2019年10月23日(水) 更新

日産自動車を受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

日産自動車の労働環境について①:事業内容は自動車の開発・製造

国内第2位の自動車メーカーとして高い技術とデザイン性を持ったクルマを販売する日産自動車。カルロス ゴーン社長兼最高経営責任者のもとで、グローバル化と多様化を進める世界的自動車メーカーでもあります。
そんな日産自動車へ就職を希望する場合、事業内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要です。働きやすい社内風土が整備された日産自動車の労働環境から、まずは事業内容を確認しましょう。

環境や安全性に配慮した車づくり

日産自動車は、高性能でデザイン性の高い自動車を世界で販売しています。
それだけではなく、ゼロ・エミッション(CO2排出ゼロ)を実現するための電気自動車や燃料電池車など、環境に優しく、より安全性に優れたダイナミック・パフォーマンスやライフ・オン・ボード*を提供する革新的な先進技術が最大の魅力。
自動運転ができる車の研究など、将来の技術開発も盛んです。

グローバルな事業展開を行う

日産自動車はグローバル企業として、海外への自動車販売台数が多い点が特徴です。2014年度のグローバル販売台数(小売り)は、日本が約62万台だったのに対し、北米は182万台、中国は122万台と海外向けに好調で、世界の販売台数の合計は531万台でした。
このように、グローバル展開は日産自動車になくてはらなないものとなっています。

自動車業界を業界研究する

自動車業界は、就活生にとって人気の就職先のひとつです。就活を勝ち進むには、しっかりとした下準備が必要となります。そのためにも、業界研究は必須です。そこで、自動車業界を志望する学生のための自動車業界大研究Bookをご用意しました。この資料には自動車業界の主要企業一覧、各社の業績推移などを掲載しています。無料でダウンロードできるため、自動車業界への就職を目指している人はぜひ参考にしてみてください。

日産自動車の労働環境について②:業務内容は文系・理系共通と理系で異なる

日産自動車の事業内容の次は、業務内容を説明します。
日産自動車へ入社後は商品企画やマーケティングなどの【文系・理系共通職種】と研究・開発やグローバル品質保証などを行う【理系職種】に分かれます。

■文系・理系共通職種の業務内容
マーケティングセールス、グローバルーケティング、マーケットインテリジェンス(市場調査)、商品企画、グローバル生産管理・SCM、経理・財務、人事などの

■理系職種の業務内容
R&D(開発・研究)、プロダクション・エンジニアリング・APW、グローバル品質保証、部品h原価管理、グローバルサプライヤーエンジニアリングなど

【文系・理系共通】商品企画の業務内容

商品企画は日産自動車の車作りを川の流れに例えると、一番上流にあり、顧客ニーズを形にし、人々の生活を創造します。ブランドをも盛りつつも独自性を保ちつつ、需要予測に基づいた製品ラインナップなどを考えます。他の部署と連携する場面の多い業務内容です。

【文系・理系共通】グローバルマーケティングの業務内容

日産のブランド力と商品力をグローバルに発展させるための部門で、ローバルレベルでのコーポレートブランドイメージ向上のためのブランド戦略やマーケティング戦略を立案し、実現するために国内外で協力しています。世界を舞台にし、部署を超えた業務内容です。

【理系】R&D(研究・開発)の業務内容

「技術の日産」を支える先端テクノロジーの研究・開発を行う業務内容で、環境技術、安全技術、ダイナミックパフォーマンス、ライフオンボードの4つの技術領域を軸にしています。
車体設計・主要部品レイアウト計画、内外装設計、シャシー設計、車両性能評価・性能解析、エンジン設計・評価、EV/HEV/FCVコンポーネント・システム開発 、電子部品開発、安全技術開発・自動運転研究、電池・材料開発・先端材料研究などの業務内容があります。

日産自動車の労働環境について③:労働時間は標準的

次は気になる日産自動車の労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられている日産自動車の労働時間を確認しましょう。
日産自動車の勤務時間は8:30~17:30で事業所により勤務時間帯が異なります。

労働時間は月平均170時間ほど

月の労働時間は月平均170時間ほどです。これは日産自動車の勤務時間と週休2日制から計算しています。上記の労働時間はあくまで独自計算によるものであり、職種や繁忙期によっては実際の企業の労働時間や残業時間とは異なる場合があります。

日産自動車の労働環境について④:ワークライフマネジメントの推進

日産自動車の労働時間として残業時間なども気になりますが、日産自動車では従業員一人ひとりが活躍できる環境の整備に力を入れており、ライフイベントやライフスタイルにあわせて、幅広い働き方を柔軟に選択できるような制度が整っています。
また、ワークもライフもどちらの時間も質が向上し、より充実できるよう業務の効率化や生産性の向上に取り組み、ワークライフマネジメントを推進しています。

コアタイムなしのフレックス勤務制度

日産自動車では、コアタイムなしのフレックス勤務制度があり、利用対象人数は13,950人(2015年4月時点)となっています。通所のフレックスタイム制度では会社の定めたコアタイムと呼ばれる時間は必ず出勤しておおく必要がありましたが、日産自動車ではより流動的な労働時間です。

在宅勤務を推進

在宅勤務の活用・有給休暇取得促進については、目標を持って全社で取り組んでいます。PCやウェブカメラを使った労働時間のモニタリングや、オフィス一斉消灯、ノー残業DAYの設定、週間PDCAの推奨など、長時間労働の削減や生産性向上に繋げる取り組みも行っています。
また、半休制度、在宅勤務制度などがあります。

日産自動車の労働環境について⑤:グローバルに活躍する企業

日産自動車は、社員の性別や国籍、文化を超えた多様性を推進するダイバーシティにより、顧客の多様なニーズに応えられるようにしています。
工場や研究所を各地に持ち、海外にも事業所や生産拠点があり、さまざまな国の社員が同じ目標に向かって働いています。

日産自動車は職種で業務内容が異なり労働時間に多様性を持たせる仕組みがある

日産自動車の事業内容は人の暮らしをよくするための自動車開発で、業務内容は職種で変わりますが、世界を相手にものづくりを行います。
労働時間と残業時間は職種や業務内容、個人の裁量にもよりますが、コアタイムなしのフレックス制度や在宅勤務の推進など、労働時間に多様性を持たせる取り組みが盛んです。
日産自動車への就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べて対策を練り、採用を勝ち取りましょう。

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