2019年09月24日(火) 更新

JTのインターンシップの選考を勝ち抜くES・面接対策【日本たばこ産業】

インターンシップ参加のためにJTについて知ろう

JT(日本たばこ産業)のインターンシップの選考と対策について見ていきますが、まずは企業研究が欠かせませんよね。JT(日本たばこ産業)がどのような企業なのか、なぜ倍率が高いのか、インターンシップの前に確認してみましょう。

日本たばこ産業の略称がJTである

JTは略称で、日本たばこ産業株式会社が正式な社名です。日本たばこ産業株式会社法に基づいて設立された会社です。以前は日本専売公社でしたが、日本たばこ産業株式会社法という特別法により、1985年4月1日に設立しました。

当時は大蔵省(現:財務省)が所管し、今でも株式の3分の1以上は財務省が保有しなければならないと、日本たばこ産業株式会社法によって規定されています。そういったバックボーンの大きさも、倍率の高さの要因かもしれませんね。

倍率が高いのは戦略立案が魅力的だから!?

JTインターンの倍率は非常に高くなっています。単に企業が有名だから、人気だから倍率が高いのではなく、JTインターンの特徴が関わっています。それは、戦略立案というワーク内容が、学生にとって非常に魅力的だという事です。

戦略系のコンサルティング会社にも通じるところがあり、コンサル志望者や投資銀行志望者の間でも倍率が高いと言われているようです。

JTインターンは有償のケースが多い

夏と冬に開催されるインターンシップはともに倍率が高く、このJTインターンは計5日間のもので、参加報酬5万円が支給されるのが例年の実施要項です。日額に換算すると、1万円/日となり、インターンでは珍しい高額ではないでしょうか?それも、JTインターンの倍率が高い要因の一つかもしれません。

インターンシップの選考対策①:企業研究

JTの事業内容・状況について

IR情報からわかるJTの事業内容・状況について解説します。『経営計画2017』によると、2016年に引き続き、国内外事業をJTグループの利益創出の中核事業とし、医薬・加工食品事業を利益成長の補完事業と位置付けています。たばこ事業への事業投資については、国内買い問わず強化し、海外たばこ事業への投資にも注力する模様。補完事業と位置付ける医薬・加工食品両事業については、両事業合わせて100億円超の増益を目指すようです。2017年の調整後営業利益見込みを6,070億円と定め、これは前年比+3.4%の利益率となります。

倍率が高いJTインターンの選考対策として、まずは事業内容について理解する必要があるでしょう。JT(日本たばこ産業)という社名から、たばこを連想する人は多いかと思います。しかし、何もたばこに特化しているだけはなく、様々な分野で活躍する大企業です。事業の沿革をおさえておきましょう。

JT(日本たばこ産業)は国内で唯一たばこ生産権利を所有している企業

たばこについてですが、JT(日本たばこ産業)では、海外へのたばこ輸出の割合は50%以上です。ものすごい数値ですね。ただし、たばこの製造だけではなく、新薬の研究、飲料の開発、加工食品の生産など様々な分野で技術を発揮しています。

以前は飲料売上も好調だったが…

近年、M&Aも行われたこともあり資金力の強化及び知名度を高くすることに成功しました。最近では、飲料の売上が伸びてきておりブランド商品となっているものも多くなりつつありますので、たばこ産業と同時に発展していくとされていました。

JT(日本たばこ産業)であれば様々な分野で活躍をすることができます。しかし、飲料事業については2015年に大幅な変更がありました。

2015年に飲料製品の製造販売事業からの撤退を表明

2015年2月4日に次のような内容が発表されました。
飲料市場全体が成熟し、市場での倍率が高くなってきたことを受け、事業規模が優劣を決する構造にある点や商品のライフサイクルが短期化する点を踏まえると、高品質かつ独自性を追求した商品を開発し続けるのは難しいとの判断に至ったそうです。

というのも、将来の成長戦略について、JT飲料製品の製造販売事業がJTグループの中長期的な成長に貢献していくことは困難であると判断されたからです。その結果、2015年9月末を目安として、製造販売事業で取り扱っていたJT飲料製品を取り下げることを決定しました。

インターンシップの選考対策②:ES(エントリーシート)

JT(日本たばこ産業)ではインターンシップに参加するためにES(エントリーシート)を提出する必要があります。ES(エントリーシート)では、文字数は多くありませんが、相手に理解してもらうような伝え方をしなければいけません。

ESでは「新規プロジェクトの提案」など発想力を養う選考対策を!

ESの対策では特に、新規プロジェクトの提案では発想力やJT(日本たばこ産業)の議定内容、技術にも熟知していなければいけません。言葉を選びながら、きちんと伝えることのできる文章作成を行いましょう。

更に、選考の面接で質問されるかもしれませんので、自分で記入した内容は頭の中にいれておくようにしっかり対策しておきましょう。インターンシップだからと言って軽い気持ちで参加をしないようにしましょう。

気になる選考のES(エントリーシート)の内容は…↓

JT(日本たばこ産業)のインターンシップ選考におけるES(エントリーシート)の内容を紹介します。

【ESでの出題質問例】
・就職活動をする上で企業選びをするとき、どういった面に着目しますか?それはなぜですか?(200文字以内)
・JT(日本たばこ産業)の職員だと想定してください。ある新規プロジェクトを立ち上げによって、経営企画部への移動が決定しました。現在、医療、たばこ、食品の3本で罷業展開をしていますがこの他に新規事業を行います。その際、あなたはどんな提案をしますか?そのプランを簡潔でわかりやすく説明してください。(300文字)

ESでは以上のような質問が出題されます。ESの対策として、実際にJT(日本たばこ産業)で働く姿を想像し、自分がなにをしたいのか、なぜ志望したのかなどをいま一度思索するようにしましょう。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

インターンシップの選考対策③:面接

JT(日本たばこ産業)のインターンシップ選考では、面接も行われます。面接は自分を思う存分にアピールできる場面ですから、面接官に印象に残る面接対応をする必要があります。JT(日本たばこ産業)の面接対策について紹介します。まず面接は社員2名に対し学生1名で行われます。

面接では「得意分野以外で深い造詣」についてなどの質問がなされる

JT(日本たばこ産業)のインターンシップ選考の面接時間は30分程度で、質問内容は下記のとおりです。

・インターンシップでどんな強みを出せるか
・他の企業へのインターンシップには参加したか
・喫煙者が減っているのはなぜか
・親に言われる自分の特徴
・内定があるのに就職活動を終わらせない理由は?

JT(日本たばこ産業)での面接では、上記のような質問の他に、理系卒業であれば経済などの質問をしたり、体育系であれば学業に関する説明をしたりと、人柄などにも着目した質問があります。そのため、対策として自分のことや学校生活などの普段の生活を振り返って自己分析することが必要です。

倍率を勝ち抜くにはビジネス的な「合理性」が必要

新規プロジェクトに対する自分ならではのアイデアが求められるわけですが、何も奇抜なものがウケるというわけでもないようです。自分で考えた理由(根拠)と、それに対するビジネス的な合理性が伴っているかどうかが問われるようです。

倍率が高く競争が激しいため、どうしても斬新なものにとらわれてしまいがちですが、ロジカルな思考も、倍率を勝ち抜くために必要なようです。

JTインターンでは、ディスカッションがある場合も

独自調べによると、JTインターンでは面接の他にディスカッションが設けられる場合もあるようです。これは選考過程ではなく、実際のJTインターンの内容にも関わってきますが、社員の前で発表する機会もあるのだとか。JTインターンは倍率が高く、かなり人気のようですので、社員の前でディスカッション出来るのはビッグチャンスですね。

JT(日本たばこ産業)のインターンシップ選考では、ES・面接で視野の広さと明確なイメージを!

JT(日本たばこ産業)のインターンシップに参加することで、たばこ産業以外にも展開している技術開発を学ぶことができます。JT(日本たばこ産業)と言えばたばこといったイメージが強いですが、他の面でも活躍することができますので、食品や飲料などの開発をしてみたいと思っている方はぜひJTインターンシップに参加してみましょう。ただし、倍率は高く、ES(エントリーシート)や面接の対策は怠らないようにしましょう。

そして、企業のインターンシップの基本はグループでの活動となります。一人で単独行動をするのではなく、みんなと協力をするということを忘れないようにしましょう。また、JT(日本たばこ産業)は、製造も行っていてチームワークが重要視されるので、積極に取り組むことで印象が良くなります。

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