三菱商事を受けたい就活生が知っておくべき社風・福利厚生・教育制度

三菱商事の社風・福利厚生・教育制度①

まずは、三菱商事の社風について、紹介していきます。福利厚生も教育制度も重要ですが、社風にミスマッチはないに越したことはありません。しっかりと社風はマッチしているのか、その特徴はどのようなところかを見ていきましょう。まず、三菱商事は「組織の三菱」と呼ばれる程、結束力の高い社風が特徴といえます。これは、三菱商事に入社をすると三菱の歴史をみっちりと叩き込まれることにより、日本をけん引してきた三菱財閥の凄みを知ることにもなります。

社風：正面から正々堂々と取り組む

「どんな時にも、奇を衒わず、策を弄さず、正面から正々堂々と取り組んでほしい」。これも三菱商事の社風です。策を弄して仮に成功しても、それは一時的なことに過ぎず、失敗すれば逆に後悔することになるからだそうです。組織の中で働くための力を、三菱は必要としていますので教育制度にも力を入れています。次にその組織で働くために企業が何をしてくれるのか、福利厚生について説明をします。

三菱商事の社風・福利厚生・教育制度②

次に三菱商事の福利厚生について説明をしていきます。社風から三菱商事は組織を大切にするというものがわかります。その為、教育制度に力を入れているのはもちろんです。では、どのような福利厚生があるのかを見ていきましょう。保健は各種保険を完備しています。つまり雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険です。他の福利厚生は、財形蓄財制度、従業員持株制度、住宅融資制度、健康管理など、各種福利厚生制度があります。

福利厚生：女性が仕事と子育てを両立できるサポート体制が整っている

女性でも働きやすいように、様々な休暇も整っています。育児休職や子の看護休暇、子の学校行事休暇、病児保育などもあります。これらの他に、勤務時間の短縮や時差勤務、フレックスタイムの導入、時間外・休日・夜勤勤務の免除と制限といった仕事と子育てが両立できるサポート体制がしっかりしています。明治維新から商社をけん引してきた三菱商事は、男尊女卑のようなイメージもありますが、組織を大切にする社風により、女性でもしっかりと働ける企業と言えます。次は、教育制度について説明をしていきます。

三菱商事の社風・福利厚生・教育制度③

三菱商事の強みはその組織です。組織力は社風として三菱商事を語る上では欠かすことはできません。組織を維持するためには福利厚生はしっかりしています。しかし、そのような社風と福利厚生を得るためには、組織に貢献しなければなりません。では、三菱商事の教育制度について説明をしていきます。

三菱商事では強いリーダー人材の育成に取り組んでおり、社員一人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮できるように計画的なキャリパス・OJT経験を重視した、各種の教育制度があります。

教育制度：次世代を担う人材の育成に力を入れている

三菱商事に入社しますと、まずは基礎プログラムⅠを受けます。これは三菱商事の社員として必要な基礎知識を学ぶ約2週間の研修制度です。入社後1年間は先輩社員がインストラクターとなり、指導やアドバイスをおこないます。

入社8年目まで全員一度は海外経験を積む、基礎プログラムⅡがあります。グローバル競争力強化に取り組むことができます。この他に、知識・スキル習得、組織運営力強化、経営力強化といった研修制度があり、次世代の三菱商事を担う経営人材、育成に力を入れているようです。

就活生に人気の高い業界をチェック

「人気21業界丸わかりMAP」は、就活生に人気の高い21業界の200社以上の情報を一気に読むことができます。知らない業界のことでも、少し見聞きしておくだけで、第一志望の業界との関連性が見えてきたり、アイデアが生まれてくる可能性があります。
無料ダウンロードで「業界丸わかりマップ」を読み、就活を有利に進めましょう！

三菱商事は正々堂々取り組むという社風であり女性も長く働ける福利厚生と次世代を見据えた教育制度が充実している

三菱商事の社風は「組織の三菱」です。これは他の商社とは異なる三菱商事ならではの独自の社風といえます。その組織を強固にするためには福利厚生はもちろん、教育制度によって、三菱商事に適した人材に入社後徹底的に教育を施されます。教育制度では海外の研修もあります。

海外で働きたいとの意思があるのなら、三菱商事はその意思を叶えてくれる企業といえます。しかし、自由にのびのび働きたいのであれば、もしかしたら三菱商事の社風は堅苦しく感じるかもしれません。明治維新から日本の商事の第一線で活躍してきた三菱商事らしさをしっかりと受け継ぎ、後世へ伝える心意気がなければ、三菱商事で活躍する際はストレスを覚える可能性があります福利厚生のみ、何となく商社はカッコイイ、というような意識ですと、入社後にミスマッチを感じるかもしれません。