2016年11月29日(火) 更新

東京地下鉄の主な事業内容と気になる評判

地下鉄路線の運営が東京地下鉄の主要な事業

東京地下鉄はその名の通り、東京の地下鉄路線の運営を主な事業としています。運営路線は銀座線・丸ノ内線・日比谷線・東西線・千代田線・有楽町線・半蔵門線・南北線・副都心線となり、東京都心の全域をカバーしていると言っても過言ではありません。都心の人々の生活を支えるインフラの一部として欠かすことの出来ない企業と言えるでしょう。

従業員数も多く売上も好調

東京地下鉄が2016年に公開した有価証券報告書によると、業績が好調な事が分かります。平成24年度における営業収益が366,838(単位:百万円)で、そこから右肩上がりに成長していき平成28年には408,239を達成しました。従業員数も平成24年度には10,095名でしたが平成28年度には10,942名となっています。これらのデータから、東京地下鉄の業績は良い状況と言えるでしょう。

東京地下鉄は2016年に物流による利用を実施した

東京地下鉄は、物流として地下鉄路線を利用する実証実験を2016年に実施しました。各運輸会社と協力し拠点間輸送(駅から直接トラックで拠点へ輸送)と拠点~駅間輸送(駅から人員が構内を通り輸送)を行ったのです。この実験の有効性が認められ実際に運営路線を物流に使用した場合、物流の効率が改善される可能性は十分にあり、都民のインフラは更に改善されるでしょう。

東京地下鉄のCSRは利用者数の増加と関係が深い

東京地下鉄は利用者数の向上に向けて数々のサービスを提供していますが、この利用者数の向上こそCSRに繋がるものとなっています。私達は自動車で移動するだけで1人あたり147g/kmものCO2を排出してしまうのですが、鉄道を利用すれば22g/kmのCO2排出量で済むのです。こうした情報の配信をし、鉄道利用客を増加させようと試みることは東京地下鉄ならではのCSRと言えるでしょう。

福利厚生も整っており安定しているため評判な企業

東京地下鉄は人々のインフラの一部を担っているため、半ば公共事業化しています。そのため、リストラされるといった危険が無く安定して働けるでしょう。また、そうした性格の企業なので東京の人々を支えている、というやりがいを感じることができます。福利厚生は充実していて、お客様を案内した際に感謝される機会も多いのが特徴です。勤務を続けていれば、自然と鉄道の知識も増えていきます。

東京地下鉄は真面目な人を必要としている

東京地下鉄が求めている社員像は、真面目な人材と言えるでしょう。大企業で前身は帝都高速度交通営団という、半分公共機関のようなところでした。そのため革新的な成果主義というよりは、安定的な年功序列という職場になります。ただ、近年では上述したような物流への取り組みなどの新しい事業も始まっているため、新しい仕事に慣れやすい方ならより歓迎されるでしょう。

地下鉄路線の運営をメイン事業としている東京地下鉄は整備された福利厚生などが評判

東京地下鉄の主な事業内容と気になる評判について見てきました。いかがでしたか?東京地下鉄は東京都心の地下鉄路線を運営している企業で、半ば公的機関のような性質をもちます。近年では物流へも乗り出すといった意欲的な動きを見せていて、業績も好調です。CSRとしては利用客数の向上によって達成されるという、珍しい状況と言えるでしょう。真面目で新しいことを吸収するのが好きな方にとって、良い職場となるはずです。

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