NTTデータのエントリーシート(ES)の書き方と回答例

NTTデータのエントリーシート(ES)の書き方のポイントとは

NTTデータのエントリーシート(ES)を作る上で重要なのは、「この会社に入ったあとに、どのような仕事をしていきたいか」という事を明確にする、という事です。以下で紹介する書き方の例も、それを踏まえたものとしています。
もちろん、学生の立場では、詳しく答えるのには限界があります。どれほどNTTデータの情報を読み込んでいたとしても、直接仕事に携わっているのではありませんから、実際に働いている人から見れば、少し見当はずれなことを書いてしまう可能性はあります。

入社後「どのような現場でどう働くか」をNTTデータの情報を交えて書く

エントリーシート（ES）の書き方例でもお話する通り、NTTデータの情報を盛り込むとともに、「どのような現場で、どんな風に働いていくか」という事を、エントリーシート(ES)に盛り込むとよいでしょう。
それがあなた自身ではなく、「会社にとってどのようなメリットや利益をもたらすか」という点について書くことができれば、効果的なエントリーシート（ES）となります。

NTTデータのエントリーシート(ES)の質問例

ここからは、過去にNTTデータのエントリーシートで出された問題についてみていきましょう。文系・理系を問わず、例年以下のような設問がエントリーシート（ES）で出題されています。

エントリーシート（ES）では学生時代の経験・入社後になりたいことを必ず聞かれる

NTTデータのエントリーシート（ES）で必ず聞かれるのは、「学生時代に経験してきた事」です。基本的には、「学生時代に打ち込んだ事」「トラブルや慣例化したものを、どのように解決したか」ということが問われます。

そのほか、どこの会社でも聞かれることになるであろう、「NTTデータに入った後にやりたい事」を聞かれる可能性もとても高いです。学生時代の質問とこちらの質問は、どの年度であっても、必ずと言ってよいほど問われます。

問われやすいこととしては、「自分自身の弱点と、それに対しての向き合い方」「就職活動の最中に、NTTデータについて知ったこと」「趣味や特技」といったものを聞かれることが多いようです。

NTTデータのエントリーシート(ES)の問題と回答例①

「学生時代に経験した事」に関しては、

・スポーツで練習に打ち込んで成績をあげた。また、大会に人が集まるように企画を出した
・苦しいこともあったが運動部で目的を達成し、人からのアドバイスを受けることの大切さも身に着けた
・海外に語学留学をしていた。はじめは言葉がうまく通じなかったけれど、伝えることをあきらめようとせず、最終的には多くの人と交流ができた

というような回答が求められます。

経験から何を学んだかを具体的に述べる

ポイントは、単純に「こういう成績をあげた」「こういう経験をした」ということにとどまらず、「その経験からこのような事を学んだ」「この経験では自分もこういう風に寄与した」という、プラスアルファを加えることです。

実際の経験をもとに書くものですから、具体的な書き方ができるはずです。読んだ人に伝わりやすい、読みやすい文章の書き方を心がけましょう。

NTTデータのエントリーシート(ES)の問題と回答例②

「NTTデータに入った後にやりたい事」に関しては、かなり幅が広いです。

・情報社会から福祉へアプローチする
・地球環境を考えた情報通信技術の促進に尽力したい
・営業活動をして技術を広め、「情報」によって多くの人の生活を豊かにしたい

という回答が代表例です。

福祉や情報に結び付けた回答が多い傾向がある

「福祉」と「情報」を結びつける回答は、これからの高齢化社会を見据えて多くの就活生が答えていました。他の人と回答が被るため、面白味はありませんが、作りやすく、内容としても濃いものが作れるでしょう。

NTTデータのエントリーシート (ES)の問題と回答案③

「自分自身」に関しては以下のような回答例となります。

・「自分自身の弱点」に関しては、最初に弱点を述べ、それに対しての対策を自分の言葉で述べることが大切です。具体的な対策を盛り込みましょう。
・「就職活動の最中に知った事」は、必ずリアルな体験談にします。自分が実際に知ったことを書きますが、志望動機と結び付けてもいいかもしれません。
・「趣味や特技」は、素直な気持ちで書いても大丈夫です。具体例（旅行なら行先など）も示すとよいでしょう。

回答を作成する前に自己分析を徹底して行っておくことがポイント

回答を作成するポイントは、自己分析をし、自分を知ることから始めることです。自分を知ることが出来れば、簡単にこの問題には答えられるはずです。
また、回答を述べるときは具体的なエピソードを織り交ぜることで、真実味が増し、面接官への印象も深くなるのでその点を心がけましょう。

NTTデータのエントリーシート（ES）は例を参考に具体的な経験を交えた書き方を心がける

NTTデータのエントリーシート(ES)の書き方と回答例を紹介しました。
NTTデータの場合、「入った後に何をしたいか」「学生時代に行った事」は特に重要です。エントリーシート(ES)ではほぼ毎回問われることであるため、見る人の目も肥えており、ここできちんとアピールをすることが重要と言えるでしょう。
このような問いに対しては、書き方の例で示した通り、単純に、「やってきた事」だけを語るのではなく、「それによって何を得たか」「自分がそれに対してどのように貢献できたか」を盛り込むことも大切です。
エントリーシート(ES)は、あなたにとって、「営業」の一つです。NTTデータにとって、「（あなたという）この商品が魅力的だな」と思ってもらえるよう、書き方の例を参考に、よく考えて記載しましょう。