーによる国内外のネットワークグループと連携し、研究・開発からスムーズな製造・販売を実現しています。自社研究施設である「医薬総合研究所」では、「糖・脂質代謝」「ウイルス」「免疫・炎症」などの分野について、研究・開発に励んでいます。
また、世界の患者へ早期に新薬を提供するため、ライセンスを提供したり、他社の技術を取り入れたりもしています。

JTのIRからわかる現状

JTグループの決済報告書から事業内容について解説します。JTの主な収益源はタバコ事業です。2016年全社連結利益成⻑率11.3%増となっており、2017年両事業で100億円超の増益を⽬指しています。また、最も信頼されるグローバルリーダーへはなるべく、3つの戦略に取り組みます。積極的な次世代製品開発、リスク低減に向けた科学的研究Emerging Productsを取り巻く環境整備の見つけることです。グローバル的にも発展している会社であるので今後注目です。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

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JTの労働環境について②:業務内容は総合コースと事務コースで異なる

JTの事業内容の次は、業務内容を説明します。
JTの業務内容は、大きく【総合職】と【研究職】に分かれます。詳細は以下の通りです。

■【総合職】たばこ事業の業務内容
営業(トレードマーケティング)/商品企画(ブランドマーケティング)/生産管理/事業企画 など

■【総合職】コーポレート
経営企画/財務/法務/広報/人事 など

■【技術職】たばこ研究開発職

■【技術職】医薬研究職 臨床開発職

総合職:法務系の業務内容

法務部の業務内容は世界120ヶ国で展開するJTにおいて、未経験の事象や予測困難な事態への迅速な対応が求められます。事業を前進させるアイデアや、コンサルティング的な役割も果たします。
法務系の業務内容を担うためには、誰よりも会社を理解したうえで、事業を運営するビジネス・パーソンとして行動する必要があります・

研究開発職:医療事業部の業務内容

医薬事業における研究開発職の業務内容を説明。薬理研究者の場合は、創薬研究業務や薬理分野における国内外の治験の申請や、書類作りなども業務内容に含まれます。

臨床開発担当の場合は、モニタリングおよび、試験計画策定、試験実施運営管理などの臨床開発を主な業務内容として担当します。

JTの労働環境について③:労働時間は9:00~17:40まで

次は気になるJTの労働時間を確認。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられているJTの労働時間を確認しましょう。
JTの勤務時間は9:00~17:40 で、勤務先によって異なります。一部フレックスタイム制を導入しており、会社の定めたコアタイムを含む規定時間を働けば、自分の裁量で出退勤時間を決められます。

労働時間管理への取り組み

労働時間は社員のコンディションに大きな影響を与えます。そのためJTでは、上司と部下のコミュニケーションを基本に、パソコンでのログオン/ログオフ時刻を表示するシステムを導入。適正な労働時間の把握・管理に取り組んでいます。

また、労使で時短推進検討会を設置し、総実労働時間1,800時間を目標に、時間外労働の削減や年次有給休暇の取得促進への取り組みが盛んです。

残業時間は毎年減っている

労働時間管理の取り組みにより、社員の1ヵ月ごとの残業時間は毎年下がり続けています。2010年度には約19時間だった残業も、2014年度には約16時間にまで短縮されました。
また、有給取得率も2010年の約80%から、2014年度には約99%まで上がっています。

JTの労働環境について④:安心して働ける職場づくり

JTでは、社員の一人ひとりが健康で安心して働ける社内環境が整っています。
安全衛生管理におけるグループ企業共通の目指すべき姿と、取り組みを基本化した、「JT労働安全衛生基本方針」を策定することで、安全性の高い社内環境と、従業員一人ひとりの健康を守っています。

JT労働安全衛生基本方針の内容

JT労働安全衛生基本方針の中身を紹介します。

社員一人ひとりが持てる力を存分に発揮し、安心して働ける職場環境の実現のため、以下の方針を定めています。

【方針】

◆労働災害ゼロを目指し、職場の安全性を徹底的に追求します。
・ 危険・有害要因の除去・低減に不断に取り組みます。
・ 必要な教育・訓練を実施し、労働安全衛生に対する意識づけを継続的に行います。
◆従業員一人ひとりの“心”と“体”の健康の保持増進に向けたあらゆる取り組みを行います。
・ 積極的な情報発信を行い、従業員の健康保持・増進に対する意識向上に努めます。
・ 従業員の健康状態を適切に把握・分析し、効果的な取り組みを積極的に展開します。
◆これらの取り組みを定期的に評価し、継続的に改善を行います。

労働災害の撲滅を目指す

JTでは、労働災害の撲滅を目指すため、独自の労働災害防止5か年計画を策定しました。
そのために、労働安全衛生の管理体制の正しい運用を行い、労働災害防止対策の推進、メンタルヘルス対策や職業性疾病などの健康障害予防対策、交通労働災害の防止に取り組んでいます。

JTの業務内容は事業や職種で異なり労働時間管理によって毎年残業時間を削減している

たばこ、加工食品、医療事業という3つの柱を持つJT。
業務内容は事業内容と総合職と研究職の職種の違いで異なります。労働時間と残業時間は職種や業務内容、個人の裁量にもよりますが、社員が働きやすい環境を整備するためにきちんと管理されています。
JTへの就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べて対策を練り、採用を勝ち取りましょう。

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