2019年12月10日(火) 更新

官公庁のインターンシップに参加する方法|実習で得られる要素と注意すべき点

官公庁のインターシップに参加するには積極的な行動が必要

官公庁のインターンシップ参加に関する募集案内は、誰かが教えてくれることはありません。ただ待っているだけでは参加できないので、自ら積極的に募集案内を探す努力が必要になります。官公庁の行うインターンシップは、学内セミナーや説明会のように、案内が親切ではありませんので、積極的に活動した人が情報を勝ち取ることができるでしょう。

官公庁のインターンシップ参加には推薦が必要なケースもある

キャリアセンターを通じて応募するインターンシップについては推薦が必要なケースもあります。大学の教務から自己紹介のような形式で、基本情報と、インターンを通して何をしたいかという目的を書く程度で済むケースもあります。一方で、エントリーシートもなければ、筆記試験もないケースもあります。参加するためにも、まずは各インターンの申し込み要綱を確認してみましよう。

参加報酬が支払われないケースがほとんど

ただし、実際に参加申し込みをする前に注意しなければならない点があります。官公庁でのインターンシップでは、民間企業のように参加報酬を支払うケースはほとんどありません。また、交通費や食事代などを自己負担することも考えられます。また、希望する官公庁にインターンシップができたとしても、希望する分野の職業を体験できるわけではないので、それらを踏まえた上で応募してください。

官公庁でのインターンシップでは資料作成・情報収集・電話対応などを行う

インターンシップ参加により、実際どのような業務があるのでしょうか。基本的には資料作成、情報収集、電話対応をすることが多いのですが、官公庁の特徴として、情報管理が厳しいことが挙げられます。例えば外務省の場合、インターンシップ生に頼めない仕事も多々あるのが現状です。表面的な仕事ばかりと思いがちですが、現場で一緒に働くことに意味があるでしょう。

官公庁のインターンシップで現場の空気を確かめられる点が大きなメリット

インターンシップ参加のメリットとして、実際には体験できなくても、具体的にどのような業務をしているかを目で見て肌で感じ取れる点が挙げられます。空気感が伝わり、普段テレビで何気なく見ているニュースにも関心が高まり、官公庁視点でニュースを理解できるようになるでしょう。一緒に働くことで、人脈ができるのもインターンシップならではと思います。働く前にどんな職場なのかがわかれば、就職活動を一歩前進できるきっかけになるので、積極的に参加したほうが良いでしょう。

メールや電話の対応などをおさらいする

就活中は、企業にメールを送ることや電話をかける機会が多くあります。これらは、ビジネスマナーをきちんと守ることが大切です。メールや電話のマナーは社会人として必要なスキルでもあるため、就活中から身に付けておくといいでしょう。マナーを身に付けるために目を通しておきたいのが「就活マナーマニュアル」です。就活に必要なマナーが網羅されており、メールや電話のマナーについても詳しく掲載されています。日程調整などのメール例も紹介しているため、確認しておくと役立ちます。 無料でダウンロードして、電話やメールでの失敗をなくしましょう。

インターンシップでの出会いが仕事をできるかの判断につながる

官公庁へのインターンシップでは、一緒に就職活動している人たちに出会います。文系だけでなく、理系との交流があったり、院生や帰国子女もいるでしょう。英語のスキルだけとっても、ネイティブの人いれば、全く話せない人もいて、自分が続けていける仕事なのかどうか、判断する材料になります。採用されることも大事ですが、自分が一緒に働きたい人がいるかどうかも重要なのです。

官公庁で実際に働く人の姿を見て自信につなげる

官公庁のインターンシップで働く姿を見て、イメージが違っただけでも発見があります。まったく自分と異なるタイプの人が働いていて驚くかもしれませんし、同じタイプの人が働いているのを見て自信に繋がるかもしれません。また、同じインターン生の働きぶりなども見ながら着々と官公庁の仕事に対するイメージを固めていけます。

官公庁のインターンシップは自分で探す必要があり無給が基本だが実務や現場の空気に触れてイメージを固められる

官公庁のインターンシップに参加するメリットについて解説してきました。官公庁のインターンシップで出会った人々の人脈をどのように活かしていくかは、活動していく個々人によって大きく変わります。単に仕事だけでなく、仕事以外のことも積極的に接触してみるといいでしょう。官公庁のインターンシップに参加して、自分がどのような仕事に興味があるのか、改めて気づきます。向いているかどうかの判断をするのも、インターンシップでは欠かせない要素です。

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