ワコールの社風・福利厚生や教育制度で知っておくべきこと

ワコールの社風・福利厚生について①：人間関係が良好で風通しが良い

ワコールの社風・福利厚生を見ていくうえで、経営理念を学ぶ必要があります。特に関係するのは社風ですが、ワコールの経営理念の中に、相互信頼があります。創業当初から社員同士の信頼関係を重要視する企業です。社内の人間関係は良好であり、人と人が互いに信頼しあう関係を積み重ねることで事業活動が成り立つ相互信頼という考えが社内に浸透しています。また女性を応援するというのが、ワコールの存在意義ですから、女性も働きやすい職場ですが、女性用の下着を開発しているからといって、男女間に格差はありません。

上下関係を意識させないフラットな雰囲気がある

また、社風・福利厚生においては、風通しがよいというのもあります。上下関係を意識させないフラットな雰囲気であり、どのような役職、勤務年数に関係なく意見が言え、自身のやりたいことをやらせてもらえます。役員に対しても「さん」と付けて気軽に話しかけられる雰囲気もあります。

ワコールの社風・福利厚生について②：福利厚生は充実

ワコールの社風・福利厚生の中の福利厚生についてですが、企業と社員との信頼関係を重視した社風になるのでとても充実しています。
各種保険の完備、定期健康診断、自社製品の社員割引購入制度、財形貯蓄制度、従業員持株制度、完全週休2日制、年次有給休暇の取得促進制度、慶弔特別休暇などが整っています。さらに社宅と独身寮があるのは、老舗最大手としての貫録ですね。
また、自立する社員を重要視する社風により、自己啓発援助制度があります。教育制度にも力を入れていることがわかります。

社風・福利厚生だけでなく長期間働くための表彰制度と再雇用制度も整っている

基本的にはこのような社風・福利厚生となっており、女性用下着業界第1位なだけはあります。さらに長年働くために永年勤続表彰制度と再雇用制度も整っています。独身寮と社宅がありますので、地方から就職をするために上京をして、そのまま定年まで働き続けることができます。
ただ、部署によっては転勤もありますので、持ち家を持つよりはワコールの用意する住宅で暮らさないと大変である、という側面もあることは否めません。

ワコールの社風・福利厚生について③：各種教育制度も充実

ワコールは社風により、福利厚生の他に利用できる各種教育制度も充実しています。新卒の新入社員のために社員研修が開かれます。学生から社会人に頭を切り替えると共に、ワコールの総合職として最低限の身につけるべき知識やスキルを得ることができます。さらに、フォローアップ研修も充実しており、入社3年目までの総合職を対象とした若手交流研修会もあります。

教育制度は整備されているが利用には積極性が求められる

そして、社風によってワコールは従来の教育制度とは異なり、自習性を重んじる教育制度へ移行しています。そのため、自主的に学ぶことのできる通信教育などの自己啓発支援制度があります。この自己啓発支援制度で学べるものは、会社が求める人材になってもらうために必要なスキルが多々あります。ワコールは教育制度が整っていますが、これは自分で積極的に利用する必要があります。これは自律的に自分の頭で考え、志し高く行動できる「自律革新型人材」を求めるワコールの姿勢を良く表現しています。主体性がありませんと、ストレスのたまる環境かもしれません。

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ワコールの社風は風通しがよく福利厚生は充実しているが積極性や主体性が必要となる

ワコールの社風・福利厚生、教育制度、すべて自立した自主性のある社員には優位なものになっています。自ら率先して動かない、現状維持を重視するタイプには少しストレスのたまる環境といえます。
しかし、生涯にわたり働き続けることができる点は、大手のメリットといえます。女性用下着の需要がなくなることはありません。その為、社風・福利厚生、教育制度どれをとっても優良なので、ワコールに就職すれば安定した生活を送ることができるでしょう。