【川崎重工業のインターンシップ合格ガイド】ESと面接における選考対策と企業情報

川崎重工業のインターンシップ選考対策①：企業研究

川崎重工業のインターンシップ選考対策の1つめは、企業研究をすることです。ここでは、川崎重工業の事業内容について見ていきましょう。
川崎重工業の事業分野には3本の軸があります。三脚が揺らがないように、3で構成されたものはガッチリと安定しますよね。

川崎重工業の事業内容

■輸送システム
「船舶海洋」「車両」「航空宇宙」など。

■エネルギー環境
「ガスタービン」「「プラント・環境」など。

■産業機器
「精密機械」など。

技術開発本部、そして言わずと知れたモーターサイクル（すなわちKawasakiブランドのバイク）事業もあります。インターンシップでは、その全てに通ずる革新のDNAについて知ることになるでしょう。

川崎重工業のインターンシップ選考対策②：実施概要

川崎重工業のインターンシップ選考対策の2つめは、実施概要を把握することです。川崎重工業のインターンシップは、研修施設にて5日間程度の合宿をしながら、みっちりと学ぶことができます。そのインターンシップ・プログラムは、次の3ステップに分かれています。

川崎重工業のインターンシッププログラム

■企業を取り囲む環境を知る
業界や、川崎重工業のビジネスについて勉強。さらに、現在の社会で求められている本質とは何かを考えます。

■就業体験
川崎重工業の事務職に何が求められるのか、実際のプロジェクトを素材として、考え方・資質について体験します。

■現場の空気をかぐ
社員さん達と交流します。その後、企業ミュージアムの見学など。

川崎重工業では、「人の話を聞くことができるコミュニケーション力」と、「難しい状況でも諦めない不屈の精神力を兼ね備えた人材」を求めています。なぜなら、たしかに川崎重工業は高度な技術力を持っていますが、それだけではビジネスは成立しないからです。契約の履行、価格交渉。インターンシップは、そういった経営の視点から、企業のあるべき形を全員で考える場になるでしょう。

川崎重工業のインターンシップ選考対策③：エントリーシート

川崎重工業のインターンシップ選考対策の3つめは、エントリーシートにあります。川崎重工業のインターンシップに参加するための最初の関門がエントリーシートです。ここでは、エントリーシートにどんな設問があるのか、そしてどうすればエントリーシート選考を通過しやすいのか解説していきます。

エントリーシートの内容

・川崎重工業で関わりたい仕事や夢、その理由について
・大学でどんな学業へ取り組み、どんな成果を得たか？
・学業以外で大学時代にもっとも力を入れて取り組んだことは？
・海外と関わった経験はあるか？

最初の3つの設問は一般的ですが、最後の海外とかかわった経験についての設問があるあたりがグローバル企業を自負する川崎重工業ならではといえます。

エントリーシート対策：自身が会社にどういった貢献ができるか

こうした設問に対して答える際の対策としては、「なぜ川崎重工業がいいのか、そして自分がどのように会社に貢献できる人材であるのか」を分かりやすく伝えることです。それができれば、エントリーシート選考を通過することは難しくないでしょう。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

川崎重工業のインターンシップ選考対策③：面接

では、川崎重工業では面接でどのような質問がされているのでしょうか。面接の傾向を見ると面接官によって質問内容が違うこともあり、雰囲気も和やかだと感じたというインターン生もいれば、硬い感じがしたという人もいるようです。どんな質問がきても良いように準備しておいた方が良いといえるでしょう。以下が、過去に出された質問の例です。

・自己PR
・インターンに参加したきっかけ
・大学の学部や選考を選んだ理由
・学生時代にリーダーシップを発揮した経験

以上のような質問だったようです。その他にも、エントリーシートの内容に関する深掘がほとんどだったというインターン生もいました。面接での質問には、簡潔かつ具体的に答えることが大切でしょう。相手の反応を見ながら柔軟に回答する必要がありますので、自分を表現できるように面接での答え方を練習しておくことが大切です。

面接の自己PRでは自分の価値観をアピールする

学生時代にリーダーシップを発揮した経験であれば、大学生時代のことを中心に話すのが一般的でしょう。しかし、自己PRは幼少期などの生い立ちやルーツを話すことが多くなります。価値観や強みはその人の人生の中で生まれるものです。自己PRでは、自分が大切にしている価値観や強みについてしっかり説明しましょう。価値観をアピールする際には、「周りと協力して勝つことをモットーにしてきました」「自分で決めたことには責任を持ってやり抜くことを大切にしてきました」など、人間性が分かる内容が印象に残ります。
強みをアピールする際にも、それを社会人としてどう活かしていくのかということがわからなければなりません。自分の過去を振り返りながら、なぜその価値観や強みが身に付いたのかを言葉で表現できるようにしておきましょう。

川崎重工業のインターンシップに参加した人の声

川崎重工業のインターンシップに参加した学生の多くが、
・「実際の仕事を体験できたのでいい経験になった」
と語っています。また、説明会などでは聞くことができない情報や、感じることができない現場の雰囲気に接することができるのもインターンシップに参加するメリットです。
インターンシップに参加したからといって採用に影響はありませんが、インターンシップで体験したことを採用面接の際に語ることができるというのは、大きなアドバンテージになります。簡潔にいえば「川崎重工業が第一志望なら、インターンシップには絶対参加すべき」。これが参加者の声です。

川崎重工業の会社情報とその社風とは？

社風について

川崎重工業は連結従業員数が34,605人の企業です。求める人物像としては、「切磋琢磨できるチームプレーヤー」を求めています。自立した人間としてさまざまな人の話に耳を傾け、相手の価値観や考え方に共感し、困難に粘り強く立ち向かう人を必要としているのです。いかなる場面でもリーダーシップを発揮し、社内外の人の力を結集して業務にあたらなければなりません。チャレンジ精神を持つことを大事にしている社風ですので、自分でチャンスを掴みとっていくくらいの意気込みが必要でしょう。

経営理念について

川崎重工業の経営理念について紹介します。川崎グループは、社員の行動指針として2007年に「カワサキグループ・ミッションステートメント」を制定しました。「カワサキグループ・ミッションステートメント」の内容としては、社会的使命や経営活動の原則などが挙げられます。

□グループミッション
【世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”】
川崎重工グループは、広汎な領域における高度な総合技術力によって、地球環境との調和を図りながら、豊かで美しい未来社会の形成に向けて、新たな価値を創造します。

□グループ行動指針
① グローバルで長期的な視点に立つ。
② 困難な課題に挑戦する。
③ 目標の実現に向け、最善を尽くす。
④ 社会と人々から信頼される企業人となる。
⑤ 自主独立のプロフェッショナルとなる。
⑥ 誇りと喜びを共有する、カワサキのよきメンバーとなる。

以上から、川崎重工グループが国際的な課題に高い技術力で立ち向かう、チャレンジ精神旺盛な企業であるということがわかります。所属する部署によっては扱う案件の8割が海外のものである川崎重工のグローバルに物事を考える視野が伝わります。

【基礎情報】

・社名
川崎重工業株式会社

・代表者
取締役社長　金花　芳則

・本社所在地
(東京本社)
〒105-8315
東京都港区海岸一丁目14-5
TEL 03-3435-2111
（神戸本社）
〒650-8680
神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号（神戸クリスタルタワー）
TEL 078-371-9530

・本社アクセス
(東京本社)
東京臨海新交通臨海線「竹芝」駅徒歩1分
JR線、東京モノレール「浜松町」駅徒歩7分
都営浅草線、大江戸線「大門」駅徒歩8分
（神戸本社）
JR神戸駅から徒歩3分

・資本金
104,484百万円（2016年3月31日現在）

川崎重工業のインターンシップ選考対策は自身が会社にどんな貢献ができるかを考えよう

川崎重工業のインターンシップ選考対策についてお話しをしてきましたが、いかがでしたでしょうか？事務系職種を希望している学生さんにとって、川崎重工業でのインターンシップは得るものが大きいはずです。なぜなら、重工業の世界において一見すると「事務」は主役ではないように見えるからです。しかし特に事務系職種に限ってのインターンシップを実施しているわけですから、その果たす役割の重要性が窺えるでしょう。大きな製品を扱う舞台であればこそ、チームプレーヤーが殊のほか求められています。そのあたりを踏まえてエントリーシートを書くと良いでしょう。事前の選考対策をお忘れなく！