2019年10月24日(木) 更新

専門家の分析をみてみよう!医療機器業界の現状と課題とは?

就活生にアンケートで聞いた生の声はコチラ!

まず医療機器業界とはどういったものなのでしょうか?キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。

質問:あなたが志望している企業or業界と、志望する理由を教えてください。また、企業探しの方法と、重視する部分も教えてください。

就活生の回答

私が志望している業界は主に2つあります。1つ目は食品業界で1つ目は医療機器業界です。この2つは業界こそ違いますが、人々の暮らしや生活を快適にする上ではどちらも同じです。食品業界と医療機器業界を志望する理由としては、人々の生活にモノを通して寄り添い、人々を笑顔にしたいという思いがあるからです。企業探しは、主にリクナビやマイナビなどの就活サイトを利用して探していました。企業探しを行う際に、その企業が様々な事業領域を展開しているのか、実際にその企業で働いている人たちの雰囲気は良いのかを重視しています。

※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。

医療機器メーカーへ応募する学生は少ない?

■調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/26
■投票数:86

医療機器メーカーへの応募についてアンケートをとったところ、全体のおよそ86%の方が「応募をしなかった」と回答しました。応募をする方が少ないと、どうしても情報が偏りがちになります。この記事では医療機器業界の現状と課題について説明していきます。

医療機器業界を目指すのであれば現状を把握すべき

医療機器業界を目指すのであれば、まずはその現状を把握すべきです。現状は追い風なのか向かい風なのか、将来性はあるのか、どういった影響を受けやすいかなど、目指す前に知っておくべき事柄はたくさんあります。
では、医療機器業界の現状とこれからの動向を確認していきます。

医療機器業界の代表的な企業

まず以下は、有価証券報告書をもとに作成した医療機器業界の企業の基本情報です。企業選びの参考にしてください。

オリンパス

住所:〒163-0914 東京都新宿区西新宿2−3−1 新宿モノリス
電話番号:03-3340-2111
代表者名:笹 宏行
設立:1919/10/12
市場:東証1部
従業員数:33,330人
平均年齢:42.1歳
平均年収:8,700千円

テルモ

住所:〒151-0072 東京都渋谷区幡ケ谷2-44-1
電話番号:03-3374-8111(代)
代表者名:三村 孝仁
設立:1921/09/17
市場:東証1部
従業員数:4,733人
平均年齢:41.1歳
平均年収:7,270千円

富士フイルムホールディングス

住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
電話番号:03-6271-1111(大代表)
代表者名:古森 重隆
設立:1934/01/20
市場:東証1部
従業員数:78,501人
平均年齢:43.6歳
平均年収:10,700千円

ニプロ

住所:〒531-8510 大阪市北区本庄西3-9-3
電話番号:06-6372-2331
代表者名:佐野 嘉彦
設立:1954/07/08
市場:東証1部
従業員数:3,367人
平均年齢:37.9歳
平均年収:5,390千円

どんな企業があるのか知ることも一つの選択

まずはどんな業界があり、業界ごとにどんな特徴があるのか知るのも一つの手です。自分の求めている企業の特性を知ることで職業選択の幅も広げることができるでしょう。業界マップでは、就活生に人気の高い21業界200社以上の情報を一気に読むことができます。この機会に無料でダウンロードし、業界理解に役立てましょう。

医療業界の規模は増加傾向にある

医療機器業界は、規模増加傾向にあります。そのため、目指すとしても悪くないといえるでしょう。医療機器業界は、周りの景気に左右されにくいという一面を持っており、金融危機の際にも安定した推移を見せていました。これは、医療機器業界の長所ともいえる部分であり、近年の異業種からの参入のきっかけにもなっています。

医療機器業界の抱えている課題

医療機器業界の抱えている課題にはどんなものがあるでしょうか。まず、医療機器業界の特徴を語る際に忘れてはいけないのが、その輸入超過の現状です。この課題は近年変わっておらず、海外に対して遅れを取っていると言わざるを得ません。このような課題を抱えてしまっている原因は、単純な技術力不足ではないでしょう。技術力で他国に劣っているわけではなく、規制面の厳しさが原因のひとつだといわれてます。

医療機器業界の今後の将来性

医療機器業界の今後の将来性について、その業界の専門家の分析した文献などを調べて、今後どうなっていくのかを認識しましょう。医療機器業界の規模は、今後も増加していくと思われます。先進国の高齢化問題がより顕著になっていけば、医療機器の需要が高まるからです。予防治療や福祉施設向けの医療機器など、需要の拡大も見込めるでしょう。他の産業からの参入も落ち着いたわけではありませんから、これから成長する業界だといえるのではないでしょうか。

医療機器業界は成長傾向!輸入超過などの課題もあるが将来性あり

医療機器業界の現状、課題、将来性などについて見ていきました。就活をする際には、志望する業界の研究も欠かしてはいけません。医療機器業界は、輸入超過などの課題を抱えているものの、周りの景気の影響を受けにくく、今後の成長していく業界でしょう。目指すタイミングとしても、悪くないタイミングです。

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