2020年07月06日(月) 更新
ハローワーク職業訓練の種類と就職しやすい職種BEST3をご紹介します。
目次
多くの就活生は職業訓練について詳しく知らない
就活生の声
キャリアパーク会員の就活生を対象に「職業訓練って知っていますか?利用を検討したことがありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- 聞いたことはある。利用するかはわからない
- 知っているが検討はしたことない
- 知らない
※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「職業訓練って知っていますか?利用を検討したことがありますか?」
このアンケートの結果から、職業訓練について知らないと答えた就活生が、多くいることがわかりました。
職業訓練とはハローワークで利用することができ、再就職に役立つ様々な資格の取得もできる施設です。
そんなハローワークでの職業訓練の種類と就職しやすい職種を3つ、本記事でご紹介していきます。
ハローワークの職業訓練の職種は120種類以上
職業訓練の職種は全部で120職種以上あります。建設や溶接、機械やビル管理、電気工事やホームページ作成、エクセルやワード、そして福祉関連や清掃業務まで色々な職種に役立てられる技術を学ぶことができます。
様々な雇用ニーズに対応して、様々な職種を扱っています。ここ最近はIT系の人気が高いようです。
職業訓練は都道府県別によって異なる
職業訓練を受けるまでの流れや種類・内容などは直接ハローワークに行きましょう。また地域性が見られるのも、ハローワークの職業訓練の特徴です。香川県では「さぬきうどん科」、徳島県では「イベントプランナー・コーディネーター養成科」があります。
ハローワークでの職業訓練の種類は沢山ありますが、地域によって異なるのでお住まいの都道府県の管轄にある最寄りのハローワークにまず行ってみてください。ハローワークによって種類、時期によって募集している時としてない時があります。
自分は職業訓練に向いているタイプか、適性を診断してみよう
自分の適性や性格が、職業訓練の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?
そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。
My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。
My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分が職業訓練に向いているタイプか、診断してみましょう。
勘違いされやすい「求職者支援訓練」と「職業訓練」
ハローワークには「求職者支援訓練」と「職業訓練」の2種類があります。この2つの違いは、失業保険を受け取っている時に参加するか/しないかです。
受け取っている時に参加するのが「職業訓練」で、失業保険の受給期間を終えてまだ就職をしていない方が受けるのが「求職者支援訓練」です。この2種類の訓練の違いを理解したうえで職業訓練を受けましょう。
違いは失業保険を受給しているか/していないか
求職者支援訓練は、失業保険受給を受けていない人が優先されます。もちろん失業保険の受給を受けている最中でも受けることは可能ですが失業保険の資格がなくなるので、損をしてしまいます。
ハローワークで受けられる職業訓練の職種は主に4つ
ハローワークで受けられる職業訓練の職種は、大きく分けて4種類あります。
・マイクロソフト(word・Excel・Power point)
・Web技術(プログラミング・HTML・CSS・SE)
・介護系の資格
・CAD(パソコンで模型を作る技術)
職業訓練の特徴は「技術」を習得し、時には資格を得て就職に活かす事です。上手くハローワークの職業訓練を活用して、就職活動を効率よくすすめましょう。
自分で身につけられる技術は職業訓練にない
上の4種類とは逆に、販売や飲食などの接客や、料理など、自身で経験して身につく技術はハローワークの職業訓練にはありません。
パソコン技術に関しての技術の他、Excel技術などを生かした事務、経理の資格も一緒に取ることが出来るハローワークもあります。パソコン関係は人気なうえに、種類が豊富なのでおすすめです。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。
My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。
ハローワークにある職業訓練で就職しやすい職種とは?
以下の3種類は、今の日本で「労働力不足」や「人手不足」と言われている職種です。
・介護系全般
・保育士
・IT(主にWeb関連)
小さな都市では、あまりWeb関連の会社が少ない状態で需要がまわっている事が多く、個人事業としてWebサイトの作成を請け負っている方もいるので就職先は期待できません。また、ハローワークに職業訓練自体がないところもあるかもしれませんよ。では、就職しやすい職種を一つずつ見ていきましょう。
就職しやすい職種①:介護職
就職しやすい職種の一つ目は、介護職です。介護の仕事といっても、その種類はさまざまです。未経験だからと手当たりしだい応募する事は避け、それぞれの施設の特徴を踏まえた上で、未経験でも比較的仕事のしやすい種類を選びましょう。
介護職の種類は、生活を全面的にケアする「老人ホーム」での勤務、決まった時間、利用者の方とレクレーションなどをする「デイサービス」での勤務、「訪問介護」の大きく分けて3種類です。職業訓練を活用して、就職しやすい職種を参考にしてみてください。
就職しやすい職種②:保育士
就職しやすい職種二つ目に、保育士があります。保育士の主な仕事は、園児たちを見守ることです。預かっている間の出来事などを、保護者へ伝えたりもします。危ないことから守ったり、日常生活の世話をしたりと、仕事内容は多岐にわたるといえるでしょう。保育士は、お預かりした子どもたちを保育する一方で、保護者が働いている間幼い命を預かるという、大変大きな責任を背負っているのです。
お預かりした子どもたちだけでなく、保育士間のコミュニケーションや、保護者との連携もきちんと取れるということは、保育士にとっては非常に大切な事だと言えるでしょう。
就職しやすい職種③:IT関係
就職しやすい職種として、IT関係があります。新しいアプリケーションやスキルを短期間で習得して入社する未経験者も大勢います。理工学系の院を卒業して、ずっと実務経験を積んできた熟練労働者も多いですが、未経験から勉強を始めてIT企業への就職を成功させる人もいるのです。
ハローワークなどでやっている、アプリ系やグラッフィック系の職業訓練はもちろん無料で、未経験でも知識が身につくのでオススメです。
チャレンジ精神と覚悟を持って訓練に取り組もう
第一の目的は就職をすることなので、自分が少し苦手な職業でも、選べる職業の種類が少なくても、需要がある職種にチャレンジしてみましょう。
やってみたら「意外とやりがいが出てきた」ということもあるはずです。訓練と言うくらいですから、職業訓練にはチャレンジ精神と覚悟が必要です。
ハローワークの職業訓練でオススメの種類は介護・保育・IT!
ハローワーク職業訓練の種類と就職しやすい職種3つをお教えしました。ハローワークで受けられる職業訓練は、120種類以上あります。失業保険を受給中で、就職が難しいと感じたら「職業訓練」を受けてみることをオススメします。失業保険の給付期間も延長になりますし就職できる確率も上がって、一石二鳥ですよ。
また、おすすめの職種は3つあります。それは介護職と保育士、IT関係の職種です。この3つは就職しやすい職種なので、ぜひ参考にしてみてください。
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