JFEスチールに採用されるための志望動機の書き方と回答例

鉄鋼業界のJFEスチールではやりがいのある仕事ができる？

キャリアパーク会員の就活生を対象に「JEFスチールに対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月15日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「JEFスチールに対するイメージを以下から選んでください(複数選択可)」

就活生はJFEスチールに対して、やりがいのある仕事ができるイメージを持っているようです。鉄鋼業界の中でも大手のJFEスチールでは、あらゆる製品に使われる材料や資材を共有をしていることからやりがいを見出しやすいかもしれません。では、そんなJFEスチールに合格するにはどうしたらいいのでしょうか？本記事では、JFEスチールに合格するためのポイントを基にした例文を紹介します。

JFEスチール対策：志望動機の作り方ポイント

JFEスチールの志望動機を書く際に必要なのは「企業研究」と「自己分析」です。この2つについてどれだけ掘り下げているかが志望動機の説得力を左右します。自己分析は他の企業でも共通していることですので割愛しますが、企業研究はどのように進めると良いのでしょうか。

他社の工場見学に参加するなど比較から志望動機を導く

まず、なぜJEFスチールを志望しているのか、漠然とで良いので自分で決めましょう。その志望動機に沿って企業研究を行っていくと効率が良いです。鉄鋼は素材に属するため、鉄鋼以外の業界も知識のために工場見学などに参加しましょう。並行して鉄鋼の同業他社のインターンや説明会などにも参加して、内面的な比較ができると志望動機も書きやすくなります。なぜこの業界を選んだか、ではなく、何故JEFスチールを選んだかを具体的に書く下準備をしましょう。

志望動機作成に役立つジェネレーター

志望動機を作成する際に、「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

JFEスチール志望動機の回答例①：製鉄事業への熱意

回答例：『世界最高の技術を製鉄に捧げることで社会に貢献するという貴社の理念に共感したからです。大学時代の建築事務所のアルバイトをしていた際に、職人さん達が質の悪い鉄を使えば100年もつ建物も数十年かでダメになる、という話を聞きました。私たちの生活の基盤には必ずと言っていいほど鉄があります。貴社に入社し、その理念を推し進めることで、私も社会の基盤をより質の高いものにするお手伝いがしたいと考えます。』

JEFスチールの見解に沿った製鉄事業への熱意を伝えよう

こちらはJFEスチールの事業に対しての志望動機例です。これには製鉄事業とは何かということについて自分なりの見解を持っている必要があります。注意したいのはこの見解に「正解」はないという点です。そのため「間違い」もありません。企業の考え方と真逆ではない限り、重要なのは見解ではなく、「どうしてその見解に至り、それがJFEスチールへの希望につながったのか」です。上の例のように、JEFの企業理念に共感したポイントを述べると志望動機としてピッタリの内容となります。

JFEスチール志望動機の回答例②：自分の経験を活かす

回答例：『貴社の製鉄所の縁の下の力持ちであるオペレーター職・保全職に強い興味があるからです。大きな組織になる程、それを管理するのは難しくなります。それを管理するのが人間です。製鉄所で言えばそれがオペレーター職・保全職になるのだと考えます。私は学生時代の実験ではいつもリーダーではなく、オペレーター職・保全職のように皆の作業がモレ・ダブリなく進んでいるかを管理する役割でした。その経験を生かし、貴社でも製鉄所の縁の下の力持ちとして尽力したいと考えます。』

志望理由に自分の経験を交えて説得力をつける

こちらは職種をテーマにした志望動機例です。ここでのポイントは「うまく企業と紐づけること」です。職種だけで言えば「他の工場の保全職でもいいだろう」という話になってしまいます。国内最大級の製造ラインを持つJFEスチールの優位性に言及しつつ、自分の経験などとつなげながら、説得力を演出しましょう。

JFEスチール志望動機の回答例③：企業研究成果を盛り込む

回答例①：『貴社の環境に対する配慮に強く共感しています。特に「スチール缶のリサイクル率が85％」であるという事実に感激しました。私は高校生の頃から海岸や公園のゴミ拾いボランティアに年4回参加しています。ボランティアを終えて帰ると常に「こんなに多量のゴミを燃やして捨てるのか」と考え落ち込みます。人間が生きていく上で必要なモノを私たちは生み出す必要はありますが、その製品をより環境に優しいモノにすることは可能です。そのような努力を惜しまず、品質も下げない貴社の製品は、世界が見習うべき手本であると思います。』

回答例②：『自分の仕事に誇りを持っている貴社の社員の方々に憧れ、自分もそうなりたいと考えるからです。小学生の頃に社会科見学で貴社の西日本製鉄所を訪れたことがあります。そのとき本当に楽しそうに製鉄の工程を話したり、小学生の疑問に真摯に答える工場の方をみて、自分も将来こんな風になりたいと思いました。その気持ちは今も変わりません。鉄を作る、社会を造るというスケールの大きな仕事に取り組んで、自分自身に誇りを持ちたいと考えます。』

実際に働いている社員から聞いた話などを活用して具体的な志望動機としよう

最後は社員の人柄をテーマにした志望動機例です。もしこの例のような社員と自分との個人的なエピソードがある場合は積極的に利用しましょう。表面的ではなく、自分の経験から出てくる言葉なので、説得力はとても強くなるからです。企業研究の中でOB訪問を行った場合は、そのエピソードを盛り込んでも良いでしょう。自分にとって一番心に響いた言葉などがあれば、それを志望動機内に書くと有効的です。

JFEスチールの志望動機はしっかりとした企業研究を行い鉄鋼業への熱意をアピールしよう

JFEスチールは世界でもトップクラスの技術を持つ企業です。そのため就職活動をする学生たちも並々ならぬレベルの人たちが集まります。そこでものを言うのは学歴よりも強い説得力を持つ志望動機です。志望動機がフラフラしている人間はいくら能力が高くても企業では邪魔なだけです。ここで挙げた例の書き方を参考にして、例よりももっと説得力のある自分だけのJFEスチールの志望動機を作り上げましょう。「企業研究」と「自己分析」がとても大切です。時には他社の工場見学などにも参加し、目を引く志望動機を作り上げましょう。