三越伊勢丹のインターンシップに参加するための選考と対策

三越伊勢丹のインターンシップ選考対策①：概要

なぜ三越伊勢丹は頻繁にインターンシップを開催しているのでしょうか。それは、三越伊勢丹の百貨店での仕事は単なる接客業だけではないことを知ってほしいからです。三越伊勢丹にはイベントの企画や、独自商品開発などもあります。そうした三越伊勢丹の企業面を伝えるには、年に一回や二回のインターンシップ開催ではとても足りません。短い頻度で開催することで、より多くの人に三越伊勢丹の事業について知ってもらいたいと考えているのです。

百貨店のさまざまな側面を知ってほしい三越伊勢丹

また、スケジュール調整の大変さから、インターンシップを手伝うのは人事の社員だけ、という企業もありますが、三越伊勢丹では現場の社員も参加します。三越伊勢丹の現場の意見を学べる、という点では学生には良いことですし、それだけ三越伊勢丹はインターンシップに力を入れている、ということでもあります。

三越伊勢丹のインターンシップ選考対策②：実施内容

三越伊勢丹では、一年を通じてさまざまなインターンシップが開催されています。

三越伊勢丹の「衣・食・住」領域別インターンシップ

三越伊勢丹にて、ほぼ毎月のペースで開催されているインターンシップです。
「衣・食・住」の中から一つのジャンルが選ばれるため、内容は毎回変わります。
期間は2日から3日で、グループワークと三越伊勢丹の社員による講演、講義で構成されます。
また、現場で働く若手社員との座談会も用意されているので三越伊勢丹の充実したインターンシップが体験できます。

三越伊勢丹の少人数制プレミアムインターンシップ

10名から15名という少人数でのインターンシップです。
「個人力育成」ということを重視した密度の濃いプログラムのインターンシップで、2015年2月に行われたのは「紳士大市」という催事について分析し、企画立案を行う、というものでした。

三越伊勢丹式マーケティング実践講座・1DAYインターンシップ

三越伊勢丹のマーケティングについて学ぶ、3時間ほどのインターンシップです。
講演と講義、グループワークが行われるのは領域別インターンシップと同じですが、座談会はありません。
これ以外にも三越伊勢丹では「感動サービス創造インターンシップ」など、多くのインターンシップが開催されました。

三越伊勢丹のインターンシップ選考対策③：エントリーシート

先ほども説明した通り、三越伊勢丹のインターンシップは、「衣・食・住」領域別インターンシップ、少人数制プレミアムインターンシップ、三越伊勢丹式マーケティング実践講座・1DAYインターンシップの3つのコースがあります。自身の興味のある分野であったり参加方式を選択して体験できるのは、三越伊勢丹のインターンシップならではです。

三越伊勢丹の選考は全コースエントリーシートから

三越伊勢丹のインターンシップは、就活時期に関わらず、年間を通じて開催されるのが特徴です。選考はいずれもエントリーシートの登録から始まります。「学生時代頑張ったこと」を400文字で記載することが多いです。どのような状況で、どのような役割を担い、どのような行動を起こし、どのような結果を得たのか。自分の強みと成果を簡潔にアピールすることが選考対策になります。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

三越伊勢丹のインターンシップ選考対策④：面接

三越伊勢丹のインターンシップでは、一対一の個人面接による選考が行われます。
・一分間の自己紹介
にはじまり、
・インターンの志望動機
について話します。そして、エントリーシートの記載内容を踏まえて、
・学生時代頑張ったこと
について述べます。
面接内容を知り、事前に回答の準備をしておくことで選考対策をしましょう。

選考対策：質問はオーソドックスなものなのでとにかく素直に自分らしく！

面接といっても相手と会話のキャッチボールを行うことが基本です。三越伊勢丹は接客業ですので、コミュニケーション能力が重視されます。なので、対策としては自分らしく会話するようにしましょう。面接の最後には、その場でフィードバックを返してくれることがあります。

三越伊勢丹のインターンシップ参加者の声

三越伊勢丹のインターンシップに参加した学生は一様に、「百貨店の内側を知ることができたことが印象的であった」と述べています。学生は、百貨店の顧客の経験しかないため、その百貨店業務が成り立つために、どのような業務が必要になるのか、想像するのは難しいでしょう。三越伊勢丹のインターンシップでは、モノやサービスを提供する時、どのような視点で何を大切にすればいいかを学ぶことができます。セールスマネジャー・バイヤーなどの仕事を見ることにより、顧客価値の創造という視点で業務を見ることができるようになるのです。

三越伊勢丹のインターンシップ選考は基本に忠実なものなので素直な心構えで臨む対策を！

三越伊勢丹のインターンシップの選考対策について紹介してきました。
三越伊勢丹は百貨店の魅力を多くの学生に伝えたいと考えていますから、インターンシップには積極的に参加してみましょう。とりあえず百貨店の仕事について知ってみたい、という人には領域別のインターンシップがお勧めです。少人数制のものは開催頻度も低いため、参加することが難しいかもしれません。内容の高度さを考えても、本気で三越伊勢丹への就職を考えている人向けと言えるでしょう。ぜひ、三越伊勢丹のインターンシップ選考の対策を行って、参加できるようにしましょう。