2020年06月30日(火) 更新

JR東日本に受かるためのエントリーシート(ES)の書き方と回答例

JR東日本の選考対策:エントリーシート(ES)の書き方のポイント

JR東日本のエントリーシートの書き方はweb登録になっており、2つに分かれているところが特徴です。
エントリーシート(1)は基本情報及び自己PR、エントリーシート(2)は応募するフィールドや志望理由を記載する書き方となっています。内容自体はオーソドックスなものです。
また、webでの入力時間は1画面30分以内となっていますので、書き方として事前に内容をまとめておくことが重要です。

webでのエントリーシート (ES)登録は修正ができないので慎重に

JR東日本のwebでのエントリーシート登録後は、修正ができまないため慎重に行いましょう。また、JR東日本のエントリーシートは、ポテンシャル採用とプロフェッショナル採用において、それぞれで1人1回のみしか登録できませんので、注意が必要です。
JR東日本のエントリーシートの書き方のポイントですが、オーソドックスな質問内容となっていますので、他の就活生との差異化のために、具体例を交えた書き方でオリジナリティを発揮しましょう。具体的にどのように書いたら良いのかわからない場合には、内定者のエントリーシートを参考にするという手もあります。「鉄道業界の内定者エントリーシートまとめ」には、JR東日本が内定を出したエントリーシートが掲載されています。どのようなエントリーシートが好印象だったのかを確認しておくと、より良いエントリーシート作成に役立つでしょう。

それでは、JR東日本の実際のエントリーシートの回答例を見ながら、書き方の対策を考えていきましょう。

JR東日本の選考対策:エントリーシート(ES)の質問例まとめ

【ポテンシャル採用】

・学生時代頑張ったこと
・自己PR
・鉄道事業で実現したいこと

【プロフェッショナル採用】

・学生時代に力を入れてきたこと
・自己PR
・選択したフィールドを志望した理由

これらのエントリーシートの質問は、ここ数年固定されている傾向があります。就活生は過去の回答例を参考にしながら、オリジナルティを発揮する書き方を心がけましょう。

JR東日本の選考対策:エントリーシート (ES)の問題と回答例①

【質問】
学生時代頑張ったことを中心に自己PRをしてください。

【回答例】
私は大手衣料品販売店で接客のアルバイトをしています。
入社後、私は「おもてなしスタッフ選手権で1位になる」という目標を立てました。おもてなしスタッフ選手権とは、店舗のスタッフ同士でその日1番良い接客をしていた人に投票し、得た票の合計を出勤日で割った点数を競うという、私の店舗独自の取り組みです。
この取り組みは、他者から評価されるため、自己の能力を測る良い指標になると考え、全スタッフ40人の中で1位を目指すことを決めました。これまでも接客の経験を積んできた私は、初めはそつなく仕事をこなしていました。
しかし、対応の遅さやはっきり物事を言わない態度が、時にクレームに繋がることがありました。
そこで、私は「話し方の改善」と「接客マナーや知識の習得」に取り組みました。具体的には、売り場では、「結論から話すこと」「分からない時は正直に伝えた上で対応すること」を徹底し、アルバイトの時間以外に、「秘書検定や色彩検定の勉強」に励みました。
それ以降、お客様に問い合わせに対して、スピーディかつ的確な応対ができるようになり、入社から半年後、店舗イチのおもてなしスタッフとして表彰されました。
この経験通じて、私は現状の改善を心がけ物事に前向きに取り組む力が培われたと感じています。大学3年次には、私の所属する団体と別の団体で合同企画を行った際、企画の統括者が仕事を上手く回せず、皆がやる気を失いかけるという事態に陥りました。
そこで私は、思い切って組織改革を提案しました。何の役職にも付いていない私がこんなことをしゃしゃり出るは、どうかと悩みましたが、それよりも企画を成功させたいという想いから、行動に繋がりました。
この強みを、社会人になってからも活かし、貴社の成長に貢献できると考えます。

JR東日本の選考対策:エントリーシート (ES)の問題と回答例②

【質問】
鉄道事務フィールドで実現したい夢はなんですか?

【回答例】
私はこれまで、自ら行動を起こすことで現状を打破することを大切にしてきました。これは、貴社のグループ経営構想で掲げられている「限りなき前進」という考えに共通しているのではないでしょうか。
私がもし入社できたならば、貴社をいつの時代も一番社会の役に立つ鉄道会社にしたいと考えています。そのために、取り組みたいと考えているのが、地方への観光流動です。
短期的には、2020年に行われる東京オリンピックで訪れる地方や海外の方に、首都圏だけでなく、地方にも足を伸ばしてもらえるような企画を打ち出したいと思います。長期的には、私たちの企画を通して、地方の抱える人口減少などの課題を解決し、活性化に繋げていきたいと考えています。
地方への観光流動が成功すれば、地方だけでなく、日本を前進させることができると私は確信しています。広域な事業エリアを持つ貴社ならば、私の夢を実現することができると考え、志望いたしました。

JR東日本の選考対策:エントリーシート (ES)の問題と回答例③

【質問】
選択したフィールドを志望する理由を具体的に教えてください。

【回答例】
貴社の駅・乗務員として現場の最前線で鉄道会社の「安全」「安心」を提供して行きたいと考えたからです。
他の鉄道会社に比べて、貴社は、首都圏では1650万人のお客様が利用されていて、1都16県にまたがる広大なエリアを支える重要な役割を担っていること、また貴社が、Suicaの導入や新幹線の320km/h走行など、積極的に新たな時代を作り出していることから、魅力を感じました。
会社の「顔」となる駅・乗務員フィールドで働くことにより、お客様に安心安全を提供でき、そして人々・社会を支える一員として貢献できると考えています。
貴社に入社出来ましたら、アルバイトなどで培った「コミュニケーション力」や短期留学の経験で培った「発見力」や「提案力」、「行動力」を活かし、車掌としてお客様と最も身近な存在になり、「安全」「安心」を提供し、さらに快適に乗って頂けるよう、お客様のニーズを捉えたサービスの提供を追求する努力をし続けたいと考えています。

JR東日本の選考対策:エントリーシート (ES)の問題と回答例④

【質問】
志望理由を教えてください。

【回答例】
私は地域に根付いていて、地域のことを第一に考える貴社に共感し志望しました。私は貴社の路線を生まれた時から利用さしていただいており、私にとっては生活する上では欠かせないものです。毎日の利用させていただいておりましすが、その中でも貴社の仕事に向きあう姿勢にとても共感いたしました。ある日夜遅くに家を出たことがあったのですが、その時に電車を利用できる時間は過ぎていたのですが、貴社の社員が一人残り駅周辺のゴミ拾いを行なっていました。ホームの掃除はもちろん駅周辺まで綺麗にしようとする精神に感動しました。その経験から私も人生を通し地域に役立ちたいと思っております。

JR東日本のエントリーシート(ES)の書き方は回答例を参考に業務内容を理解した上で具体的な内容にしよう

JR東日本(JR東日本)のエントリーシートの書き方について、実際の質問例と回答例を見てきました。
回答例①については、書き方として基本的には自己PRですが、学生時代に頑張ったこと、そのエピドードとそこから何を学んだか、そしてそれをJR東日本でどのように活かしていくかという視点で記載することが書き方のポイントです。
回答例②、回答例③の書き方については志望動機がより具体的で説得性があるか、JR東日本の業務内容をきちんと理解しているかがエントリーシートの書き方のポイントとなるでしょう。

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