ニチイ学館の主要な事業内容と企業評判

ニチイ学館は医療・介護において優良企業のイメージ

キャリアパーク会員の就活生を対象に「ニチイ学館に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月15日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「ニチイ学館に対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」

就活生はニチイ学館に対して、優良企業のイメージを持っているといえます。「研修が充実している」「やりがいのある仕事ができる」「会社が安定してそう」など、就活生にとって医療や介護分野で働きやすい会社というイメージがあるのでしょう。そんなニチイ学館が就活生からも好印象なのかは事業内容、取り組み、評判にあるといえます。本記事でニチイ学館の事業内容や社内環境について見ていきましょう。

ニチイ学館の主な事業内容は医療や介護サービスに関するもの

ニチイ学館の主な事業内容は、医療・介護サービスに関する分野です。例えば、在宅介護に関するケアプランの作成したり、高齢者専用賃貸住宅の運営などをおこなっています。また、医療・介護現場の課題のひとつでもある人材不足を解消するために医療資格取得のための教育や、企業の人材育成事業のサポートもおこなっています。

語学事業が成長分野として期待されている

kabutanをもとにニチイ学館の近年の業績を見てみると、直近3年間は減収減益となり、今期は大幅な赤字を計上しています。これは語学事業のための広告宣伝費や販促費、運営費が多く掛かっていることがひとつの要因です。ただ、こうした宣伝活動が功を奏してニチイ学館で語学を習う人は年々増加してきており、2017年3月までの決算予想では黒字転換が予想されるなど今後の成長が期待されています。

ニチイ学館の最近の取り組みは「保育事業サービス」

ニチイ学館の最近の取り組みとして顕著にみられるのが、保育事業サービスの強化です。企業内保育所の設置のサポートや運営のためノウハウを提供して、子育てがしやすい環境を企業に提供しています。また、従来の医療・介護事業における人材育成ノウハウを活かして、保育士資格取得のサポートや職業人育成を実施しています。

ニチイ学館はCSR活動として女性の活躍を推進している

ニチイ学館がCSR活動の一環として取り組んでいるのが女性の活躍推進に向けた取り組みです。社内の女性スタッフが長く会社で働いていけるように育児休暇制度を拡充したり、キャリアに応じた研修を実施しています。また、社外の女性向けには、今後の新しい女性の働き方やキャリアについての講演会を実施して、社会貢献しています。

介護や医療の現場で働く人の成長を助けられると評判

ニチイ学館で多く聞かれる評判が、介護や医療のなどで働く人の成長を助けることにやりがいを感じているという意見です。個人に対して通信教育や集合教育の場を提供して、実務で役立つ教育事業を展開していることを従業員は誇りに感じています。また、今後は英語や中国語といった語学事業でもやりがいを見出していきたいとはりきっている従業員が多くいます。

ニチイ学館の理想的な社員像は「学ぶ姿勢がある人」

実際の医療や介護現場で様々なサービスを提供していることを活かして、教育事業を展開しているので現場で学ぶ姿勢がある人がニチイ学館の理想の社員像と言えます。少子高齢化が深刻な問題となっている日本においてこのようなサービスは今後も必要となってきますので、先を見据えた勉強ができる人も長く働いていくことができます。

医療・介護の悩みを解決に導くニチイ学館は現場で働く人の成長を助けられると評判

ニチイ学館は、医療サービスや介護サービスを展開しているだけでなく、現場で働く人の人材育成もおこなっています。介護や医療の現場で働く人の成長を助けられると評判です。医療資格取得のサポートや医療システムの操作方法の説明などをおこなうこともあります。また、近年は女性の活躍を推進するために保育サービス事業にも力を入れており、特に企業内保育所の設置には力を入れて取り組んでいるのです。

おまけ：ニチイ学館の事業内容・評判

IRからわかる「ニチイ学館」の事業内容・状況について解説します。
「決算説明会資料」によると、「医療関連」「介護」を収益源とし、「介護事業」「保育事業」「語学事業」「中国事業」に投資していく方針です。エリアマネジメント態勢整備を行なうため、5つの支社に分割することで、確実な戦略実行へと繋げたいと考えています。
評判については、一般的に良くない意見が多いでしょう。その原因として、「休日に出勤しなければならない」「賞与が無いので収入があがらない」といった理由が挙げられます。