2016年11月29日(火) 更新

テルモの気になる事業内容と評判

テルモは心臓血管カンパニーを主要な事業としている

テルモは心臓血管カンパニーと血液システムカンパニー、それからホスピタルカンパニーという事業を営んでいます。その中でも、主な事業は心臓血管カンパニーとなります。この事業は、血管内治療や心臓血管外科手術の領域で使用される器具の開発、製造、販売を行います。具体的な製品としては、血管造影用カテーテルやガイドワイヤー、血管改変ステントといった物理的な製品から、血管内光診断システムなどのIT系の製品まで広範なものを展開しています。

テルモの業績は右肩上がりで好調

テルモが2016年に公開した有価証券報告書によると、業績は好調ということがいえるでしょう。平成24年度の売上高が386,686(単位:百万円)で当期純利益が24,167なのに対し、平成28年度では売上高525,026に当期純利益50,676を達成しました。この間、常に右肩上がりで数値を更新し続けているので、業績は好調と判断することができます。

テルモは事業拡大を狙い新たに止血デバイス事業を始める

2016年10月、テルモは米国の企業セント・ジュード・メディカル社とアボット社における止血デバイス事業の買収に合意したと発表しました。買収額は11億2000万米ドルにも達します。しかしこの買収により、セント・ジュード・メディカル社の保有する大腿動脈穿刺部止血デバイスの「フェモシール」や、アボット・ラボラトリーズ社の保有する心臓用カテーテルイントロデューサーキット「ヴァド」を取得する予定です。主な事業である心臓血管カンパニーの事業拡大を狙った買収といえるでしょう。

インフルエンザ対策にも協力している

2014年、テルモは医療機器販売事業を営む企業として「新型インフルエンザ等対策特別措置法」における指定公共機関となりました。そのため新型インフルエンザ等が発生した際には、関係機関と協力しながらワクチン接種のための針や、シリンジを供給する役割を担います。インフルエンザは感染力が強く、社会へも多大な影響を与えるでしょう。テルモのCSRは社会的意義のあるものといえます。

「ゆめチャレンジ制度」という転職支援制度が評判

テルモは評価制度が優しいので、定年まで安心して働くことができます。アットホームな社風で相互扶助の精神があり、自然と助け合うように動くでしょう。研修制度は整っていて、自主的に学ぼうとする方には充実した環境といえます。「ゆめチャレンジ制度」という転職支援制度があり、仕事を休止しつつ給与を貰いながら転職活動ができるという内容で、社員にとって有利な転職支援環境にあるといえるでしょう。

テルモは協調しながら穏やかに仕事ができる人材を求めている

テルモは穏やかな雰囲気の中で仕事ができます。形としては、若手時代には業務を多く負担して年齢を重ねるごとに仕事が少なくなるというものです。ですがアットホームな雰囲気なので、いがみ合いは無いでしょう。また「ゆめチャレンジ制度」は社員の事を考えなければ成立しない制度で、いかに従業員を大切にしているかが分かります。テルモでは、協調しながら穏やかに仕事ができる人材を求めているといえるでしょう。

テルモは医療機器の分野でシェアを拡大し続けており「ゆめチャレンジ制度」という転職支援制度が評判

テルモの評判と事業内容についてみてきました。この企業は、医療機器や医薬品を取り扱う事業を営んでいて、特に心臓・血管治療の分野において様々な機器を開発、製造、販売しています。最近では米国の企業の買収を予定し心臓・血管分野の事業拡大を目指している状況です。業績は好調でCSRはインフルエンザ対策となります。アットホームな社風の中で長く働きたい方にとって良い職場となるでしょう。

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