美容師に受かるための志望動機の書き方｜仕事内容・向いている人・やりがいもご紹介～例文4つあり～

就活生の持つ美容師のイメージは「おしゃれ」「話上手」

美容師と聞いて、華やかな仕事をイメージする就活生は、多いでしょう。実際就活生は、どのように思っているのか「美容師のイメージを教えてください」と聞いてみました。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「美容師のイメージを教えてください！」

就活生の考える美容師のイメージとしては、「おしゃれ」「話が上手」などがあるとわかりました。美容業界の代表ともいえる仕事である美容師は、おしゃれで話上手なイメージが強いです。そのため、目指したいと考えている就活生は、多いでしょう。しかし、もちろんそれ以外の理由で、美容師を目指している人もいます。 ここでは、美容師になるための志望動機の書き方をご紹介します。

志望動機に必要な美容師の仕事内容とは

さまざまな施術を提供しお客様を美しくする

美容師は、中高生がなりたい職業ランキングでも上位にある人気な仕事だといえます。そんな美容師の仕事内容は、カット・セットやパーマなどのさまざまな施術をおこない、お客様を美しくすることです。どのような髪型にしたいのか、どのような雰囲気に仕上げたいのかなどのカウンセリングも、美容師の仕事です。

自分の技術によって仕事内容が変わる

美容師は、カットやカウンセリングをおこなう仕事ですが、自分の技術によって仕事内容が変わってきます。美容師になりたての見習いやアシスタントは、基本的にカットなどをすることがなく、掃除や備品購入などの雑務がほとんどです。ある程度の技術を身につけると、スタイリストとしてようやく施術ができるようになるのです。これが、「美容師は下積みが長い」といわれる所以でしょう。

美容師のやりがいと向いている人

お客様の人生に携われることがやりがい

美容師のやりがいと向いている人を紹介します。まずは、やりがいです。美容師の1番のやりがいは、お客様の人生に携われることだといえます。入学式や卒業式、成人式や結婚式など、お客様にとって大切なイベントの日に、カットやパーマという形で貢献することができるのです。

心身ともに強い人が向いている

つぎに、美容師に向いている人です。美容師は、基本的に下積みが長く立ち仕事が多いため、精神的にも体力的にも強い人が向いています。また、お客様が求める髪型を提供しなければならないため、お客様の要求を聞き出す対人能力も必要だといえるでしょう。

美容師になるための志望動機の書き方

①向上心があることをアピールする

美容師である以上は、常に自分の技術を磨き続けていかなくてはいけません。向上心を失ってしまったら、そこで美容師としての成長は閉ざされてしまいます。逆の言い方をするならば、技術を向上させたいと思い続けている限りは、美容師を続けられるということです。美容師の志望動機では、新しい美容に関しての知識や技術を取り入れて、向上し続けられることをアピールしましょう。また【美容師に向いている人】である、心身ともに強いことを一緒にアピールすると、効果的です。

②接客が好きなことをアピールする

美容師の仕事は、ただカットやパーマをするだけではありません。お客様との信頼関係を築き、心から喜んでもらえるようにするのも美容師の仕事です。なので、日常的に人と接することが好きであったり、美容室の接客に憧れるといったことをアピールしましょう。

③書き出しは自分の信念・思いを書く

美容師である以上は、美に関してのプロフェッショナルでなければなりません。自分が美しくありたいという気持ちと、訪れてくれるお客様に美しくなって欲しいという気持ちこそ、美容師にとってもっとも大切なものだといえます。ですので、志望動機の書き始めでは、自分の信念や思いを書きましょう。

④美容師になって実現したい夢を書く

美容室は、日本中のほとんどの人が訪れるであろう場所です。小さい頃から美容師に憧れ、美容師になった後の夢を考えている人も多いでしょう。志望動機では、そんな実現したい夢を書くことが大切です。「将来自分の店を出す」など、具体的な夢を書きましょう。具体的な夢を書くことによって、本気度が伝わるうえに説得力が増すのです。

⑤文章が苦手な人はジェネレーターを使ってみる

志望動機を作成する際に、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

NGな志望動機の書き方

「勧められて」は自主性がないと思われる

ここでは、ダメな志望動機の書き方をご紹介します。1つ目は、志望した理由を「友達に勧められて」「先生に勧められて」と書くことです。このような志望理由は、自主性がなく悪い印象を与えてしまいます。勧められたことはアピールできるポイントなので、勧められて自分がどう感じたかを書きましょう。

「研修制度が充実している」は向上心がないと思われる

2つ目は、「研修制度が充実している」と書くことです。初めに紹介したように、美容師は向上心が必要な仕事です。研修制度が充実していることを志望理由にしてしまうと、向上心がないと思われる可能性があります。研修制度について触れてもいいですが、志望理由として前面に押し出すのは控えましょう。

「有名なお店だから」は客観的な理由

3つ目は、「有名なお店だから」「有名人が通っているから」と、客観的な理由を書くことです。このような理由にしてしまうと、「店のブランドで判断している」と思われてしまい、評価が下がってしまいます。「自分の夢を叶えられる場所がここだった」と、自分の夢や思いに絡めて書きましょう。

美容師に受かる志望動機の例文4つ

例文①：向上心をアピールする内容

まずは【向上心をアピールする内容】の例文をご紹介します。

例文②：接客好きをアピールする内容

つぎに【接客好きをアピールする内容】の例文です。

例文③：自分の思いを盛り込んだ内容

3つ目は【自分の思いを盛り込んだ内容】の例文です。

例文④：実現したい夢を盛り込んだ内容

最後に【実現したい夢を盛り込んだ内容】の例文です。

志望動機の書き方のポイントは4つ！美容師への思いを盛り込んだ内容にしよう

美容師に受かるための志望動機の書き方を、ご紹介しました。美容師には、向上心が必要不可欠です。志望動機は、【向上心があること】【自分の信念・思い】を盛り込んだ内容にしましょう。NGな書き方と参考になる例文もご紹介していますので、参考にして、魅力的な志望動機を考えてください。