2019年01月31日(木) 更新

エントリーシートに高校時代の話はあり?【エピソードの書き方や採用担当者の本音掲載】

エントリーシートに高校時代の話を書くのはあり?

大学を出ているならなし

大学を卒業している場合は、エントリーシートに高校時代の話を書くのはやめておいた方が良いでしょう。その場合、高校時代に起こった出来事というのは相当昔の話になってしまいますので、情報が古いという欠点が生じます。
人間は生きている以上周囲から様々な影響を受け、思考や価値観がどんどん変わっていく生き物です。そのため、ほんの数年前に考えていたことや大事にしていた価値観と現状が大きく異なってしまうのも珍しくはないでしょう。
大学を出ている場合は、最新の情報に近い大学時代の話を軸に据えるべきでしょう。もちろん、その補足として高校時代のエピソードを語るというやり方であれば問題はありませんので、適宜使い分けることが大切です。

最終学歴が高校ならあり

もし、自分の最終学歴が高卒という場合であれば、高校時代の話をエントリーシートに書いても良いでしょう。その場合は高校時代のエピソードは比較的最新の情報になりますので、現在の自分との齟齬はそれほど大きくありません。
その際に気をつけたいのは、なるべく子供っぽいエピソードは避けるという点です。高校時代というのは未成年ということもあり、人によっては考え方の主軸や精神的な成熟度が固まっておらず、時に衝動性の高い行動を起こしてしまう例もあるのではないでしょうか。
エントリーシートにわざわざ自分が不利になる情報を書く人はいないかと思いますが、それ以外にも、あまりに幼さを感じさせてしまうようなものは記載を避けた方が無難です。

大学を出ていても伝えたいエピソードがあるならあり

大学を卒業している場合は大学時代のエピソードをメインに据えるのが基本ですが、もしどうしても伝えたい話があるのであれば高校時代の出来事を記載しても良いでしょう。例えば、高校時代と大学時代で力を入れたことが異なるものの、それらを通じて得たものをアピールしたい場合等が挙げられます。
一例を挙げると、高校では部活に力を入れ、大学では勉強に力を入れた場合等でしょうか。この場合は部活動から勉強にシフトした理由や、それぞれに得たことを記載することで、長期的な軸を通した自己アピールをすることができます。
また、エントリーシートに「部活で頑張ったこと」という欄がある場合は、必然的に高校時代の話を書くことになるでしょう。

エントリーシートに高校時代の話があると?

採用担当者の本音①

採用担当者①

私は、設問次第で入れても良いという考えです。設問で「今まで頑張ったこと」「印象に残っていること」「部活で力を入れた出来事」など、時代を問わない言い方であれば高校時代の話をしても良いと思います。しかし、「学生時代」「大学で」といった内容の設問であれば、的外れな回答であると見なすため高校時代の話はNGでしょう。

採用担当者の本音②

採用担当者①

なしだと思います。そもそも、大学を出ているのにも関わらず高校時代の話をするのは「大学時代何もしていない」ということを言っているのと同じです。なんのために大学に出たのか、出なくてもよかったのでは?と私は思ってしまいます。高校時代にどんな素晴らしい業績を残していたとしても、大学で努力していないのであれば、過去にとらわれている人です。仕事では、過去の業績より現在進行形の業績を重視します。その点でも、過去にしがみつくような人は正直いりません。

高校時代のエピソードは書かないほうが無難

大きなリスクはないがメリットもない

エントリーシートに高校時代のエピソードを記載することによるリスクは特にありませんが、同時にメリットもありません。そして、エントリーシートというのはマイナスをゼロにすることではなく、ゼロをプラスにする記載を行わなければいけない場ですので、メリットのない記載は極力避けるべきでしょう。
リスクはないがメリットもない記載がされているエントリーシートは、例えていうならつまらない小説のようなものです。読んでも実害はありませんし著者の方にマイナスイメージを抱くこともありませんが、少なくとも「時間を無駄にした」という思いは抱くのではないでしょうか。
それでは、自己アピールが不発に終わってしまい、選考を通過するのは難しくなってしまうでしょう。

大学で学んだことがないと思われる可能性がある

高校時代のエピソードを主軸に据えた場合、相手からすると「じゃあ大学時代には何も学んでいなかったのか?」という話になってしまいます。自分をアピールする際には直近の情報を織り交ぜるのが基本であり、あまりに昔のことばかりを羅列すると、過去の栄光に縋っているようにも見えてしまうでしょう。
自己アピールというのは、原則的に過去ではなく未来に目を向けている内容が好ましいものです。未来を見据えて過去に行ったことをアピールする分には構いませんが、それがあまりにも昔の話になってしまうと、「じゃあ直近では未来を見据えて行動していないのか」ということにも繋がってしまいます。
そうではなく、今でもしっかりと模索し続けていることをアピールしましょう。

「学生時代」と指定されている場合はなし

もしエントリーシートに「学生時代」という指定がある場合は高校時代の話は封印しましょう。基本的に「学生時代」と書かれている場合は、直近の学生時代の話になりますので、大学を出ている場合は大学時代の話を記載するべきです。
それを無視して高校時代の話に終始してしまうと、お題無視になってしまい、相手が求めている回答から大きくズレてしまいます。それでは自分に興味を持ってもらうのは難しく、結果的に選考を通過するのも厳しくなってしまうでしょう。
もし「学生時代」という指定がない場合でも、上述した通り直近の出来事を書くのがマナーの一つです。情報は常にアップデートされ続けるのが好ましく、そのために日々努力することが大切です。

人気企業内定者の「ガクチカ」を参考にしよう

大学時代に頑張ったことが見つからない場合は、人気企業内定者の回答を参考にしてみると良いでしょう。中にはあなたと同じような経験をしていて、それをうまくアピールできている内定者もいるのです。そこでおすすめなのが内定者の「学生時代に頑張ったこと」まとめです。

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高校時代のエピソードを書くポイント

それでは、引き続き高校時代のエピソードを書くポイントを見ていきましょう。高校時代のエピソードを書く際にはまず「なぜそのエピソードを記載するのか」という点を明確にしておく必要があるでしょう。
大学を出ているなら本来は大学時代の話を書くべきなのに、敢えて高校時代の話を持ってくることにはそれ相応の整合性が必要です。高校時代の話を書くためには、まずその点をクリアし、相手に納得してもらう必要があるのではないでしょうか。

なぜそのエピソードにしたのか簡潔に書く

高校時代の話を書く際には、「なぜそのエピソードを記載するのか」という点を簡潔に記載しましょう。そこにしっかりとした整合性を持たせることによって話に一貫性が生まれ、アピールしている内容に対して説得力が生じます。
もしその理由を書かないまま延々と高校時代の話を記載してしまうと、相手から高校卒業者であるという誤解を抱かれてしまう可能性があります。その辺りはもちろん履歴書を見れば分かることなのですが、採用担当者は大勢のエントリーシートを確認しなければなりませんので、時に文章のイメージから判断されてしまうケースもあるかもしれません。
そういった誤解を生じさせないためにも、高校時代の話を書く際にはしっかりと理由も明記しておくことが大切です。

高校時代から今まで継続して行なっていることにする

高校時代の話を書く際には、そこでアピールしていることを現在に繋げてしまうのも一つの手です。例えば、高校時代から始めた趣味や特技を今もなお継続していることを記載したり、興味を抱いたことを続けて勉強している等が挙げられるでしょう。
そうすることで、話は高校時代だけではなく、現在に及びます。それは自身の直近の情報といっても差し支えありませんので、十分アピールする材料になるのではないでしょうか。
また、継続していることを今後どう活かしたいかという面にも言及することができます。それは未来を見据えて語る話になりますので、企業に対して大きなアピールになります。未来に向けて行動できる人材は、どの企業でも活躍できる可能性が高いものです。

エントリーシートに高校時代のエピソードは基本なし!書きたいなら理由も添えよう

エントリーシートに高校時代のエピソードを記載するのは、基本的にはNGです。しかし、もしどうしても書きたいという場合であれば、その理由をしっかりと明記するようにしておきましょう。
エントリーシートは自分の主観で書くものに違いありませんが、そこに他者目線を取り入れるのが成功のコツです。この場合の他者目線というのは、すなわち会社の採用担当者の目線という話になりますので、彼らがエントリーシートをどう見るか、そして応募者に何を求めているかをある程度予測して書くことが求められます。
そう考えると、高校時代のエピソードをどう書くかという点が見えてくるのではないでしょうか。相手にとって必要な情報を、大きな脚色なく記載することが大切です。

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