三菱電機の面接の通過率を上げるための対策と回答例

三菱電機対策：面接の流れと内容

三菱電機の面接の対策や回答例を解説する前に、三菱電機の面接の流れと内容を紹介します。何回面接があるのか、どのような形式の面接があるのかを知っていると対策を立てやすくなります。では、三菱電機の面接の流れと内容です。まず、1次面接です。人事が1人です。ここでは、学生時代に頑張ったこと、三菱電機で何をやりたいのかその理由は、という2点を聞かれます。基本的にエントリーシートに沿った内容です。次に、2次面接です。面接官は2人になります。

面接の各段階に沿った内容を把握し対策して臨もう

2次面接では、学生時代の勉強、三菱電気で何をやりたいのか、その理由を1次面接より深堀されます。また2次面接の後に筆記試験がありますので、2次面接では面接対策のみならず筆記試験の対策が必要です。次ぎが、最終面接となります。役員2人と人事が1人です。最終面接では、自己PR、学生時代に頑張った事、三菱電気で何がしたいのか、他社の選考状況は、そして本当に三菱電機へくるのかなどが聞かれます。ただ、面接の形態は事業所や募集職種によって異なります。自身が受ける事業所を調べておき、事業所にあった対策と回答例を練ることが必要です。

三菱電機対策：企業の「強み」を知ろう！

三菱電機の面接を受ける際の対策として、三菱電機の事業内容を知ることが重要です。ほかの電気メーカーではなく、「なぜ三菱電機でなければならないのか？」、「三菱電機の強みは何か？」。それを、自分なりの解釈を含めて説明できるようになっておきましょう。以下で、事業内容と三菱電機ならではの強みをご紹介していきます。

三菱電機は世界各国で人と電機との生活を支えている

【重電システム】
エレベーターやエスカレーターを始めとする、ビルの管理システム等の開発がこちらに該当します。また、その他に水力発電機や原子力機器の開発なども含まれるほか、「粒子線治療装置」などといったがん治療装置の開発も手掛けており、医療部門での活躍も目覚ましい部署です。また、エレベーターの分野では2016年に開業の上海タワー（東京スカイツリーとほぼ同じ高さ）のエレベーターの開発も発表しました。これは、「世界最速」のエレベーターとして注目を浴びています。

【産業メカトロニクス】
カーナビゲーションシステムや産業用ロボット、自動車の部品、建物の使用電力管理装置などを展開しています。身近なところだとFAシステム事業といったスマートフォンや自動車関連の設備投資も行っているほか、メガソーラーといった地球環境にやさしい「省エネ支援機器」の開発も行っています。

【情報通信システム】
放送機器を主に手掛けている部署であり、アンテナやレーダー装置、人工衛星、ネットワークセキュリティシステムの開発を行っています。「ARTS」と呼ばれるターミナルレーダー情報処理システムが有名であり、空港における航空機の離発着を誘導するためのシステムとして活躍しています。宇宙の開発分野にも携われる魅力的な部署と言えるでしょう。

【電子デバイス】
液晶表示装置、高周波素子、光素子、パワーモジュールなど、おもに半導体を取り扱っている部署であり、最先端の分野に携われる部署といって良いでしょう。今後はハイブリッド車や電気自動車の台頭を見越して、自動車用パワー半導体の開発に力を入れることを発表しています。

【家庭電器】
液晶テレビ、ルームエアコン、クッキングヒーター、冷蔵庫など最も人々の生活に密着した製品を製造している部署であるといえます。国内のみならずアジア、北米、欧州といった各国でも着実に売り上げを伸ばしており、人々と電気の生活を取り持ち、支え続けています。

面接力診断で、苦手分野を見つけよう

三菱電機の面接を突破するには、対策すべきポイントが多くあります。たった一つの見落としが、致命傷になりかねません。

そこで活用したいのが、「面接力診断」です。

面接力診断は24の質問に答えるだけで、自分の弱点をグラフで見える化できます。ぜひ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

三菱電機対策：面接で聞かれた質問例集

三菱電機の面接で聞かれる質問例集を紹介していきます。どのような質問があるのかを知ればどのような回答例があるのかもある程度は考えられ対策ができます。対策をおこなえば、面接は難しいものではありません。では、三菱電機の面接で聞かれる質問例です。

【質問例】
志望動機
同業他社と比べて何故三菱なのか？
三菱電機の強みと弱みは何か？
希望部署・勤務地
希望職種とその職種に向いていると思う理由
希望の配属ではなかったらどうする？
組織における自分の役割
学生時代の研究内容について
その研究内容を三菱電機の製品にどのように活かしていくか？
三菱電機でやりたいこと
職種と事業分野どっちを優先させるか？
今後、三菱電機はどの地域に注力すべきか？
自己PR
学生時代に学んだことは？
それを社会人としてどう活かしていくか ？
自身の長所・短所について
誰にも負けない強みは？どう活かせるか？
短所を克服しようとしたエピソード
部活動で活躍したエピソード
あなたを漢字1字で表すと？
周りの人から何と言われるか
組織における自分の役割は何か？

組織における自分の役割や長所・短所が重要

三菱電機の面接の質問の中で重要であるのは、組織における自分の役割、そして長所と短所についてです。この質問は事前に回答例を作成して、しっかりと対策を練ることがいいでしょう。 三菱電機の人材育成の方針は、入社3年という時間をかけて研修・工場見学・OJT・先輩による教育・支援を軸にじっくりと人を育てていくこと。その中でしっかり成長してくれるような「伸びしろのある人材」を求めているのです。
次は、質問と回答例を紹介していきます。

三菱電機対策：面接の質問と回答例①

【質問】
将来の夢はなんですか？

【回答例】
私は人々の生活をより豊かにすることが将来の夢です。その過程で、感動を与え、喜んでもらえるような仕事をしたいと考えています。将来はCFOの様な、経営者の右腕となって企業の大切な土台となる財務面を支えたいです。その為には、会社の事を隅々まで知るべきですから、幅広い視野を持った社会人になります。そして、経理財務に限らず営業なども経験し、オールマイティを目指したいです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

三菱電機対策：面接の質問と回答例②

【質問】
三菱電機でやってみたい仕事や夢は？

【回答例】
半導体・電子デバイス事業の営業職で、エネルギー効率の良いソリューションを提案していきたいです。半導体というのはスマートフォンや電気自動車など、これからの人々の「新しい生活」を生み出していく重要な要素の一つです。説明会などで、御社はその半導体開発の分野で目覚ましい活躍をしていることを知りました。ぜひ御社で半導体事業の営業を行い、人々の新しい生活作りを行っていきたいと考えております。

三菱電機対策：面接の質問と回答例③

【質問】
自己紹介を簡潔に。

【回答例】
私は、一度決めたことを最後までやり遂げることができます。大学に入ってから趣味でテニスを始めたのですが、どうしてもサーブが線の内側に入らず、苦戦していました。そこで、テニスを長年続けている知り合いに頼み、レッスンを受けました。途中で挫折しかけたこともありましたが、最後まで続けた結果、最近ではサーブを外すこと自体が少なくなりました。

三菱電機の面接対策は質問・回答例を参考に各面接段階に沿って経験や考えを具体的に述べられるようにしよう

三菱電機は、企業が持続的成長を実現する為に「社員1人ひとりの成長が最も重要」としています。その為、面接では自分自身を変革・成長していこうとする向上心の強さを示すことが必要です。基本的にはエントリーシートに沿った内容の質問をされますで、回答例の対策をたてるのは容易なのではないのでしょうか。どれだけ説得力を持った回答例になるのか、時間をかけて調べておく必要もあります。また、面接では特に重要視されない長所・短所、組織における自分の役割という質問は、前述の三菱電機の重要としていることと絡めて答えられるように対策を練りましょう。この2種類の回答例は1人ひとり異なりますので独自の回答例を作る対策が必要です。