2016年11月29日(火) 更新

日本郵船のエントリーシート(ES)の通過率を上げる書き方と回答例

日本郵船対策:エントリーシート(ES)の書き方のポイント

日本郵船のエントリーシート(ES)の具体的な書き方の例を見る前に、まずはエントリーシート(ES)の基本的な書き方を知っておきましょう。エントリーシート(ES)を書く準備としてはまず日本郵船などの志望企業の企業研究、そして自己分析は基本中の基本です。その情報をもとにして文章を書くわけですが、重要なのはエントリーシート(ES)という限られた紙面の中で「いかに多くの情報を相手に伝えるか」です。

日本郵船の企業理念に共感することをアピールする回答ができるとより効果的

ただ文章を羅列するのではなく、読んで理解できる構成と書き方にしなくてはいけません。その際に注意するのが「形容詞」「副詞」といった「修飾語」を乱用しないことです。修飾語を使うと「すごく」「もっと」「さらに」など立派に見える文章になりますが、内容は濃くなりません。修飾語はできるだけ省き、その分+αの情報を書くようにしましょう。日本郵船は、安全・確実な「モノ運び」を通じ、人々の生活を支えることを企業理念に掲げています。日本郵船の企業理念に共感することをアピールする書き方ができると、より効果的でしょう。では実際に書き方の例を見ていきましょう。

日本郵船対策:エントリーシート(ES)の質問例まとめ

・学生時代に力を入れたこと
・あなたが持つ海上職のイメージ
・取得単位、残りの単位数。
・学業で頑張ったこと
・学業以外で頑張ったこと
・長所と短所

以上がここ数年で日本郵船のエントリーシート(ES)で出題された設問です。募集職種によって少しずつ変わるようですが、おおむね基本的な質問だと言えます。以下ではこの中から3つの設問を例にとって、文章を作成しています。修飾語と情報量に気をつけて、自分の文章と見比べてみてください。

日本郵船対策:エントリーシート(ES)の問題と回答例①

【質問例】
学業で頑張ったこと

【回答例】
学業では読書に力を入れました。専門書や哲学書、新書に学術系の文庫、小説などジャンルを問わず4年間で400冊を読み終わりました。新しいことを知るのは楽しく、また論理力や文章構成力などを高めるのにも役立ちました。

日本郵船対策:エントリーシート(ES)の問題と回答例②

日本郵船対策:エントリーシート(ES)の問題と回答例②
【質問例】
学業以外で頑張ったこと

【回答例】
4年間ずっと学内誌の発行サークルで活動していました。担当はライターと広告営業です。ライターの仕事は初めて会う人にインタビューに行ったり、教員の方にお話を伺う度に事前に色々な勉強をしたことで自分の知らない世界を知ることができて自分の価値観を大きく変える体験になりました。広告営業では広告を出していただくことによる数値的な効果のプレゼンテーションなども行っていたので、社会に出る予行演習になったと考えています。

日本郵船対策:エントリーシート(ES)の問題と回答例③

【質問例】
長所と短所

【回答例】
長所は几帳面なところ、短所は悪い意味で完璧主義になりすぎることです。部屋の掃除をするにしても徹底的に行い、できるだけ埃やゴミがたまらないような家具の配置にもこだわります。しかしその几帳面さが行き過ぎると、他人にも自分と同じレベルを強要して閉口されることも少なからずありました。今はそのような事態にならないためにも、他の人が自分の部屋を汚していても見過ごしたり、相手にもわかってもらえるよう注意の仕方を工夫するようにしています。

日本郵船エントリーシート(ES)の書き方は例を参考にしつつ企業理念に共感することをアピールできるとより好印象

日本郵船のエントリーシート(ES)の書き方と回答例を見てきました。日本郵船のものに限らずエントリーシート(ES)の書き方のコツは、まず書きたいことを箇条書きにし、それを理解しやすいように並べ替え、そのあと文章に起こすという手順を踏むことです。この書き方の練習方法としては、ここで挙げた例や就活本の例の文章を、逆に箇条書きにするという練習がおすすめです。するとどうやって文章が構成されているかが一目瞭然になります。この練習で身につけられる「構成力」は日本郵船だけでなく、あるいはエントリーシート(ES)だけでなく、全ての文章作成の基本です。

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