2016年11月29日(火) 更新

日本電気硝子株式会社の取り組みと職場環境からわかる評判

日本電気硝子は滋賀県に本社がある特殊ガラスメーカー

日本電気硝子株式会社は、1949年に設立した滋賀県の大津市に本社がある特殊ガラスメーカーです。日本電気硝子の主要な商品は、薄型パネルディスプレイ(フラットパネルディスプレイ)となります。液晶ディスプレイのみならず、有機ELディスプレイや薄膜基盤などに使用されている特殊なガラスです。世界的に見ても重要な液晶用ガラス基盤の生産企業であり、その活躍は日本だけには留まりません。日本電気硝子はディスプレイ以外にも電子部品やガラスファイバ、コンシューマーガラスなども扱っています。では、日本電気硝子の業績や評判は良いのでしょうか。

減少していた業績は回復している傾向がある

日本電気硝子が2015年に公表した有価証券報告書によると、売上高の乱れを見て取ることができます。平成23年度に390,195(単位:百万円)であった売上高は年々減少し、平成26年度には192,692となりました。しかし、平成27年度には251,177と回復している傾向があります。ディスプレイ産業は現代において重要な産業の1つなので、業績が急降下する心配はあまり無いでしょう。

日本電気硝子は東旭光電科技やその子会社と合併した

日本電気硝子は、2016年9月14日に「東旭光電科技ならびにその子会社である福州東旭光電科技との加工合弁事業に合意した」という発表をしました。この合弁事業の目的は、中国大手FPD(フラットパネルディスプレイ)メーカである京東方科技集団へのFPD用板ガラスの加工及び供給となります。拡大を続ける中国市場に進出するという取り組みが成功すれば、大きな利益に繋がるでしょう。

環境に配慮したCSR活動への取り組みに注力している

日本電気硝子では、CSRとして主に環境への取り組みに注力しているのが特徴です。具体的には、酸素燃焼方式のガラス溶融炉の導入などを行っています。酸素燃焼方式は空気燃焼方式の炉よりもCO2の排出が少なく、燃焼効率も良いので燃料の使用量を削減できるのです。また、窒素が高温状態で酸化されることによってできてしまうサーマルNOxの発生を抑制できます。サーマルNOxは酸性雨の原因になる物質なので、その抑制することは環境に配慮した活動だと言えるでしょう。

日本電気硝子は個人主義が強く自主性のある人は働きやすい

日本電気硝子は、個人主義が強い企業です。周囲のサポートを待ったり上司の指示を待ったりするよりは、自発的に動いて自分で提案し、自習するという環境にあります。仕事量は多いのですが、やりたいことができるためやる気や自主性のある人には働きやすいでしょう。また、給料額は高いので生活においてお金には不自由しないと言えます。

チャレンジしたいことを自ら提案する人材が求められる

日本電気硝子では、自分から動くことのできる方を求めています。特殊ガラス業界において、やりたいことがある方にとって挑戦できる環境が用意されているのです。特に研究開発部門においてチャレンジしたいことを提案すれば、通る可能性は高いと言えるでしょう。自分の中から沸き起こる、やりたいことをやる衝動に突き動かされるような方に相応しい職場となります。

日本電気硝子は東旭光電科技と合併しており自発的に行動する方に最適な職場と評判の企業

日本電気硝子は特殊ガラスメーカーの大手企業です。液晶ディスプレイや有機ELディスプレイといったフラットパネルディスプレイの製造を得意としており、世界的なシェアを獲得しています。売上高は近年減少していましたが、平成27年度には上昇に転じていますし、CSRとして環境対策にも力を入れている企業です。個人主義の風潮があるため、自分で考えながら仕事をしたい方にとって良い職場となるでしょう。

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