三菱重工業の最近の取り組みや業績から見る評判

インフラ整備も手掛けるのが三菱重工業

三菱重工業の事業内容は船舶、原動機、原子力、機械・鉄鋼、航空宇宙、汎用機、冷熱、工作機械と多岐に渡っています。どの事業も、大きな規模で展開されているのです。例えば、社会を支える事業としてインフラ設備を形成する地中建設機械、ダムの水門扉、ビルの免震設備なども手がけているため、三菱重工業は社会的に強い影響力をもつ事業を担っていると言えるでしょう。

業績も従業員数も右肩上がりなのが現状

三菱重工業が2016年に公表した有価報告証券所によると、業績は十分に好調なものと判断できます。平成23年度の売上高が2,820,932（単位：百万円）でした。そこから右肩上がりに数字を伸ばし、平成27年度の売上高は4,046,810にもなっているのです。また、三菱重工業における平成23年度の従業員数は68,887人でしたが、平成27年度には83,932人になっていることからも、その好調ぶりが伺えます。

三菱重工業はグローバル展開を強化している

三菱重工業における取り組みの規模は、非常に大きなものとなっています。2016年9月12日には北米における、オイルないしガス事業向けの受注の拡大への取り組み強化が発表されました。これは北米におけるプラントへガスタービンやコンプレッサ、駆動用タービンなどの売り込みとサポートを強化するという取り組みです。三菱重工業は、グローバル市場においての競争力強化を決定したと捉えられます。

温室効果ガスの排出削減や廃棄物発生量の削減なども行っている

三菱重工業では、CSRについて多様な展開を見せています。その中でも、環境への取り組みとして温室効果ガスの排出削減や廃棄物発生量の削減、化学物質排出量削減など様々な取り組みを行っているのです。実例としては、2014年において国内製造拠点における温室効果ガスの削減を2012年度以下にするという目標を立てましたが、これを見事達成することに成功しました。

福利厚生も充実しており社員の人柄が良いのが評判

三菱重工業は大企業なので安定していて、福利厚生も充実しています。失敗については寛容で、個人の問題というより組織の問題として取り扱ってくれるのが特徴的です。年功序列が敷かれているため、個人の技術で突出するのは難しいかもしれませんが、逆に言えば長く勤めることが確実に可能な環境ともいえます。また、概ね人柄が良い方が多いため、何かと相談に乗ってくれるでしょう。

堅実な成果を上げられ忍耐力のある人を求めている

三菱重工業は歴史のある大企業なので、秩序を重んじます。ベンチャーのような身軽で意欲的な環境と言うより、着実で堅実な成果を求められるでしょう。長い時間をかけて技術を磨ける環境といえます。国家プロジェクト並みの大きな仕事に携われるため、社会的意義のある仕事をしてみたい方には、良い職場となるはずです。

業績も従業員数も右肩上がりでグローバル展開を強化している三菱重工業は評判が良い

三菱重工業の最近の取り組みや業績から見る評判について見てきました。三菱重工業は、様々な重工業系の事業を営む大企業です。三菱グループという巨大な組織に含まれていて、社会的認知度も高いと言えます。事業内容は航空機から工作機械まで多岐に渡り、それぞれ規模の大きいものなのでどれもが主要産業といえるでしょう。三菱重工業の業績は好調で、CSRにもしっかりと取り組んでいます。大きな仕事をして見たいという方にとって、三菱重工業は相応しい企業と言えるでしょう。