2020年06月29日(月) 更新
文部科学省のインターンシップの内容と受かるための選考対策
目次
文部科学省のインターンシップ選考対策①:企業研究
文部科学省のインターンシップ選考対策の1つめは、企業研究をすることです。文部科学省といえば、言わずとしれた教育行政を担う省庁です。2,200人ほどの職員が在籍し、学校教育の充実や生涯教育の推進のために教育制度の整備を図っています。
日本の教育の根幹に関わりたい方は文部科学省向き
また、科学技術の研究促進、文化・スポーツ活動の進展、さらに文化財の保護といった各種施策を実施しています。教育行政は文部科学省の独占事業であり、日本の教育の根幹に関わるためには文部科学省に就職する以外の選択肢はありません。文部科学省のインターンシップは、文科省への採用選考には直結しないものの、文科省志望者にとって教育行政に直に触れられる唯一のチャンスとなっているのです。まずは、企業研究をはじめることから、選考対策といえるでしょう。
文部科学省のインターンシップ選考対策②:実施概要
文部科学省のインターンシップ選考対策の2つめは、実施概要を把握することです。文部科学省のインターンシップには選考としての要素はなく、あくまで「教育」の一環として行われます。それゆえ中学生からの参加が認められているということが文部科学省のインターンシップでは最大の特徴となっています。文部科学省のインターンシップに応募するためには志望者の志望届の他に、所属学校の調査票を提出する必要があります。
政策決定の現場を垣間見れる
また文部科学省のインターンシップは、数少ない官庁のインターンシップです。文科省以外でインターンシップを行っているのは、経済産業省と厚生労働省しかありません。官公庁志望者にとって、政策決定の現場を垣間見られる数少ない機会となっているのです。文部科学省のインターンシップでは、政策課のような部署に配属され10日間ほどの実務を経験することになります。
機密に触れることから参加にあたって誓約書を提出する
具体的なインターンシップ内容は、各種資料のコピー取りや統計表のデータ作成、会議に出席してそのミーティング・レポートの作成といった基礎的な業務が中心となっています。基礎的な業務が中心でも、省庁における政策決定の様子を知る事ができ、他の省庁志望者にとっても有益な体験ができるものとなっています。なお、機密に触れることもあることから、参加に当たっては誓約書の提出が求められます。
文部科学省のインターンシップ選考対策③:エントリーシート
文部科学省のインターンシップ選考対策の3つめは、エントリーシートにあります。文部科学省のインターンシップに参加する際にもエントリーシートを提出することになりますが、文部科学省のエントリーシートは非常にシンプルで事務的なこと以外で記入する内容は、自己アピール(800文字以内)だけです。一般の企業が、学生時代に何に力を入れたか、何が自分の強みかなどといった様々な設問があるのに比べるととにかくシンプルです。ただ、シンプルだからこそ、自己アピールをどのようにするかがより重要な選考対策になります。
エントリーシート対策:大学での専攻分野と文部科学省で働くことを繋げる
選考対策として自己アピールを書く際に重要になるのが、自分が今まで大学で専攻してきた分野と文部科学省で働くということがどのように繋がるかを伝えることです。ただ自分の強みや経験を語るだけでは十分な選考対策ではありません。なぜ、文部科学省なのかをじっくり考えて記入しましょう。
通過するエントリーシートを作成する
インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。
文部科学省のインターンシップに参加した人の声
日本の教育の中心でもある文部科学省。このインターンシップに参加できることを学生たちは楽しんでいます。ただ、「公官庁のインターンシップだけあり、参加する学生のレベルも高いので、社会人としてのマナーや話し方、発表の際の表現の仕方など学ぶものは多くある」と感じるようです。
また、「文部科学省が実際にどんな業務を行なっているところなのかということも理解することができるのも参加するメリットのひとつ」と参加した学生は語っています。
文部科学省のインターンシップの倍率は?
文部科学省とは日本の行政機関の一つで、教育の振興や生涯学習の推進を中核としています。文部科学省は、人気のインターンシップ一つです。ではどのくらい倍率があるのでしょうか?
インターンシップの倍率は2~3倍
倍率は主に2~3倍と言われています。以下、参考にしてみてください。
≪年≫≪受入れ人数≫≪応募人数≫≪倍率≫
25年度夏期 95・・・・・・363→3.8
25年度長期 22・・・・・・55→2.5
25年度春期 87・・・・・・152→1.8
26年度夏期 118・・・・・419→3.5
26年度長期 47・・・・・・56→1.1
26年度春期 81・・・・・・178→2.1
27年度夏期 118・・・・・377→3.1
27年度長期 29・・・・・・51→1.7
27年度春期 100・・・・・248→2.4
以上が独自調べによる、過去の倍率です。上記の倍率を、インターンシップに応募する際の参考にしてみてください。
文部科学省のインターンシップ選考対策は大学の専攻分野と仕事内容を繋げることが重要
文部科学省のインターンシップ選考対策と倍率についてお話しをしてきましたが、いかがでしたでしょうか?このように文部科学省のインターンシップは、教育行政に触れられる唯一の機会です。中学生から参加できるものの、未だ中学生の参加者はおらず、参加者の半数は大学3年生が占めています。インターンシップで従事する業務は基礎的な内容であるものの、政策決定の現場を垣間見ることができ、官庁志望者の多くが参加するインターンシップとなっています。事前の選考対策をお忘れなく!
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