JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)の面接に受かるための対策と回答例

JETRO対策：面接の流れと内容

JETROの面接は何回にも分けられており、1次面接と2次面接、更に3次面接があります。どの回でも駄目なら連絡が入らないようになり、落とされたということが明確にわかるようになっています。1次はかなり簡単な内容にされていますが、2次以降になると徐々に難しい内容が生まれることとなります。対策もかなり難解で、回答例をいくつも用意しなければなりません。

選考は3次まであり選考が進むにつれて対策は困難となる

JETROの面接は1次がグループ面接であり、3人に対して面接官1人の状態となります。2次は逆のパターンで、1人に対して面接官3人という難しい状態となります。3次はさらに役員の方がプラスされ、対策は困難です。回答例を多く用意しているだけでなく、その都度自分が思いついたことをしっかり回答できるようにしていないと、面接を通過することが難しくなります。

JETRO対策：面接で聞かれた質問例集

JETROの面接では色々な質問が出されることとなりますが、1つずつ対策をするのは結構大変です。また回答例を知っていても、本番の面接では対応できない質問が来る場合もあります。それほど質問の数は多くなっていますが、当たり前の質問も結構あるので対策自体は行いやすいです。

時事情報に日ごろから関心を持つことにより回答がすぐできる状態にしておこう

質問例としては、
「志望動機は何ですか？」
「何故JETROなのですか？」
「最近気になっているニュースは何ですか？」
「JETROに関するニュースを見たことがありますか？知っているものを教えてください。」
「他に受けている企業がありますか？」
という内容があります。日頃からニュースをチェックするなど、JETROに通じる事柄に関して、興味をもつことが必要となってきます。一朝一夕で得られる情報ではないので、日々関心を持ちながら生活しましょう。

JETRO面接の質問と回答案①：志望理由

「何故JETROなのですか？」という質問が出されることは多いです。実は同じような取り組みを行っているJICAという団体もあるため、JETROを志望する明確な理由が無ければなりません。JICAの場合は海外協力を中心に考えていることを知っていれば、この質問の回答例は結構簡単に作ることができます。

比較対象としてJICAを考えればJETROを志望する理由が考え付く

例としては「私は貿易という部分で海外協力を考えており、JICAには出来ない活動である中小企業の海外支援を中心に考えているためです。」といった内容で大丈夫です。この質問は1次に出されることが多いのですが、2次面接以降も出題されることがあるので、覚えておけば色々な所で使える回答となります。

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JETRO面接の質問と回答案②：時事情報

「最近気になっているニュースは何ですか？」という質問が出される場合もあります。これは1次面接で出されることが多く、2次面接以降では出されないこともあります。気になっているニュースを出すことはとても大切ですが、芸能ニュースを出さないように気を付けることとなります。出来れば海外に関わる政治経済のニュースが望ましいです。

日ごろから海外ニュースについてアンテナを広げておこう

例として、「私が気になっているニュースは、アジアインフラ投資銀行についてです。この銀行が世界にどれくらいの影響力を持つこととなるのか、枠組みなどがしっかりされるのかが気になっています。もし中国が実権を握るような状態になれば、いろいろ問題が出るのではと危惧している部分もあるため、今気になっているニュースです。」このような回答が無難かもしれません。

JETRO面接の質問と回答案③：他会社について

「他に受けている会社はありますか？」という質問が出される場合もあります。当然1次面接で受けることとなるのですが、2次面接以降にも出されることがあります。この場合受けている企業についてしっかり回答することと、他の会社を狙ってるのかも明確に回答することとなります。

他会社を受けている理由を述べつつJETROが本命であることをアピールしよう

回答例として、『私は○○という会社も受けています。どちらとも内定を頂けるようであれば、寄り活躍できる御社に進みたいと考えています。』という内容が望ましいです。『他に受けているところはありません』というテンプレートもありますが、JETRO以外を受けている場合は、何故その企業も受けているのか、どちらがより本命なのか、具体性を持った回答ができると良いでしょう。

JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)の面接で聞かれる質問には日頃から海外のニュースに興味や関心を持つことが解答への近道となる

JETROは面接回数こそ多いですが、対策をして、日々海外ニュースなどに関心をもっておけばあまり難しい内容が聞かれることはありません。また回答例を多数用意することによって、対応しやすくなることもあります。出来る限り多くの回答例を用意して、対策する部分を増やしておくこととなります。3次面接になると、回答例にも合わないような質問が飛び出し、JETROに関する質問が増えてきます。対策以外の部分も、出来る限り知識を持っていることが大切です。