2020年06月30日(火) 更新
三菱東京UFJ銀行のインターンシップの内容と受かるための選考対策
目次
三菱東京UFJ銀行について知ろう!
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)のインターンシップの選考と対策について見ていきますが、どんな企業なのか沿革・概要について簡潔に確認してみましょう。三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の子会社都市銀行ですから、その辺りの概要は今一度確認しておいた方がいいですね。
UFJ銀行と東京三菱銀行の合併により誕生
三菱東京UFJ銀行は、2006年にUFJ銀行と東京三菱銀行が合併して誕生した都市銀行です。なお、UFJ銀行と東京三菱銀行も、前身の銀行の合併によってできた会社であり、現在の三菱東京UFJ銀行は、業界最大手のメガバンクとなっています。UFJ銀行と東京三菱銀行の前身を遡っていくと、三菱銀行・三和銀行・東海銀行・東京銀行などが挙げられますので、そういった歴史をたどって誕生した銀行だとおさえておきましょう。
三菱UFJ銀行は誤表記なので注意
三菱UFJ銀行という表記がされるケースがしばしばありますが、この「三菱UFJ銀行」というのは、正確な表示名と比べると誤表記になります。また三菱UFJ銀行以外にも、東京三菱UFJ銀行という誤表記も見受けられます。これは、東京三菱銀行とUFJ銀行が合併したため、語順を間違えているのが原因でしょう。三菱UFJ銀行にしても東京三菱UFJ銀行にしても、正式名称ではないので注意してくださいね。
銀行業界でもトップクラスの規模
三菱東京UFJ銀行の金融持ち株会社である三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループが国内三大メガバンクと言われています。それだけ規模の大きな銀行ですから、全国から応募者が集まります。志望者は対策を練りましょう。
三菱東京UFJ銀行の事業内容・状況について
IR情報からわかる三菱東京UFJ銀行の事業内容・状況について解説します。『2016年度第3四半期決算ハイライト』によると、2016年第3期の業務純益は1兆0,606億円、 前年同期比-1,083億円、経常利益は1兆2,122億円前年同期比-1,286億円でした。 また『CLSAジャパンフォーラム2016』(2016年2月23日開催のプレゼンテーション資料)によると、個人運用を増やすためにも、高齢化・相続税改正等によって高まる資産承継ニーズに柔軟に応えられるような取り組みをしています。
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)のインターン選考対策①:概要を知る
三菱東京UFJ銀行のインターンシップへの参加を考えているなら、まず初めの対策としてインターンシップ概要について調べましょう。三菱東京UFJ銀行のインターンシップで何を学べるかを知るのは、選考過程で志望動機を伝える際に重要となってきます。企業研究とともにインターンシップについて把握しておく事も大切な選考対策と言えます。
企業を理解したうえで企画設計からプレゼンまで行う
三菱東京UFJ銀行のインターンシップでは、以下のようにプロジェクトを実際に行うようになります。
■企業を理解する
銀行の顧客である様々な企業の問題や課題に対して、チームで討論を行います。企業の問題点の本質を見抜く力が養われるはずです。専門チームによる講義なども行われます。
■インタビュー
企業の担当の行員に対して、インタビューを行います。企業が抱える問題やリアルな悩みなどを聴く事ができるのです。
■企画設計を行う
自分たちが理解した内容をもとに、プレゼンテーションを行うための企画設計を行います。責任者から様々なアドバイスをもらい、完成度をあげていく事になります。
■プレゼンテーション
実際にプレゼンテーションを行ってフィードバックを受けます。
インターンで仕事の本質と現実を知ることができる
三菱東京UFJ銀行のインターンシップは、働くという事の本質を学べるインターンシップです。実際に第一線で活躍しているバンカーに話を聞き、働くという事に対する意識の高さや、プロフェッショナルとしてのプライドを学びます。
表向きの事柄だけではなく、バンカーとしての悩みや葛藤など、生の声が聴けるインターンシップですので、仕事の本質を知る事ができるはずです。
三菱東京UFJ銀行インターン倍率は高い
インターンが選考対策とご紹介しましたが、こちらの「三菱東京UFJ銀行インターン倍率」は高い倍率になっています。その背景には、金融業界の就職人気は以前から高く、いまだにその倍率は高いままというバックボーンがあります。特に三菱東京UFJ銀行は国内屈指のメガバンクですから、その倍率も当然高いとうかがえますね。しかしながら、実際の倍率については公表していないのが現状です。したがって、倍率が○倍だから…という考え方を避け、以下で挙げる対策を着実にこなしながら高い倍率を勝ち抜くという姿勢がおすすめです。
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)のインターン選考対策②:エントリーシート
三菱東京UFJ銀行といえば、日本の3大メガバンクのうちの1つです。当然のようにインターンシップ参加希望者も多く、エントリーシート選考は最初の難関と言えるでしょう。
エントリーシート対策をしっかりとしなければ、勝負の舞台に立つ事すらできません。1つの文法ミスもないように、何度もチェックするようにしましょう。以下に、インターンシップ選考の内容と対策についてまとめておきました。
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)のエントリーシート項目例
三菱東京UFJ銀行の過去のエントリーシート項目を下記に挙げておきます。
・「インターシップを希望した理由」
・「〝働く〟ということを、あなたなりに表現してください」
・「学生生活の中で、最も力を入れていることを具体的に教えてください」
特別な項目としては2番目の、「〝働く〟ということを表現してください」という項目でしょう。それ以外は、他の企業のエントリーシートにもあるような一般的な内容です。
倍率を勝ち抜くのに必要なのは働くことへの意識
三菱東京UFJ銀行が重要視しているのは、働くということをどう捉えるかという点です。
自分なりの切り口で話を広げていき、最終的な答えを書くようにしましょう。まったく、わからないという人は、「社会への恩返し」「人間力を高めるもの」といような切り口で書く人も多いようなので、参考にして対策を立ててください。他の2つの項目についても対策の油断は禁物です。
一般的な項目だけに、他の人との差が出るのはこのような部分です。対策としては独創的な意見を書くようにしましょう。
大手企業の内定を得たエントリーシート(ES)から学ぶ
大手企業に内定した先輩方は、どのようなESを作成したのでしょうか。内定者の回答から、どのような考え方、アピールをしているのかを把握しましょう。「内定者ES100社まとめ」では、なかなか見ることのできないESを100社分ご用意しました!ANA、トヨタ、三菱東京UFJ銀行、伊藤忠商事、サントリー、IBMなど、就活でも人気が高い企業のESを無料でダウンロードできるため、内定者の回答だけでなく設問の確認がしたいという就活生にもおすすめです。
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)のインターン選考対策③:グループディスカッション
三菱東京UFJ銀行のインターンシップ選考では、グループディスカッションが行われます。エントリーシートの通過者は1500人を超えるといわれていますので、グループディスカッション選考でかなりの人数が落とされるということになります。面接官に好印象を与えるように心がけておきましょう。
以下に、グループディスカッション選考の内容と対策をまとめます。
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)のグループディスカッションのテーマ例
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)の過去に行われたグループディスカッションのテーマを下記に挙げておきます。
・「成功するために必要なものは、努力と才能、どちらか」
・「テーマパークを建設するとしたら、どのようなテーマパークを建設するか」
・「今、あなた達は東京の豊洲で新しくテーマパークを開設する予定である。初期投資は50億円である。その為に、あなたは投資家から20億円を投資してもらい、銀行から40億円を借入る予定である。その時、あなた達はどのような企画書を作成するか、話し合いなさい。」
何かを作るとしたら、というテーマはよく出るようです。ただ、正解のないものがテーマになることもあるため、絞るのは難しいです。
グループディスカッションでは短時間で核心を突こう
三菱東京UFJ銀行のグループディスカッションは、面接官2人に対して学生が8人前後いるようです。時間も30分ほどのため、単純計算で面接官1人が1人の学生を見ている時間は3~4分ということになります。
発言の機会を増やし、その内容も核心をついたものや、的を得たものでないと印象に残るのは難しいでしょう。対策としては、インターンシップに何としても参加したいという強い意志を持ち、積極的に発言することを心がけましょう。
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)のインターンシップ選考対策で重要なのは高い意識と核心を突く力
三菱東京UFJ銀行(MUFJ)のインターンシップ選考とその対策について見てきましたが、いかがでしたか。三菱UFJフィナンシャル・グループのメガバンク、三菱東京UFJ銀行は当然そのインターンも人気で倍率が高いです。そちらの高い「三菱東京UFJインターン倍率」勝ち抜くために、是非対策を立てましょう。
三菱東京UFJ銀行のインターンシップに参加すれば、現役社員との交流や企画設計、プレゼンを通して、仕事の本質やリアルな現場に触れることができるのです。三菱東京UFJ銀行のインターンシップでの体験は、実際に働くことになったときに活かせる有益なものとなるに違いありません。その体験を得るためにも、的を得た対策を立ててインターンシップ選考に挑みましょう。
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