JFEスチールのエントリーシート(ES)の書き方と回答例

JFEスチール対策：エントリーシート(ES)の書き方のポイント

エントリーシート(ES)を書き方は、JFEスチールでも他の企業でも設問の違いはあれど、実質的な違いはありません。JFEスチールの企業研究や志望動機を掘り下げている必要はありますが、エントリーシート(ES)を書く、という点に関してはどの企業でも共通のポイントがあります。

大学時代に努力したことを具体的に書いた上で志望理由をしっかり書く

そのポイントとは「結論先行で書く」「できれば数字ベースで書く」「初対面の人に話しても理解できるように書く」という3つです。ここであげる記述例もこの3つを意識して書いているので、注意して読んでみてください。もちろん細かい部分の書き方については人それぞれで構いません。ただし結論を最後までとっておいたり、漠然とした「ものすごく頑張った」という書き方をしていたり、やたらと専門用語が出てくるようなエントリーシート(ES)はNGです。具体的な未来のビジョンを持ち、JFEスチールにどうしても入りたいのだという志望理由をきちんと書きましょう。

JFEスチール対策：エントリーシート(ES)の質問例まとめ

まず、エントリーシート(ES)の質問例のまとめです。
・大学時代に力を入れたこと（学業・その他）
・自己寸評・自己PR
・志望理由
・配属希望
・研究内容・独自に工夫した点

基本的な質問が多いので自己分析をしっかりと行おう

こちらは2015年卒の理系総合職の人が実際にエントリーシートで受けた質問です。ごくごく基本的な質問なので、きちんと自己分析と企業研究をしていれば簡単にかけるはず。問題は書き方です。また、専門的な企業であるので志望理由をJEFスチールに絞って作り上げることが必要です。そのために、企業研究を重ねる中で、鉄鋼の同業他社数社の工場見学などに参加し、比較対象にすることでJEFスチール専用のエントリーシート(ES)を作り上げることができます。

JFEスチールエントリーシート (ES)の問題と回答例①：学業以外の質問

質問例：『大学時代に力を入れたこと（学業・その他）』

回答例：『大学時代は講義とは別に自主的な勉強に時間を割きました。近くに大学がたくさんあったため、面白い講義があると聞けばそちらへ出向いて講義を聞きに行ったり、新聞の書評欄で面白いと書かれている本はジャンル問わずできるだけたくさん読むようにしました。大学4年間で読破した本は400冊を超えます。はじめのうちはメモを取らなければ話の流れがつかめませんでしたが、卒業する頃にはメモを取らなくても内容が把握できるようになりました。勉学に励むことで論理的な思考力がつきました。』

具体的な数字を加えてエピソードに根拠を加えよう

大学時代に力を入れたこと？と聞かれてはじめに答えるのはもちろん、何に力を入れたかです。これに説得力をつけるのが「400冊」という数字。この場合は専門分野などは関係がないため、専門用語についての注意は必要ありませんが、四文字熟語や読みづらい漢字は避けて使いましょう。

JFEスチールエントリーシート (ES)の問題と回答例②：配属希望

質問例：『配属希望』

回答例：『オペレーター職、保全職への配属を希望しております。この職種は決して派手さはありませんが、縁の下の力持ちのような存在だと考えます。細かなことも見逃さず、淡々と仕事をこなすことで会社全体を支えています。私は人前に立つとすぐに緊張してしまい、うまく立ち回ることができませんが、その分細かで地味な作業は昔から得意です。オペレーター職、保全職なら自分の長所が活かせると考えます。』

結論から書きどうしてその職種を希望するのか体験談を交えて記入する

「どうしてその職種なのか」という理由をきちんと書きましょう。そこに自分の性格や体験などを加えれば説得力のある文章になります。専門性の高いところへの配属を希望するのであれば、学生時代に研究してきた内容などを軽く盛り込んでも良いでしょう。何より、ただそこに行きたい、というだけでなく将来性を見つめて、自分が活躍できるのだとアピールすることが大切です。

JFEスチールエントリーシート (ES)の問題と回答例③：研究内容

質問例：『研究内容・独自に工夫した点』

回答例：『卒業論文では「琴や三味線などの和楽器の現代におけるあり方」について研究しました。この分野の研究者は少なく文献もなかったため、地域の和楽器の教室や和楽器の協会活動を行っている日本三曲協会に出向くなどして資料を集めました。この経験から自分の足で情報を掴む重要性を学びました。』

研究結果よりもプロセスや学んだことをアピールできる文章にしよう

「自分のことをたくさん知ってほしい！」のはわかりますが、無駄に長い文章は読む側も疲れてしまいます。この設問は研究内容について語ってほしいのではなく、目的の達成のためにどんな手段をどうやって考え出し、そこからどう学んだのかを聞いています。就職活動では必ずこの「何を聞かれているのか」を意識して書きましょう。

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JFEスチールのエントリーシート(ES)には企業研究を重ねた上で志望理由を書き研究結果もアピールしよう

JFEスチールのエントリーシート(ES)の書き方も他社のエントリーシート(ES)の書き方も、大きな違いはありません。希望職種や志望動機など「JFEスチールでなければダメな理由」を述べる際には、他社との違いをつける必要はあります。また、専門的な配属を望むのであればその根拠となる研究などを盛り込んでください。ここで挙げた質問例、回答例をうまく参考にして自分のエントリーシート(ES)に役立ててください。