日立システムズのエントリーシート(ES)の書き方と回答例

日立システムズ対策：エントリーシート(ES)の書き方のポイント

日立システムズのエントリーシート(ES)の具体的な書き方の例に入る前に、まずは基本的なエントリーシート(ES)の書き方を理解しておきましょう。エントリーシート(ES)に限らず、文章作成の基本は「素材」「骨組み」「肉付け」の3ステップで行います。「素材」とはエントリーシート(ES)の場合は情報と言い換えられます。企業研究によって得た業界や日立システムズの情報、あるいは自己分析によって得られる自分自身も気づかなかった自分の一面などです。これらをエントリーシート(ES)の設問の回答になるように組み合わせるのが「骨組み」です。建物でもいきなり屋根から作ってしまっては効率が悪いのと同様、文章もまずは土台となる骨組み＝構成を考えるところから始めます。ここまで出来てようやく「肉付け」、つまり文章の作成に入ります。以下で示す例の文章がどのような素材、骨組みでできていて、どの部分が「肉」なのかを意識しながら読んでみてください。

日立システムズ対策：エントリーシート(ES)の質問例まとめ

・大学時代の学業について
・学生時代に力を入れたこと
・自己PR
・志望動機
・資格（技術職）
・ネットワークスキル（技術職）
・趣味、特技
・希望職種
・希望分野
・入社後やってみたい仕事
・サークル
・志望業界

お客様に驚き・感動・安心を提供できる人材であると伝える書き方が効果的

以上がここ数年の日立システムズのエントリーシート(ES)の設問の例です。とりわけ珍しい質問も、答えるのが難しい質問もありません。場合によっては履歴書のPR欄に書くような内容とかぶる質問も少なくないでしょう。逆に言えばまだ企業・業界研究や自己分析が不十分な人は、日立システムズのエントリーシート(ES)作成を通してそれらを深めることができます。日立システムズは求める人材として、お客様に驚き・感動・安心を提供できる人材を挙げています。回答の中で、自分は日立システムズの求める人材像に合致する人材であることをアピールする書き方ができると、好印象を与えられます。ここから3つのお題を選んで文章を作成してみましょう。前述のように例の文を自分なりに「素材」「骨組み」「肉」に分類しながら読んでみてください。他の文章でもそうしているうちに、自然と文章力が付いてくるはずです。

日立システムズ対策：エントリーシート(ES)の問題と回答例①

【質問例】
学生時代に力を入れたこと

【回答例】
学生時代は特に筋力トレーニングに力を入れてきました。スポーツ栄養学やスポーツ医学を独学で学び、時には大学の研究室にもお邪魔しながら知識を蓄積し、同時に独自に組んだプログラムと目標に従って週に3〜4日のトレーニングを行ってきました。これらを通じて「努力すること」「結果にコミットすること」が身につきました。また、筋力トレーニングはウェイトトレーニングだけでなく生活管理や食事管理も非常に重要なので、自己管理能力が飛躍的に向上しました。

日立システムズ対策：エントリーシート(ES)の問題と回答例②

【質問例】
入社後やってみたい仕事

【回答例】
例えば介護や子育てなどこれからの日本にとって非常に重要な分野におけるシステムの企画・販売に携わりたいと思います。私には現在プログラミングの知識や技術はありません。しかしよりよい社会を実現するための熱意とアイディアは誰にも負けないと自負しています。それをシステムインテグレーションという形で達成したい、そう考えています。

日立システムズ対策：エントリーシート(ES)の問題と回答例③

【質問例】
サークルについて

【回答例】
4年間手芸サークルに所属していました。男性は私だけでしたが、男性ならではのタフな手芸品作りに打ち込み、4年間で大小50もの作品を完成させました。手芸というのは地味な作業ですが、準備や段取り、そして何より集中力・根気が重要です。4年間のサークル活動で手芸以外でもそういったことにこだわるようになり、自身の成長にもつながったと考えています。

日立システムズのエントリーシート（ES）の書き方は例を参考にしつつお客様に驚き・感動・安心を提供できる人材であると明確にする

日立システムズのエントリーシート(ES)の場合でも、他社のエントリーシート(ES)の場合でも、書き方の基本は同じです。「素材」を集め、「骨組み」を作り、「肉付け」をしていく。この3ステップを使う書き方に慣れていれば、たくさんのエントリーシート(ES)を書くことになっても大して苦にはならずに作成できるようになってきます。日立システムズのエントリーシート(ES)をもとに作成した例の文章を、素材・骨・肉で分類することで3ステップがどのように文章の中で組み合わさっているのかがわかるはず。例の文章だけでなく、友達の文章や雑誌の文章などにもこの練習を行って文章力アップにつなげてください。