2019年12月05日(木) 更新

環境省のインターンシップに参加するための選考と対策

環境省のインターンシップの選考と対策①:実施概要

環境省のインターンシップの選考と対策として、実施概要をしっかりと把握するのが大事です。環境省のインターンシップ参加を考えられている人は、実施内容を確認しておいてくださいね。

環境省のインターンシップでは実践的な政策立案能力が身に付く

環境省のインターンシップは、サマートライアルと呼ばれ議論を交わしたり、政策を立案したり、現場を見学したりなど実践的な経験を積む事ができます。二日間にわけて行われるケースが多く、宿泊ではなく日帰りで行われます。

また、現場で働く職員さんともお話をする機会があるので、環境省内部だけでなく、実際に現場でどのように働いているかなども聞く事ができます。

環境省のインターンシップの選考と対策②:実施内容

環境省のインターンシップの選考と対策として、実施内容を把握しましょう。環境省のインターンシップには6つのコースがありますので、自分に合ったコースを選んでみましょう。以下で詳しく見ていきます。

自分に合ったコースを6つの中から選ぼう

■Aコース「京都議定書の次の枠組みを考える」
複雑に絡み合う国際情勢の中で、ネクスト京都議定書となるような新しい枠組みを考えます。

■Bコース「環境アセスメントを推進させるには」
現在自主努力にとどまっている「環境アセスメント」。これをいかに普及させるか、普及させるための手がかりを考えます。国や地方自治体などの利害調整などについても、中央官庁ならではの仕事を体験できます。

■Cコース「環境金融とは」
環境を保護するにも、お金が必要になります。このコースではお金という側面から、環境金融の概要について学び、環境金融をどう循環させていくかについて考えていきます。

■Dコース「CO2を削減する商品開発」
他のコースと違って少々異色を放つのがこのコースです。しかし、商品開発を通して環境省はこんな風に考えているのだということがよくわかります。商品開発だけではなく、その商品を使ったイベントなども企画する事ができます。

■Eコース「環境産業の育成と、持続可能な循環型社会を形成させるためには」
環境省らしいかたいテーマですが、逆に言えばもっとも環境省らしさを体験できるインターンシップのコースになっています。日本は技術立国で世界の最先端をいっていますが、この強みをどうやって環境産業として成り立たせていくかを考えていきます。

■Fコース「シカ対策を考える」
現在社会問題になっているシカ対策。増え過ぎは環境省の所管業務でもあります。身近なテーマを使って、環境省が抱える課題を学生が主体となって考えられるコースです。

環境省のインターンシップの選考と対策③:グループディスカッション

環境省のインターンシップの選考には、グループディスカッションがおこなわれるので、その対策も必要となります。環境省のインターンシップで行われるグループディスカッションのテーマは様々ですが、共通して言える事は、あらゆる価値観を以て議論をすることです。

例えば、
・「京都議定書に変わる事業計画を立案し、国ごとに分かれて意見を言い合う内容」であったり、
・「環境と金融の関係について議論をする」などのテーマが挙げられます。

対策:"環境"に関する内容の持論を持つ

必ず「環境」に関する内容の持論を持っておかなければ、テーマから逸れてしまうので、対策を行う上では十分に注意しましょう。また、フィードバックの際には、積極的に挙手をして質問をするのではなく、自ら考えて解決する姿勢を求められています。

それぞれの役割での対策がある

適切な役割を把握した上で、練習を進めた方が効率的に対策ができます。しかし、集団討論でどの役割を担えばいいのかは、多くの就活生が悩むものです。そこでおすすめなのが「グループディスカッション完全対策」です。こちらの資料では、YES・NO診断で自分にぴったりの役割が診断できます。「アイディアマン」「司会」「書記」「タイムキーパー」の内、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるので、ぜひ試してみましょう。

環境省のインターンシップの選考と対策④:事前協議(メールで要望書を提出・面談)

環境省のインターンシップに参加するためには事前協議(メールで要望書を提出・面談)と名付けられた選考に通過しなければなりません。要望書に記入する項目は公式ホームページから確認もできます。記入項目を下記に紹介します。

選考:要望書をメールにて申し込み後面談がある場合も

【記入項目】
1、 学生の学部、研究コース、学年、氏名
2、 インターンシップを希望する環境省内の部署名(第3希望まで記載、分かる場合には担当の課・室等まで記載。)
3、 希望理由等 受入希望部署毎に、どういうことに興味を持っているか、インターンとしてどんな就業体験をしてみたいと考えているか、その後、環境省での就業経験をどのように将来役立てたいと考えているかをできるだけ詳細に記載。(A4判で片面1枚程度)
4、 インターン希望期間
(例)7/20 〜 9/15のうち2週間程度
5、 大学等の担当者等
所属、氏名、連絡先、メールアドレス
6、 環境省のインターン受講が正規の教育課程である旨を記載

要望書に記入する項目は、公式ホームページで最新の情報の更新される可能性もありますので、要望書の作成を始める前に、必ず自分の目で確認しておくようにしてくださいね。

対策:環境問題の改善案を常に考案しておく

環境問題に対する持論と、環境省がどのような活動を行っていて、どの面で共感をもち、活動に参画したいと感じたのかというのを、説明できなければなりません。

環境問題に関する報道を逐一メディアでチェックするなどを怠らないようにしましょう。そのうえで環境対策として独自の政策立案を行うだけの発想力と行動力が必要なのです。

環境省のインターンシップ選考では環境問題の改善となる独自案を考えておくのが対策

環境省のインターンシップでは、身近な問題や世界規模で拡大している複雑な問題解決をテーマに、政策立案能力を身に着けることができます。簡単な職場見学ではありませんが、身につくものも多いと考えられます。

また、公官庁らしい体験もできるので、公務員試験を受ける前の動機づけにもなるかもしれません。環境省のインターンシップを通して、自分を成長させてみてはいかがでしょうか。最後に、申し込みの要望書に記入する項目は最新情報として更新される可能性もありますので、必ず自分の目で公式ホームページから確認しておいてくださいね。

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