信金中央金庫のエントリーシート(ES)の書き方と解答例

信金中央金庫対策：エントリーシート(ES)の書き方のポイント

信金中央金庫のエントリーシート(ES)の書き方のポイントは、どのような点でしょう。
エントリーシート(ES)では、信金中央金庫が求めている人材であることを証明しなければなりません。信金中央金庫は、全国の信用金庫の中央機関ですから、重い責任が課せられます。
そのため、エントリーシート(ES)の質問には個人で頑張った経験よりもチームで頑張った経験をメインとした書き方が好まれます。
また、ただチームに属し、難題に挑戦したのではなく、リーダーシップを発揮して問題を解決、チーム内のトラブルで管理能力を発揮したという点をアピールする内容がいいでしょう。
単純な書き方としては、文字数が600文字と制限をされていますので制限内で、読み手を意識した論理的な内容で書くことで、説得力があり読みやすくなり、高評価につながります。
次は、信金中央金庫のエントリーシート(ES)の質問例と解答例を紹介します。

信金中央金庫対策：エントリーシート(ES)の質問例まとめ

学生時代に特に力を入れて取り組んだことについて、その経緯や過程を含めて具体的に記入して下さい。
志望する理由と入庫して挑戦したいことを記入して下さい

オーソドックスな質問においてどれだけ差別化をはかれるかがポイント

信金中央金庫は、信用金庫の中央金融機関としての役割を持っています。このため、求める人材としては、責任を持ち、社会の発展を見据えたビジョンがあり、社会貢献を旨とするような人材となります。
そのため、エントリーシート(ES)は、信金中央金庫が求める人材と自身がマッチするような経験を記載していくことが求められます。
エントリーシート(ES)の質問の数自体は少なく、オーソドックスな質問ばかりなので、どれほど差別化ができるのか、ということを念頭に置いた書き方がいいでしょう。

信金中央金庫対策：エントリーシート (ES)の問題と解答例①

【質問】信金中央金庫を志望する理由と入庫して挑戦したいことを記入して下さい。

【回答】私は日本を支え、更に発展させたいという想いを軸に就職活動を行っています。そのような想いを抱くようになったのは昨年参加した被災地ボランティアがきっかけです。その地域で復興へと力強く歩んでいる人々を見て、このような素晴らしい人々が暮らす地域、ひいては日本を、自らの力で支えて更なる発展へ導いていきたいと強く思いました。日本の企業数の99％を占める中小企業と地域社会を支える全国の信用金庫。貴庫はそれら信金の唯一の中央金融機関として日本を代表し、中小企業と地域を根底から支えています。 貴庫に入庫した暁には、日本全体の活性化を成し遂げたいです。そのために少数精鋭の職場で成長し、現場の目線に立ちながら地域社会を発展させます。

信金中央金庫対策：エントリーシート (ES)の問題と解答例②

【質問】学生時代に特に力を入れて取り組んだことについて、その経緯や過程を含めて具体的に記入して下さい。

【回答】私が学生時代頑張ったことは、「学内初の全ゼミ参加型論文コンクール」の発案・運営です。常に社会問題に対して意見を求めてきた父の影響で常に問題意識を持つようになりました。2年の時に学園祭におけるゼミの研究発表会を見に行った際に、研究発表会が形骸化していることに気がつき直したいと思いました。その結果と自分の考察の結果、ゼミで研究を行っても自己満足で終わってしまうため研究に対して熱心でない人が多いと考え、努力が相対的に数値化される全ゼミ参加型の論文コンクールを企画・運営しました。企画の運営を行う中で、常に全体を意識し、第三者の視点で見る力を養いました。社会ではこの能力を生かし、常に顧客の課題について主観と客観の両方からアプローチして問題を解決していきたいです。

信金中央金庫対策：エントリーシート (ES)の問題と解答例③

【質問】学生時代に特に力を入れて取り組んだことについて、その経緯や過程を含めて具体的に記入して下さい。

【回答】演劇サークルの公演動員数を増加させることです。 サークルでは動員数が伸びないことが悩みでした。メンバー全員で作った作品を多くの人に見てもらいたかったので部長になったことを一つの契機として動き始めました。 私は最終的な目標を決めてそれを達成するための目標と課題を考えることが大事だと考えています。1年後の公演では現在の観客の倍である200人にするという目標を立てました。その目標を達成するために、動員数をコントロールできるようになることを課題としました。 学生演劇では客層の主が団員の知り合い・他劇団の団員なのでその層を多くすることを重視していました。しかし最大数が決まっている層が原因だとは思えなかったので、過去の資料を調べてみました。その結果、初来場のチラシなどを見てきてくれた一見のお客様のリピーター率が低いことが原因だと分かりました。 そこでSNSを用いて今まで演劇を見たことのない層に対する宣伝を行なったりし、リピーター率を上げるためにはプロの劇団で働いている先輩に受付や場内スタッフに対してワークショップを開いていただきました。 最終的には引退公演で212人の来場者数を記録出来ました。

信金中央金庫のエントリーシート(ES)の書き方は例を参考にオーソドックスな質問を600文字の制限内で読み手を意識した論理的な内容で書くことが必要

信金中央金庫のエントリーシート(ES)の質問例と解答例でした。
信金中央金庫のエントリーシート(ES)では、そこまで突飛な質問というものはされませんが、「具体的」な書き方を要求してきます。
そのため、なぜそのような問題意識を持ったのか、そして何をしたのか、その過程でどのようなトラブルがあったのかをしっかりと書くといいようです。
論理的に文章を展開させていけば、そこまで難しい書き方というわけではありません。
信金中央金庫が求める人材像を意識しながら、書いてみましょう。