2017年07月20日(木) 更新

モルガン・スタンレーのインターンシップに参加するための選考と対策

モルガン・スタンレーは世界有数の総合金融企業

モルガン・スタンレーは、世界43カ国以上にオフィスを展開し、資産運用、投資銀行、証券、、ウェルス・マネジメントなど幅広いサービス事業をおこなう、世界有数の総合金融企業です。

特にモルガン・スタンレーは投資銀行としての評価が非常に高く、優秀な人材が集まっています。金融業界においてモルガン・スタンレーは、グローバルに活躍したい就活生から人気の就職先となっています。

モルガン・スタンレー

企業情報から分かるモルガン・スタンレーの事業内容と状況について解説します。『決算短信』によると、主力の一つである、法人・機関投資家向け証券業務の純営業利益・税引前利益は昨年に比べ増加増加しています。ウェルスマネジメント業務においても純営業利益・税引前利益ともに増加しています。しかし、資産運用業務は唯一の減少となった。モルガン・スタンレーの全事業部の純営業収益は前年度の354億ドルに対し346億ドルとなった。多少の純営業収益の減少はあるものの、法人・機関投資家向け業務やウェルスマネジメント業務から今後も安定した収益が見込まれる。

以下では、そんなモルガン・スタンレーのインターンシップにについてと、参加するための選考、対策について紹介します。

モルガン・スタンレーのインターンシップは4つのコースがある

モルガン・スタンレーのインターンシップは、Summer Insight Program と呼ばれており、4つのコースがあります。期間はコースにより2~3日間です。
【投資銀行/資本市場コース】
・業務概要と実務紹介
・代表的な案件のケーススタディ
・アナリスト・プログラム紹介
・業務の模擬体験(チーム毎に課題の検討とプレゼンテーション)
・社員との交流

【債券:セールス&トレーディングコース】
・「債券」や、その債券市場における基礎の理解
・デスク・ローテーション(マーケットのダイナミズムを体感)
・トレーディング
・ゲーム
・社員とのビジネス
・ディスカッション
・会社のカルチャーやキャリアへの理解

【株式:セールス&トレーディングコース】
・株式業務の紹介
・デスク・ローテーション(トレーディング、ディストリビューション、クライアント・トレーディング)
・課題の検討とプレゼンテーション
・社員との交流

【テクノロジーコース】
・情報技術業務の概要と実務紹介
・社内システムやテクノロジー紹介
・職場の雰囲気を感じる

選考対策①:エントリーシートは超高倍率!

モルガン・スタンレーのインターンシップの選考は、

エントリーシート→webテストによる書類選考→面接

という流れになっており、最終面接を突破した段階で参加者が最終的に決定されます。エントリーシートの質問項目は全コースに共通で、次の3点です。

1.Summer Insight Programへの参加志望理由(200字以内)
2.これまでの学生生活や人生経験を振り返り、あなたの長所・短所(300字)
3.当社があなたをより深く知るために特記したい事項(学内外で力を入れた活動や表彰、企業インターンの経験など、具体的な事項を含む)(300字)

なお、投資銀行/資本市場コースの志望者は、他コースに比べエントリーシートの段階でかなり狭き門になっているようです。

対策:選考の前に業界の知識を蓄えよう

志望動機などでは、モルガン・スタンレーをはじめとする外資系金融業界の情報と業務内容について熟知していなければ書くことも、熱意を伝えることもできません。そのためにも資料となる書籍を読んで対策しましょう。

外資系企業の情報が豊富な『外資系の道標』という書籍と、『インフィニティ・キャンパス』という前年度の選考フロー、日程等を知ることのできる書籍の2冊が就活生のなかでは重宝されているようです。

選考対策②:ESの内容を深堀される集団面接

面接は個人ではなく集団面接のようです。エントリーシートで記入を求められている事柄は、面接でも改めて聞かれる傾向が高いです。具体例を挙げながら深く掘り下げて答えられるように、よく準備しておきましょう。

対策:ニュースなどで業界関連の話題をチェック

「なぜIBDを選ぶのか」、「なぜモルガン・スタンレーなのか」、「これまでに頑張ってきたこと」といった基本的な事柄にも、答えられるようにしておきます。

また、「最近のM&Aで気になった案件は?」といった、モルガン・スタンレーに関わる業界関連の話も質問される可能性があります。対策として、ニュース、特に業界で関心が高くなっていそうなものには関心を払っておきましょう。

モルガンスタンレーのインターンシップの選考対策では企業研究と業界研究が大事!

対策を立てて選考を突破し、モルガン・スタンレーのインターンシップに赴くと、東大や京大、慶応の学生がほとんどで、他の大学からは一握りのようです。

また、インターンシップへの参加は採用プロセスと関連性はないと明記されていますが、内定が出ることがあると答えた参加者も一定数おり、インターンシップ参加者でディナーに招待された人もいるという声もあり、無視しがたいものになっています。

インターンシップの期間中も、社員の方々に見られており、アピールの場であるという意識を持つことが大事です。

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