テルモのインターンに参加するために就活生が知っておきたい選考対策【企業研究・ES・面接】

テルモのインターンシップ選考対策①企業研究

テルモのインターンシップの選考対策はお考えですか？医療系の企業の内情を知るのに最適な機会です。テルモのインターンシップは、病院などの医療機関の最先端企業。次世代の人材を育成するため、テルモが所有する様々な技術を学べます。

テルモのインターンシップ選考対策のためにまず、企業研究をすることです。テルモのインターンシップでは優れたブランド力をメインに、医療現場で活躍する最新鋭機器を間近で見学できます。 さらに、仕事への理解を深めるためのプログラムが提供されるため、医療機器業界に興味のある人は必ず参加すべき内容です。

テルモの企業理念：医療を通じて社会に貢献する

テルモの企業理念は医療を通じて社会に貢献するというものです。 医療分野における価値ある商品とサービスを提供によって、医療従事者と受ける側の双方の信頼に応えていくことを目指しています。

グローバルビジョンは「Innovating at the Speed of Life」

テルモのグローバルビジョンは「Innovating at the Speed of Life」 世界で絶え間なく変化する社会の環境と科学と技術の進化。その中で患者の命に寄り添いながら医療の現場に新たな価値を届け続けます。 これも、当時不足していた体温計の国産化のために創業した頃から変わっていません。創業者である北里柴三郎博士の「学者は、高尚な研究で自己満足してはいけない。これを実際に応用して社会に貢献することこそ、本分である」 という考え方が、今も受け継がれているのです。

テルモの事業内容：医療品の製造・販売

テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念を掲げています。その企業理念に則り、ホローファイバー型人工肺を世界で初めて開発したり、使い捨て医療機器を日本で初めて提供したりなど、現在は世界160か国以上で医療に貢献しているのです。

HPから分かるテルモ

HPから分かるテルモの事業内容・状況について解説します。テルモは心臓血管カンパニー、ホスピタルカンパニー、血管システムカンパニーの3領域からなり、心臓血管カンパニーで５０％の収益を得ています。2016年の営業利益は816億円でした。新規事業として開発に取り組んできた再生医療分野ですが、世界初の重症心不全治療用の「ハートシート」が、2015年9月に日本での製造販売承認、2016年5月には販売を開始しました。今後の展望として、海外では、カテーテル、脳血管など成長性の見込める事業に集中していく方針です。また、高齢化の進む日本では、高齢者向け医療需要の拡大という成長機会を活かし、トップの地位を堅持していきます。また、新規事業分野では再生医療、細胞療法などのベンチャー技術の買収に注力していく方針です。

テルモの競合他社も知ろう

テルモが属する医療機器業界の動向にも目を向けておきましょう。業界第2位であるテルモの競合他社は業界1位のオリンパスや、3位のニプロなどです。

医療機器業界の競合他社一覧
• 第1位：オリンパス
• 第3位：ニプロ
• 第4位：シスメックス
• 第5位：日本光電工業

テルモのインターンシップ選考対策②実施概要

テルモのインターンシップ選考対策の2つめは、実施概要を把握することです。テルモのインターンシップでは、「グローバルリーダー体験コース」と「開発技術職　仕事理解コース」の2つのコースがあります。それぞれの特徴や実施内容を見ていきましょう。

グローバルリーダー体験コースの実施内容

まずは、グローバルリーダー体験コースの内容から紹介します。 こちらのコースでは、世界から見たテルモの存在意義を知り、海外事業戦略、ビジネスの面白さや可能性を体感。そして、最新の医療技術の普及を目指して設立された、総合医療トレーニング施設「テルモメディカルプラネックス」での医療体験が可能です。 具体的な内容として、グローバル事業の講義を受けて、最後にテルモの企業価値の向上への提案をします。

開発技術職　仕事理解コースの実施内容

インターンシップの開発技術職　仕事理解コースでは、医療機器業界について理解を深められます。工場見学やグループワークに加えて座談会も実施。モノづくりの現場で活躍する先輩社員の話を直に聞くことで、仕事へのやりがいや大変さを知ることができます。

テルモのインターンシップ選考対策③募集内容

実施内容の次は、募集の方法についても確認しましょう。2つのコースで微妙に内容が異なるため、間違えないようにしておきたいですね。

グローバルリーダー体験コースの募集内容を確認

【グローバルリーダー体験コース』

■体験内容
グローバルリーダー候補生

■実施日程
1～2月に5日間の実施予定

■実施場所
・東京オフィス（初台：オペラシティ）
・テルモメディカルプラネックス（神奈川県足柄上郡）

■募集人数
30名程度の予定

■資格・対象
グローバルなビジネスに興味のある国内外の大学生、大学院生

■エントリー後のフロー
①リクナビよりエントリー
↓
②エントリーシート配信
↓
③書類選考・面接

開発技術職　仕事理解コースの募集内容を確認

【開発技術職　仕事理解コース】
■体験内容 開発技術職（商品開発、製造技術など）
■実施日程 12～2月頃に5日間の実施予定
■実施場所 ・研究開発センター（神奈川県足柄上郡） ・テルモメディカルプラネックス（神奈川県足柄上郡） ・富士宮、甲府
■募集人数 各回20～30名程度
■資格・対象 開発技術職を志望する理系の大学生、大学院生（学部学科不問）
■報酬・交通費 ・報酬の支給はありません ・交通費は弊社規定に基づき、支給致します ・ご自宅から通うのが難しい方に関しましては、宿泊施設をご用意致します ・お昼はお弁当をご用意致します
■エントリー後のフロー
①リクナビよりエントリー
↓
②エントリーシート配信
↓
③書類選考・面接

テルモのインターンシップ選考対策④エントリーシート

テルモのインターンシップ選考対策の4つめは、エントリーシートについてです。テルモのインターンシップに参加する際のエントリーシートには、一体どのような内容を記載すればいいのでしょうか？

過去に出題されたエントリーシートの項目

テルモのインターンシップ選考において、過去に出題された内容を紹介します。過去問をもとにどのような質問がきても答えられるように準備しておきましょう。

対策：自身の能力をアピールしよう

エントリーシートの項目からは、あなたがどのような能力を持っているかや、どれだけ企業研究を行ったのかということを読み取ろうとする意図が垣間見えます。企業側に求められるものを推測し、それにふさわしい内容の回答を心がけるといいですよ。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

テルモのインターンシップ選考対策⑤面接

テルモのインターンシップ選考対策では面接も行われます。エントリーシートによる書類選考の通過者の身が進める面接について、その内容と選考対策法も練っておきましょう。

面接での過去の質問内容

テルモのインターンシップ選考面接において、過去に出題された内容を紹介します。過去の質問がそのままされることもあれば、異なる質問がなされる場合もあります。しかし、対策としてあらゆる可能性を考慮しておくことは大事ですよ。

対策：大学での研究内容と志望理由を繋げる

上記に加えて、エントリーシートの中身を深堀していくような質問もあるようです。ただ、質問の内容としてはそれほど変わったものもないので、練習さえ怠らなければすんなりと答えることができるでしょう。 就活時の本選考の記事もありますので、そちらも参考にしてみてください。医療機器のメーカーらしく、理論的な話し方を重視すべきでしょう。

事前にテルモの製品や事業内容を頭に叩き込んでおく

インターンシップの面接に臨む前に、調べられる範囲の企業情報を頭に叩き込んでおきましょう。特に、テルモの製品や医療分野の中でも強い部分を調べておくことで、面接で急に質問されたとしても落ち着いて対処できるようになりますよ。

＝テルモの高いシェアを誇る商品一覧＝
■日本
・注射器
・注射針
・輸液ポンプ
・ガイドワイヤー
・人工肺
・血液バッグ

■米州
・血管造影用ガイドワイヤー
・イントロデューサーキット
・成分採血システム

■欧州
・血管造影用ガイドワイヤー
・イントロデューサーキット
・成分採血システム
・大動脈用人工血管

テルモのインターンシップ参加者の声

最後に、テルモのインターンシップに参加した人の声を聞いてみましょう。自分が参加した姿をイメージできるかもしれませんよ。

上記のように、テルモのインターンシップではコミュニケーションを取る機会が多く設けられるでしょう。グローバルリーダー体験コースなどでは、英語がないと少し厳しいかもしれません。しかし、そのために事前に勉強をしておけば、インターンシップにおいて大きなやりがいを感じられます。
また、開発技術職の仕事理解コースではグループワークがあるため、多くの人と意見を交換して物事を進める必要があるでしょう。その場のメンバーに合わせてどのような話し方をするべきか、協調性が大事といえます。社員の方と話す機会にも恵まれているので、そういった部分でテルモの内情を上手に探れると、インターンシップとしては大きな収穫を得られるのが魅力です。これらの参加者の声からも、テルモのインターンシップには参加するべきだといえるでしょう。

テルモの社風と知っておくべき基礎情報

医療に関する安全性・効率性の向上を目指し、患者の体の負担を減らしたり痛みを軽減したりする製品や仕組みを開発・提供している企業が、テルモです。そんなテルモでは、「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念の元、「開かれた経営」「新しい価値の創造」「安全と安心の提供」「アソシエイトの尊重」「良き企業市民」という5つのステートメントを掲げています。未来にチャレンジする企業市民として、お客様のニーズに応えた安全で安心な製品・システムを提供し、グローバルな事業展開を図るのが、テルモによる声明なのです。
では、そんなテルモの社風について以下で見ていきましょう。

■社風

テルモでは自主参加型のミーティングや野球大会など、ビジネスに関するものからリフレッシュ目的のものまで様々なイベントがあります。社員数が多いので、人気のイベントなどは盛り上がりやすいです。会社全体ではなく研究開発・生産・営業の現場単位などのイベントもあり、そういった点は充実しているでしょう。
仕事においては、扱っている分野からも堅実な会社であり、イベント数が多い反面落ち着いた雰囲気で業務に取り組めます。協調性が重視される社風のため、社員自体は柔軟性のあるのんびりした人が多いです。規模が大きくブランド力とシェア率が高いため、今後も成長が期待されている医療機器の分野において期待できるのが、テルモといえるでしょう。

■基礎情報

社名：テルモ株式会社

代表者：
代表取締役社長CEO　新宅　祐太郎
代表取締役副社長執行役員　松村　啓史

本社所在地と連絡先：
〒151‐0072　東京都渋谷区幡ヶ谷2‐44‐1
TEL　03‐3374‐8111（代）

本社アクセス：
京王電鉄京王線　幡ヶ谷駅より徒歩3～4分程度

資本金：387億円

テルモのインターンシップ選考対策は企業情報を理解して自身の能力をアピールすることが大切！

医療機器メーカーとして確固たるブランドを築き上げたテルモのインターンシップでは、医療機器の製造という、責任ある仕事の片鱗を味わうことができるでしょう。インターンシップのコースには2種類があるため、目指す方向性に合わせて対策をとりたいですね。 テルモの企業情報や強みのある製品を把握し、医療という責任ある仕事に対する自分なりの意見を持って臨みましょう。