2016年11月29日(火) 更新

共同通信社を受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

共同通信社の労働環境について①:業務内容

共同通信社の労働環境について、初めに業務内容を見ていきます。共同通信社は、ニュース配信事業を中心に展開しています。通信社の中でも大手の企業です。国内、海外のニュースを取材、編集し、全国の新聞社、NHK、民間放送局、海外メディア、在外公館、インタネットなどに配信します。

職種ごとの業務内容を把握しよう

それでは、共同通信社の業務内容を職種別に分けて見ていきましょう。業務内容として、以下のような例が挙げられます。また、このほかにも様々な仕事や業務内容があります。

記者の業務内容

◆記者
どんなニュースの現場にも駆けつけ、取材をする。新人の場合は、国内の支社局で事件、事故、行政など、地域のテーマを担当する。

◆運動記者
幅広く国内外のスポーツを取材する。勝敗を分析したり、選手の内面を描くだけでなく、各種競技の記録配信や、外国通信社の記事の翻訳も行う。

◆校閲専門記者
通信社の中枢・ニュースセンターで、すべての記事や写真説明、図解に目を通し、誤りはないか、分かりやすいか、フェアであるかをチェックする。

◆英文記者
日本で起きたことを世界に伝える。日本語の配信記事を英文ニュースに翻訳・編集するだけでなく、自分で現場に足を運び、独自の記事を書くこともある。

◆写真・映像記者
機材を担いでどこへでも行く体力と、チャンスを逃さない集中力で、時代を切り取り、真相を伝える写真・映像をカメラにおさめる。

◆グラフィック記者
図で示す解説記事や、地図、グラフ、イラスト、表など、分かりやすい記事のためにどう見せるかを工夫する。

会社の管理に関わる業務内容

◆管理・ビジネス部門
総務、人事、労務、経理といった管理部門や、加盟新聞社・契約放送局との関係を築く業務で、共同通信社のニュース活動を支える。

◆システム部門
ニュース集配信システムの管理・開発に取り組むほか、情報社会の変化・革新に常に対応している。

共同通信社の労働環境について②:労働時間はローテーション制

続いて、共同通信社の労働時間についてご紹介します。共同通信社の勤務時間は、8時間となっており、そのうち休憩が1時間です。ただ、共同通信社は24時間体制の通信社ですので、決まった出社時間、退社時間というものはありません。勤務ローテーション制となっており、深夜業務や宿直などもあります。
また職種によってはみなし労働時間8時間30分の、裁量労働制を適用している場合もあります。

共同通信社の休日・休暇制度

共同通信社の休日・休暇制度についても見ておきましょう。2014年度の実績では、協同通信社の休日は年間107日となっています。年次有給休暇は初年度で13となっており、勤続1年以上で20~30日となっています。年次有給休暇制度は事前の申請が必要なので、会社規定を把握してから申請しましょう。
このほか、出産、結婚、忌引などの特別休暇や、リフレッシュ休暇、勤続慰労休暇などの有給休暇があります。また、休日休暇は勤務シフトによって他の日に振り返ることもあるようです。

共同通信社の労働環境について③:残業時間

共同通信社の労働時間の次は、残業時間を見ていきましょう。共同通信社の残業時間は、職種によって異なるようです。また、事件や事故というものはいつ起こるか分からないものでもあります。ときによっては、残業が予想外に長くなる場合もあるかもしれません。配属される職種がどのくらい残業しているのか、労働時間と合わせて確認できると良いですね。

共同通信社の業務内容はニュースの取材・編集・配信が中心で労働時間は職種によって異なる

共同通信社の業務内容と労働環境、労働時間についてご紹介しました。就活生は、この業務内容や業界の一般的な労働環境を知り、エントリーしましょう。共同通信社の業務内容はニュースの取材・編集・配信が中心で、協同通信社は、通信社として大手の企業です。24時間いつでもニュースに対応するために、労働時間はローテーション制となっており、残業時間も一定ではありません。
このような業務内容や業界の研究は、志望動機やエントリーシートにも役立ちますので、エントリー前に把握する必要があります。入社後のミスマッチを防ぐためにも、労働時間や業務内容をしっかり把握しておきましょう。

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